第一巻に続き、モンちゃんとトシの殺戮、逃亡劇が描かれる。
モンちゃんに惹かれ武器を提供した初江のエピソード、新聞記者星野とマタギ、飯島猛の登場。その後の物語へ繋がる重要人物が強い個性を持って現れる。
そしてモンちゃんとヒグマドンの初顔合わせ。
作品中最も精神的に残酷なトシの母親の病んでいく様がドキュメンタリーのように描かれている。
「犯罪の加害者の母親はこうなってしまう」という恐ろしいエピソード。これから犯罪をやろうとしている者に読ませれば抑止効果があるにちがいない。
第二巻はユリカンと著名な芸能人たちによるテレビ番組報道まで収録されている。
物語は第三巻にて更に脅威の展開を見せる。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (2)巻 (ビームコミックス) コミック – 2006/8/31
新井 英樹
(著)
- 本の長さ603ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2006/8/31
- ISBN-104757729219
- ISBN-13978-4757729216
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2006/8/31)
- 発売日 : 2006/8/31
- 言語 : 日本語
- コミック : 603ページ
- ISBN-10 : 4757729219
- ISBN-13 : 978-4757729216
- Amazon 売れ筋ランキング: - 105,822位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
3グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年11月29日に日本でレビュー済み
死の直前、深作欣二監督が
「ワールドイズマインってすげえ漫画があるんだ。
二人のテロリストがとにかく殺しまくる話なんだ」
と語っていて、映画化されるはずだったのは有名な
エピソードです。
でもあの時期の深作さんが撮ったら、
「バトル・ロワイヤル」みたいな勘違いの
暴力映画にしかなんなかっただろうから、
実現しなくて良かったと思います。
最後まで読めばわかるとおりこの話は、
ただバイオレンスやアクションを追求して、
あそこまで過剰に展開していったワケじゃ
ないこと、一目瞭然です。
「ガンツ」や「バトル・ロワイヤル」のように設定を極端にして、
もっともらしく暴力をエンタメ化してもてあそんでる
フィクションとは、全然別のジャンルだと思うのです。
特に終盤のトシのエピソードがそう
思わせるのです。
爆笑問題の太田さんが、秋葉原の事件について
ドストエフスキーを持ち出して否定してたけど、
この作品とか上げてやんなきゃ、あの犯人も
浮かばれないと、なんでか思った。許されないけど。
最後まで結論らしい結論ださなかった
新井さんは誠実だ!!
「ワールドイズマインってすげえ漫画があるんだ。
二人のテロリストがとにかく殺しまくる話なんだ」
と語っていて、映画化されるはずだったのは有名な
エピソードです。
でもあの時期の深作さんが撮ったら、
「バトル・ロワイヤル」みたいな勘違いの
暴力映画にしかなんなかっただろうから、
実現しなくて良かったと思います。
最後まで読めばわかるとおりこの話は、
ただバイオレンスやアクションを追求して、
あそこまで過剰に展開していったワケじゃ
ないこと、一目瞭然です。
「ガンツ」や「バトル・ロワイヤル」のように設定を極端にして、
もっともらしく暴力をエンタメ化してもてあそんでる
フィクションとは、全然別のジャンルだと思うのです。
特に終盤のトシのエピソードがそう
思わせるのです。
爆笑問題の太田さんが、秋葉原の事件について
ドストエフスキーを持ち出して否定してたけど、
この作品とか上げてやんなきゃ、あの犯人も
浮かばれないと、なんでか思った。許されないけど。
最後まで結論らしい結論ださなかった
新井さんは誠実だ!!
2007年5月7日に日本でレビュー済み
大好きなシーンがある。
ヒグマドンとモンちゃんが遭遇するシーンだ。
両者ともに人間の創造を超えた存在であり、
それらがぶつかり合うシーンは圧巻である。
そんな緊張したシーンの中にフト、
現代社会の象徴であるラジオの(しかもコメディー番組の)音声が紛れ込むのだ。
バカバカしいラジオの音声はモチロンシリアスな場面には場違いだし
フワフワと浮いたような不安定な気持ちになった。
しかしなんか、リアルだった。
われわれ日本人ががラジオやらテレビやらでアハハと笑っている間にも
(その笑いのために時に死者を冒涜さえするのだ。)
この地球では絶えず真剣に生と死がせめぎあっていることを
忘れてはならない。
本書にそう説かれた気がした。
ホントにすごい漫画です。
ヒグマドンとモンちゃんが遭遇するシーンだ。
両者ともに人間の創造を超えた存在であり、
それらがぶつかり合うシーンは圧巻である。
そんな緊張したシーンの中にフト、
現代社会の象徴であるラジオの(しかもコメディー番組の)音声が紛れ込むのだ。
バカバカしいラジオの音声はモチロンシリアスな場面には場違いだし
フワフワと浮いたような不安定な気持ちになった。
しかしなんか、リアルだった。
われわれ日本人ががラジオやらテレビやらでアハハと笑っている間にも
(その笑いのために時に死者を冒涜さえするのだ。)
この地球では絶えず真剣に生と死がせめぎあっていることを
忘れてはならない。
本書にそう説かれた気がした。
ホントにすごい漫画です。