作者のファンなので、新刊は迷わず購入しています。
作品はすべて、1話完結の読み切りものばかりですが、過去に発表された作品の世界で展開されるアナザーストーリーが多いので、いつもの作品を読んでいる感覚で、ファンとしては安心できるのですが、一見さんには物足りないかもしれませんね。
そんな中、
表題作である「コオニライフ」については、読んだあとちょっと考えさせられる内容だった気がします。
この作品の世界には、街にいろんな人が住んでいます。大きい人、耳が長い人、毛深い人、口が大きい人、などなど。
そして、この作品のヒロインは背丈が普通の人の半分しかない「小さい人」です。
両親は普通の人なので、当然「出生の秘密」があるのですが、その秘密というのが冷静になって考えると「アレ」なんですね。
そして、それに対する「オチ」も・・・この作者らしいほのぼの系の結末なんですが、見方によってはちょっと考えさせられる内容、な気がします。
ちなみに今回収録の6話のうち、3話は「はたらく少女」系、1話は「魔法」系、1話は「ファンタジー」系、1話は「普通の世界」系、でしょうか?
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よみきりものの… コオニライフ (ビームコミックス) コミック – 2006/9/25
竹本 泉
(著)
やっぱりちょっと不思議なかわいい女の子が活躍する(たまには男の子も……)、SFありファンタジーありミステリーあり温泉(?)ありの読み切りシリーズ新(?)連載、待望のコミックス化第1弾!! 何があっても絶好調な、竹本ワールド最新版!! まえがき、見開き扉、目次(以上カラー4ページ)、なかがき&あとがき(なんと11ページ!)を描き下ろし!! 収録作品は「魂の温泉」「海底の秘密」「サトミー・オペラ」「匠太郎とアンジェリケ 地下の黒砂糖事件」「コオニライフ」「50年の蜃気楼」の6作品。
- 本の長さ152ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2006/9/25
- ISBN-104757729642
- ISBN-13978-4757729643
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2006/9/25)
- 発売日 : 2006/9/25
- 言語 : 日本語
- コミック : 152ページ
- ISBN-10 : 4757729642
- ISBN-13 : 978-4757729643
- Amazon 売れ筋ランキング: - 476,751位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「よみきりものの」は全7巻からなりますが、文字どうり読み切りの短い作品ばかりなので、どこからでも読めます。
しかし、やや素っ気ない結末の作品もあり、そういう作品には、続編があるものが、いくつかあります。
そのため、もし読破する気がお有りなら、順番に読んだ方が分かりやすいです。
その順番とは;
第1巻、コオニライフ
第2巻、わらいの園々
第3巻、ヒトライフ
第4巻、やわらかくてグ
第5巻、北国楽園
第6巻、たちこめるバラのかおり
第7巻、魂のにぎわい
あくまで第1巻の例ですが、「サトミー・オペラ」などには後の巻に続編があるし、
「匠太郎とアンジェリケ、地下の黒砂糖事件」などは、オチ、つまり結末が無いに等しいです。
どの作品も、ファンタジックで奇想天外ですが、物語が十分に終結しないのです。
また、基本的に、作品に恋愛感情は入っていません。
こういう作品の傾向って、気軽で良いですね。
仕事、つまり働く女性は美しいという、著者の作品には一貫したポリシーがあり、こういう面は私は好きです。
この全7巻の作品集では、そういう面は目立ちませんが、それでも、理念としては生きています。
ファンタジックでありながら、一面現実的であるところもグッドです。
しかし、やや素っ気ない結末の作品もあり、そういう作品には、続編があるものが、いくつかあります。
そのため、もし読破する気がお有りなら、順番に読んだ方が分かりやすいです。
その順番とは;
第1巻、コオニライフ
第2巻、わらいの園々
第3巻、ヒトライフ
第4巻、やわらかくてグ
第5巻、北国楽園
第6巻、たちこめるバラのかおり
第7巻、魂のにぎわい
あくまで第1巻の例ですが、「サトミー・オペラ」などには後の巻に続編があるし、
「匠太郎とアンジェリケ、地下の黒砂糖事件」などは、オチ、つまり結末が無いに等しいです。
どの作品も、ファンタジックで奇想天外ですが、物語が十分に終結しないのです。
また、基本的に、作品に恋愛感情は入っていません。
こういう作品の傾向って、気軽で良いですね。
仕事、つまり働く女性は美しいという、著者の作品には一貫したポリシーがあり、こういう面は私は好きです。
この全7巻の作品集では、そういう面は目立ちませんが、それでも、理念としては生きています。
ファンタジックでありながら、一面現実的であるところもグッドです。