息子用。
シリーズものです。
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”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫) 文庫 – 2006/8/30
文芸部部長・天野遠子。自称“文学少女”。彼女は、実は食べ物の代わりに物語を食べる妖怪だ。彼女の後輩・井上心葉は、常に彼女に振り回され、「おやつ」を書かされている。そんなある日、文芸部の「恋の相談ポスト」に「憎い」「幽霊が」などと書かれた紙片や、数字を書き連ねた謎の紙が投げ込まれる。文芸部への挑戦だと、心葉を巻き込んで調査をはじめる遠子だが、見つけた「犯人」は、「わたし、もう死んでるの」と笑う少女で——!?学園ミステリー、ビター&スイートな第2弾!
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2006/8/30
- ISBN-104757729154
- ISBN-13978-4757729155
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2006/8/30)
- 発売日 : 2006/8/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 4757729154
- ISBN-13 : 978-4757729155
- Amazon 売れ筋ランキング: - 581,308位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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福島出身。『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回えんため大賞小説部門最優秀賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 “文学少女”と恋する挿話集3 (ISBN-13: 978-4047264878 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
謎の数字の言葉を投函している「幽霊」の正体を突き止めようと、
遠子先輩が動き出し、心葉が引きずられる。巻き込まれた心葉だが、
麻貴先輩や、遠子先輩の弟の流人により、
どんどん深みにはまってゆく。
そして、狂気な悲しい物語にたどり着く。
伏線をもっと書いて欲しかったですね。それを含めて、伏線とその回収には
やや不満はありますが、買って損はないでしょう。
前作の「死にたがりの道化」の方が読んでて面白かったですが。
題材となっていた、ブロンテ著「嵐が丘」を読んだことはありませんでしたが、
十分楽しめました(有名だそうですね)。ドラマCDも発売されるようですね。買うつもりです。
遠子先輩が動き出し、心葉が引きずられる。巻き込まれた心葉だが、
麻貴先輩や、遠子先輩の弟の流人により、
どんどん深みにはまってゆく。
そして、狂気な悲しい物語にたどり着く。
伏線をもっと書いて欲しかったですね。それを含めて、伏線とその回収には
やや不満はありますが、買って損はないでしょう。
前作の「死にたがりの道化」の方が読んでて面白かったですが。
題材となっていた、ブロンテ著「嵐が丘」を読んだことはありませんでしたが、
十分楽しめました(有名だそうですね)。ドラマCDも発売されるようですね。買うつもりです。
2017年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文学を自称する作品はやたらと重広長厚を佳しとして形骸化するけど、これもどーなの?これもうラノベの域を超えてしまっているよね。ライトじゃないヘビーな悲恋モノだという訳ね。
2007年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったので、オススメです。
シリーズ1作目と思い、この本を買いました。(これは2作目。ちっ)
知らない作家、且つティーンズ文庫というので二の足を踏んでいたんですが、
レビューが良かったので買ってみました。
魅力的なキャラクター(無茶設定ですが)、読みやすい文体、引き込まれる
ストーリー・・・西尾維新的です。戯言シリーズや化物語が好きなら、
一度、読んでみてください。
シリーズ1作目と思い、この本を買いました。(これは2作目。ちっ)
知らない作家、且つティーンズ文庫というので二の足を踏んでいたんですが、
レビューが良かったので買ってみました。
魅力的なキャラクター(無茶設定ですが)、読みやすい文体、引き込まれる
ストーリー・・・西尾維新的です。戯言シリーズや化物語が好きなら、
一度、読んでみてください。
2018年10月22日に日本でレビュー済み
文学少女『天野遠子』先輩のビジュアル的破壊力に圧倒される形で、前作『死にたがりの道化』を購入。かなりの高確率で、小説を読み始めて3分以内に居眠りをしてしまう生まれながらの『文盲亡者』である私が3度読み返してしまうくらい、面白かったと思います。その勢いで、続編に当たる当書籍を購入。読み始めたのですが…。
この続編、どういう訳か遠子先輩の活躍が殆どありません。事実上、傍観者・兼・説明役に終始してしまってます。このエピソード、学園ミステリー…というよりも、実質、『嵐が丘』…なる知る人ぞ知る…といった感じのドロドロの愛憎劇のパロディーじゃないかと思います。私は、この物語を知りません。名前すら知りません。作中の説明によれば、どうやら、性欲と支配欲と独占欲、そして憎悪しか知らない未成熟な半人間&人非人たちのバトルロワイヤル…と言った感じの、私のような文盲から見れば、精神衛生上芳しからぬ文学のカバーストーリーと言った感じで、当エピソードは、そんな『嵐が丘』のカバー作品といった感じです。そして、それを演じる二人の登場人物を見て、遠子先輩が同情の涙を流すといった感じのストーリーです。読んでいて、かなりの苦痛を伴う退屈を感じながら、何度も何度も居眠りを繰り返し、膨大な時間をかけて、やっと読み終えました。
