1〜4巻全てを通した感想を書かせて頂きます。
私は最近、あまり恋愛を主軸にしない漫画ばかりを読んでいました。
理由は少女漫画のようなものはどれも一様に内容が偏っており都合のいい話しが多いというイメージが強かったからです。
(最近はドラマでもそういう傾向のものが人気があったりしますよね)
しかし、入江亜季先生の作品はそれらしかないと思っていた少女漫画に対しての自分のイメージを見事に払拭してくださいました。
(この漫画が少女漫画に分類するのかどうかは分かりませんが。)
入江先生の描く女性キャラは嫌味がなく、どのキャラも美しく、そして可愛いのです。
男性キャラや子供もすごく好きになれました。
しかも、絵も最近はデジタルで描かれている人が多い中、アナログで丁寧に細かく描かれており、重厚でとても綺麗なので私は好きです。
でも、デジタルの絵も好きですよ。
お話しはみなさんが申し上げているようにどこか洒落が効いており、なんだか愉快で不思議な雰囲気です。
最後に、勝手な感想なのであしからず。
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群青学舎 一巻 (ビームコミックス) コミック – 2006/8/31
入江 亜季
(著)
群青学舎 一巻 (ビームコミックス)
- 本の長さ244ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2006/8/31
- ISBN-104757729189
- ISBN-13978-4757729186
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2006/8/31)
- 発売日 : 2006/8/31
- 言語 : 日本語
- コミック : 244ページ
- ISBN-10 : 4757729189
- ISBN-13 : 978-4757729186
- Amazon 売れ筋ランキング: - 461,315位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
皆さんのおっしゃるとおり、いろいろな話が入っている。短編集を買って、一つか二つ大好きな話があったら損をした気分にはならない、という方にはお薦めする。
個人的に気にいったのは、まず「森へ」という作品。なんとセリフが一言しか出てこないが、それだけにいろいろな読み方ができる。「蟲師」の日本の山野の雰囲気がお好きな方は、いけると思う。
それから最後の「アルベルティーナ」。ヨーロッパのカフェを舞台にした、派手さはないが、お洒落な作品だ。ここの看板娘さん、ティナさんは文句のない美人だ。冬目景の「イエスタディをうたって」の杏子さんを、もうちょっと意地悪げにした(?)感じ。
ほかの作品も、それぞれにいい味を出しているが、どうしようもない家族に苦しんでいる方は、やめておいた方がいいかも。その手の話が少し長めに入っている。
個人的に気にいったのは、まず「森へ」という作品。なんとセリフが一言しか出てこないが、それだけにいろいろな読み方ができる。「蟲師」の日本の山野の雰囲気がお好きな方は、いけると思う。
それから最後の「アルベルティーナ」。ヨーロッパのカフェを舞台にした、派手さはないが、お洒落な作品だ。ここの看板娘さん、ティナさんは文句のない美人だ。冬目景の「イエスタディをうたって」の杏子さんを、もうちょっと意地悪げにした(?)感じ。
ほかの作品も、それぞれにいい味を出しているが、どうしようもない家族に苦しんでいる方は、やめておいた方がいいかも。その手の話が少し長めに入っている。
2010年5月9日に日本でレビュー済み
とてもキレイな絵でまるで色でも着いているかのように鮮やかな漫画だと思います。
が、それで終わってしまうお話の内容でした。
伝えようとしている事や読後感がまるでないのです。何も考えずに漫画を読みたいという方にはお勧めかもしれません。
絵が美味いだけに残念。
今後の作品に期待させて頂きます!
が、それで終わってしまうお話の内容でした。
伝えようとしている事や読後感がまるでないのです。何も考えずに漫画を読みたいという方にはお勧めかもしれません。
絵が美味いだけに残念。
今後の作品に期待させて頂きます!
2016年7月12日に日本でレビュー済み
全4巻。1-4話くらいの読み切り短編集。
各話の主人公は幼児から老年まで、時代は現代だったり中世ヨーロッパ的だったり、舞台は小中高、大学の研究室?、架空世界の学園だったり。ジャンルいろいろ。
学舎というので学校に関連する話かと思いきや、一部そうでないものも。
家族愛、恋愛、友情、信頼…人と人(時々人ならざるもの)の心の触れ合いや交流をさわやかに描いていて、
必ずしもハッピーな話だけではないものの、
すがすがしい読後感で、読みやすかった。
各話の主人公は幼児から老年まで、時代は現代だったり中世ヨーロッパ的だったり、舞台は小中高、大学の研究室?、架空世界の学園だったり。ジャンルいろいろ。
学舎というので学校に関連する話かと思いきや、一部そうでないものも。
家族愛、恋愛、友情、信頼…人と人(時々人ならざるもの)の心の触れ合いや交流をさわやかに描いていて、
必ずしもハッピーな話だけではないものの、
すがすがしい読後感で、読みやすかった。
2009年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友達に薦められて購入。
個人的に 白い火 という3話構成のお話が とにかく好きでした。
高校生で クールで優等生そうな女の子と 不良っぽい おっきい男の子の恋愛模様
のお話です。
上のキャラだけで ピン と来る人には 絶対おすすめです。
他の巻も購入しましたが、 お話的にも、絵柄的にも この1巻が一番好きかもしれません。
白い火が気に入って 他の巻を読んでいない方は 4巻も購入される事をおすすめします…!
