羽生生純は面白い。
絵は日本画風スタイリッシュで格好いい。
彼の描くキャラクターは他の漫画には登場させることができない個性を持っている。
私はこの「アワヤケ」はそんな羽生生純の作品の中でも一番の魅力を感じた。
羽生生純がサザエさんを描くのだから面白くないわけがない。
普通にハッピーエンド、バッドエンドで終わるわけがない。
ドキドキしながらページをめくり、あっと驚かされ、苦笑する。
何よりも父であろうとする父大惨事。常に苛立っている母乗子。
ナウシカばりに純真で性の価値観がおかしい長女ポニー。
無意味なことを追い求めるアナーキスト長男淡谷。
そしてその家族の中で唯一冷静な次男合体。
そんな5人が漫画というフォーマットでドタバタ家族劇場を上映している。
狂っているけど暖かなホームバラエティーだ。
これは漫画好きには是非最後まで読んでもらいたい作品です。
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アワヤケ 1 (ビームコミックス) コミック – 2007/2/26
羽生生 純
(著)
「恋の門」の羽生生純、会心の最新作品、開幕!
日本漫画界そっと激しくそびえ立つ異能の傑物・羽生生純が、傑作「恋の門」(実写映画化 監督・松尾スズキ)、問題作「青 -オールー」に続いて解き放つ、ファン熱狂の最新長編! 歪み、たわみ、のたうつ現代へと叩きつけた、哄笑と戦慄溢れる、“或る家族の肖像”!
日本漫画界そっと激しくそびえ立つ異能の傑物・羽生生純が、傑作「恋の門」(実写映画化 監督・松尾スズキ)、問題作「青 -オールー」に続いて解き放つ、ファン熱狂の最新長編! 歪み、たわみ、のたうつ現代へと叩きつけた、哄笑と戦慄溢れる、“或る家族の肖像”!
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2007/2/26
- ISBN-104757733216
- ISBN-13978-4757733213
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2007/2/26)
- 発売日 : 2007/2/26
- 言語 : 日本語
- コミック : 212ページ
- ISBN-10 : 4757733216
- ISBN-13 : 978-4757733213
- Amazon 売れ筋ランキング: - 554,506位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年3月4日に日本でレビュー済み
羽生生純は、日本漫画界でも突出した個性を誇る才能だ。
松尾スズキの初監督映画に選ばれた「恋の門」にせよ、それに続く長編作品「青」にせよ、羽生生漫画は、独自のナチュラルに狂った感覚が、実はしっかりとしている「物語性」に支えられていて、その「外見(絵柄など)」とは裏腹の、高い娯楽性を常に備えている。
本作では、大傑作「ワガランナァー」以来、久々にそのギャグセンスを縦横に発揮してくれている。
なんといっても羽生生は、竹熊健太郎が「サルまん」に続く作品に、相原コージの代わりとして起用されることによって(「ファミ通のアレ(仮)」復刊熱望!)、デビューした漫画家なのだから。
この特別な漫画家が、新しい作品を発表してくれることは、本当に嬉しい。
こんな絵、こんな話、他にはどこにもない。
この作家にしか描けない、そんな作品です。
松尾スズキの初監督映画に選ばれた「恋の門」にせよ、それに続く長編作品「青」にせよ、羽生生漫画は、独自のナチュラルに狂った感覚が、実はしっかりとしている「物語性」に支えられていて、その「外見(絵柄など)」とは裏腹の、高い娯楽性を常に備えている。
本作では、大傑作「ワガランナァー」以来、久々にそのギャグセンスを縦横に発揮してくれている。
なんといっても羽生生は、竹熊健太郎が「サルまん」に続く作品に、相原コージの代わりとして起用されることによって(「ファミ通のアレ(仮)」復刊熱望!)、デビューした漫画家なのだから。
この特別な漫画家が、新しい作品を発表してくれることは、本当に嬉しい。
こんな絵、こんな話、他にはどこにもない。
この作家にしか描けない、そんな作品です。