自分の元彼女に復讐する(?)ために、その元彼女に瓜二つの少女を監禁し、虐待を繰り返す…という、大昔の鬼畜エロゲのようなストーリー(?)展開には、正直、ついていけませんでしたし、この男・黒崎なる非人・変質者(…ですよね?…というか、この男、幼女虐待致死の殺人鬼じゃあ…?)に対しては、最大級の侮蔑と気色悪さしか感じませんでした。そんな黒崎への同情を誘うような終盤の雰囲気に、物語としての無理・破綻を感じます。遠子先輩の弟(…こんなヤツいないだろう…的な白けムードが半端ない)もそうだけど、どんなに熟練されたプロの作家の文章で取り繕ってみても、つぎはぎは所詮、つぎはぎに過ぎないと思いました。もう少し丁寧にやってほしかったと思います。非常に残念です。
私個人的には、全編中唯一、遠子先輩と琴吹さんが意気投合し、心葉くんを困らせるシーンは面白かったと思います。(この辺りだけは一気に20ページほど読み干しました。)ので、☆3つとさせていただきます。
この続編、どういう訳か遠子先輩の活躍が殆どありません。事実上、傍観者・兼・説明役に終始してしまってます。このエピソード、学園ミステリー…というよりも、実質、『嵐が丘』…なる知る人ぞ知る…といった感じのドロドロの愛憎劇のパロディーじゃないかと思います。私は、この物語を知りません。名前すら知りません。作中の説明によれば、どうやら、性欲と支配欲と独占欲、そして憎悪しか知らない未成熟な半人間&人非人たちのバトルロワイヤル…と言った感じの、私のような文盲から見れば、精神衛生上芳しからぬ文学のカバーストーリーと言った感じで、当エピソードは、そんな『嵐が丘』のカバー作品といった感じです。そして、それを演じる二人の登場人物を見て、遠子先輩が同情の涙を流すといった感じのストーリーです。読んでいて、かなりの苦痛を伴う退屈を感じながら、何度も何度も居眠りを繰り返し、膨大な時間をかけて、やっと読み終えました。
自分の元彼女に復讐する(?)ために、その元彼女に瓜二つの少女を監禁し、虐待を繰り返す…という、大昔の鬼畜エロゲのようなストーリー(?)展開には、正直、ついていけませんでしたし、この男・黒崎なる非人・変質者(…ですよね?…というか、この男、幼女虐待致死の殺人鬼じゃあ…?)に対しては、最大級の侮蔑と気色悪さしか感じませんでした。そんな黒崎への同情を誘うような終盤の雰囲気に、物語としての無理・破綻を感じます。遠子先輩の弟(…こんなヤツいないだろう…的な白けムードが半端ない)もそうだけど、どんなに熟練されたプロの作家の文章で取り繕ってみても、つぎはぎは所詮、つぎはぎに過ぎないと思いました。もう少し丁寧にやってほしかったと思います。非常に残念です。
私個人的には、全編中唯一、遠子先輩と琴吹さんが意気投合し、心葉くんを困らせるシーンは面白かったと思います。(この辺りだけは一気に20ページほど読み干しました。)ので、☆3つとさせていただきます。
2011年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
E.ブロンテの「嵐が丘」も、C.ブロンテの「ジェーン・エア」も中学生のとき読んだのですが、全く記憶に残ってません。本作で引用されているようなドロドロのホラーならもっと記憶に残っていると思たのですが?小説をネタにした文学少女第2弾は重厚なミステリ。引用にも落ちにも工夫がされてあり、とても感心しました。作者の構成力の巧みさがずば抜けています。ますます、楽しみなシリーズになりました。
2007年9月1日に日本でレビュー済み
(文学少女〉シリーズ2作目。
今回、文学少女の前に現れるのは満たされることのない想いを
抱え、運命の袋小路に追い込まれる“飢え渇く幽霊”達です。
とにかく「どろどろ」。
一歩間違えば喜劇になりそうな、暗い情念の
交錯を描く メロドラマ 的悲劇が展開されます。
読者としては遠子や心葉と同じく、嵐のように吹きすさぶ
人の愛憎の激しさに翻弄されるしかないのかもしれません。
さて、本巻では遠子が居候する家の息子・櫻井流人が初登場。
一見軟派で、特殊な恋愛観を持つ真正プレイボーイですが、
実は男気もある奴。しかし、それが裏目に出てしまい……。
レギュラーでは、学園理事長の孫・姫倉麻貴がいよいよ本領発揮。
今回は、かなり重要な役割を担います。
もう一人のレギュラー“ツンデレ少女”琴吹ななせは、……。
次巻以降、彼女が報われる話を期待します。
(いや、マジで)
今回、文学少女の前に現れるのは満たされることのない想いを
抱え、運命の袋小路に追い込まれる“飢え渇く幽霊”達です。
とにかく「どろどろ」。
一歩間違えば喜劇になりそうな、暗い情念の
交錯を描く メロドラマ 的悲劇が展開されます。
読者としては遠子や心葉と同じく、嵐のように吹きすさぶ
人の愛憎の激しさに翻弄されるしかないのかもしれません。
さて、本巻では遠子が居候する家の息子・櫻井流人が初登場。
一見軟派で、特殊な恋愛観を持つ真正プレイボーイですが、
実は男気もある奴。しかし、それが裏目に出てしまい……。
レギュラーでは、学園理事長の孫・姫倉麻貴がいよいよ本領発揮。
今回は、かなり重要な役割を担います。
もう一人のレギュラー“ツンデレ少女”琴吹ななせは、……。
次巻以降、彼女が報われる話を期待します。
(いや、マジで)
2018年6月19日に日本でレビュー済み
普通の恋愛を題材にするだけでなく、こういったものを題材にするとは凄い。
文句無しの☆5です。
文句無しの☆5です。