個人的に 白い火 という3話構成のお話が とにかく好きでした。
高校生で クールで優等生そうな女の子と 不良っぽい おっきい男の子の恋愛模様
のお話です。
上のキャラだけで ピン と来る人には 絶対おすすめです。
他の巻も購入しましたが、 お話的にも、絵柄的にも この1巻が一番好きかもしれません。
白い火が気に入って 他の巻を読んでいない方は 4巻も購入される事をおすすめします…!
2009年10月23日に日本でレビュー済み
この作品なにがいいかというと、あのウェット感。
作品自体はファンタジーで内寓話的な作品とか、童話といったものが多い。
日本の宮崎系好きなら結構好きだと思う。
個人的にはあの木造図書館のカビの匂いだとか、湿気のこもった森とか、教室の影の埃っぽい感じとか、雰囲気が大好きでついつい買っている作家さん。
作品自体はファンタジーで内寓話的な作品とか、童話といったものが多い。
日本の宮崎系好きなら結構好きだと思う。
個人的にはあの木造図書館のカビの匂いだとか、湿気のこもった森とか、教室の影の埃っぽい感じとか、雰囲気が大好きでついつい買っている作家さん。
2006年10月31日に日本でレビュー済み
第二話 「とりこの姫」まで読んでもう安心。
あとは一気。
一時在庫切れになるわけだ。
感性が本調子で無いと100%楽しめない珠玉の短編集。
戸田誠二の線描をより繊細にし、
女性をもっときれいにして、
設定はぐっと等身大に、
巧みな起承転と、
意外感はないけどしんみりする結。
それを、
広義の「学舎」を舞台に、
吉野朔実のような読み取るのに高感度が要求される
登場人物の心理のざわめきを、
最低限の科白で、
情感豊に描写している、
と精一杯表現しても半分くらい・・・
「ピンク・チョコレート」と「アルベルティーナ」
が個人的には双璧。
どちらも自分の「初めての」感情に、
不器用に戸惑う群青な生徒を見事に描いてます。
あとは一気。
一時在庫切れになるわけだ。
感性が本調子で無いと100%楽しめない珠玉の短編集。
戸田誠二の線描をより繊細にし、
女性をもっときれいにして、
設定はぐっと等身大に、
巧みな起承転と、
意外感はないけどしんみりする結。
それを、
広義の「学舎」を舞台に、
吉野朔実のような読み取るのに高感度が要求される
登場人物の心理のざわめきを、
最低限の科白で、
情感豊に描写している、
と精一杯表現しても半分くらい・・・
「ピンク・チョコレート」と「アルベルティーナ」
が個人的には双璧。
どちらも自分の「初めての」感情に、
不器用に戸惑う群青な生徒を見事に描いてます。
2014年4月20日に日本でレビュー済み
評価が高くて気になっていたので、機会があり4巻までまとめて購入。
絵は綺麗で、お話も個性的、キャラクターも作者さんなりに深められているなあと思います。
風景や場面設定だけ取っても、作品ごとに色んな世界を見せてくれます。
作家さんの感性に合う、合わないはともかくいい漫画だと思いました。
ただ、絵・キャラの性格造形・場面の魅せ方とか(このコマではこのキャラのこの格好よさ/可愛さを強調したいというような)
が少女マンガをベースに作られている気がしました。
あんまり少女漫画も少年漫画も読む人間ではありませんが、
「自分の恋愛感情を優先して、部下の引き止めも格好良く振り切り危険な敵地に突き進むお姫様」がいたり(お話としては当然勝つ)、
妙に恋愛至上的な傾向がある気がします。
恋愛ものの話でも、当の恋物語以外に面白みがあるのがこの作者さんのいい所。
ただ、恋愛している男女をかわいく眺めて応援しながら読んでいく、という読み方が必要な話が多かったと思っています。
絵は綺麗で、お話も個性的、キャラクターも作者さんなりに深められているなあと思います。
風景や場面設定だけ取っても、作品ごとに色んな世界を見せてくれます。
作家さんの感性に合う、合わないはともかくいい漫画だと思いました。
ただ、絵・キャラの性格造形・場面の魅せ方とか(このコマではこのキャラのこの格好よさ/可愛さを強調したいというような)
が少女マンガをベースに作られている気がしました。
あんまり少女漫画も少年漫画も読む人間ではありませんが、
「自分の恋愛感情を優先して、部下の引き止めも格好良く振り切り危険な敵地に突き進むお姫様」がいたり(お話としては当然勝つ)、
妙に恋愛至上的な傾向がある気がします。
恋愛ものの話でも、当の恋物語以外に面白みがあるのがこの作者さんのいい所。
ただ、恋愛している男女をかわいく眺めて応援しながら読んでいく、という読み方が必要な話が多かったと思っています。