・「アウトサイダー」H・P・ラヴクラフト原作
・「中二階のある家」アントン・チェーホフ原作
・「二十六人の男と一人の少女」マクシム・ゴーリキー原作
・「呪画」
・「續呪画」
・「呪画之参」
・「呪画之四」
・「呪画之伍」
小説原作の話3本と、オリジナルの「呪画」シリーズ5本入り。
「中二階のある家」と「二十六人の男と一人の少女」はホラーではありません。
いつ怖い展開になるのかと思いつつ読んでたら怖くならないまま読み終わりました。
大人だけ出てくる作品では気付きませんでしたが、呪画シリーズでの子供とか赤ちゃんがわざとかと思うくらいかわいくなかったです。
でもたぶんわざとじゃなくて丸っこいかわいい物を描くのが苦手な方なんですよねきっと。
かわいくなくてもいいからもう少し赤ちゃんが赤ちゃんらしく描けていたらいいなとは思いますが、漫画自体は充分面白いし気に入りました。
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アウトサイダー (BEAM COMIX) コミック – 2007/6/25
田邊 剛
(著)
アウトサイダー (ビームコミックス) 田邊剛
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2007/6/25
- ISBN-104757735804
- ISBN-13978-4757735804
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2007/6/25)
- 発売日 : 2007/6/25
- 言語 : 日本語
- コミック : 223ページ
- ISBN-10 : 4757735804
- ISBN-13 : 978-4757735804
- Amazon 売れ筋ランキング: - 79,900位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作ありの、ホラー物や、ロシアの文学者が書いた、純文学の漫画版ありの、作品のオリジナル物ありとバラエティーにとんだ内容となっております。ホラー物の作家というイメージが強いですが、ラヴクラフト物、こう言うのも書いてたんやと初めて知りました。中二階の家は、ホラー漫画に改稿出来そうなラストなので、色々な想像を膨らませられる作品です❗
2008年2月3日に日本でレビュー済み
所有する喜びを刺激する美しく個性的なカバー。ミラー仕立ての骸骨と
水中遊泳する骨の一群のインパクトはまさに一等頭のぬけた新人といった趣なのですが・・
この人チェーホフとか、パン工場の話では絵が上手いといえますがオリジナルの和風物となるとたいしてうまいような気がしない。怪談もたいして達者な絵とは思えない
多分画力はあるけど演出力が皆無なんでしょうね〜。
チェーホフとかでも話が面白いようにはまったく思えないし。
淡々とした感じや絵のかきこんでいるのに白っぽい感じはむげにんの人ににてますが
あの華がないですね。怪談は二冊買いましたが微妙〜
水中遊泳する骨の一群のインパクトはまさに一等頭のぬけた新人といった趣なのですが・・
この人チェーホフとか、パン工場の話では絵が上手いといえますがオリジナルの和風物となるとたいしてうまいような気がしない。怪談もたいして達者な絵とは思えない
多分画力はあるけど演出力が皆無なんでしょうね〜。
チェーホフとかでも話が面白いようにはまったく思えないし。
淡々とした感じや絵のかきこんでいるのに白っぽい感じはむげにんの人ににてますが
あの華がないですね。怪談は二冊買いましたが微妙〜
2014年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔、小学館のマンガ秘密シリーズという小学生向けの教養マンガシリーズがありました。その中の一冊に、宇宙人やら幽霊やら怪物の特集(他の特集は至極まともなのですが、何故か、この特集が平然と混ざっていました)があったのですが、その中の挿入話のマンガがゴシック調で怖いこと怖いこと。いまでも、ゾッとします。そんなトラウマ的画風は、私のホラー原風景の一つなのですが、田邊さんの画風は、非常に似ている気がします。私はラブクラフトの原作も読んでいるのですが、田邊さんの画風でラブクラフト物は反則的です。なんでしょう、ラブクラフトが愛した表現をマンガにすると、まさにこれだっ!という気がします。私がここに描いていることに、ニヤッと出来る人に、是非お奨めです。
2007年7月7日に日本でレビュー済み
本が届いて、「松本大洋絶賛」と帯に入っているのを知った。
ブックデザインが素晴らしい。コミック本離れをしていて、カバーを見た瞬間、これは面白い本だろうな、と思わされた。(内容は、雑誌コミックビーム掲載時に読んで知っていた)
ラヴクラフト、チェーホフ、ゴーリキの短編を漫画化した3本に、オリジナルのホラーアクション「呪画」のシリーズが5本。
日本の漫画ではあまり見られない、ものすごく端正な絵で、その画風が物語とよく合っている。収録作はどれも力作だが(表題作になっているラヴクラフト「アウトサイダー」が、やはりクオリティ的に最高か)、私は、特にチェーホフ「中二階のある家」にヤラれた。これだけクラシックな物語を、現代にビビッドに蘇らせる能力は、ちょっと類を見ない。
松本大洋は、この才能を「誠実さ」と評している。
今の漫画界に蔓延する妙な味付けや物欲しげな演出をせずに、正面から「物語」に向かい合う姿勢を評するのに、とても適切な言葉であると、読後に感じた。
漫画シーンの流行になど見向きもしない、誰にも似ていない、真に新しい個性の誕生。
ブックデザインが素晴らしい。コミック本離れをしていて、カバーを見た瞬間、これは面白い本だろうな、と思わされた。(内容は、雑誌コミックビーム掲載時に読んで知っていた)
ラヴクラフト、チェーホフ、ゴーリキの短編を漫画化した3本に、オリジナルのホラーアクション「呪画」のシリーズが5本。
日本の漫画ではあまり見られない、ものすごく端正な絵で、その画風が物語とよく合っている。収録作はどれも力作だが(表題作になっているラヴクラフト「アウトサイダー」が、やはりクオリティ的に最高か)、私は、特にチェーホフ「中二階のある家」にヤラれた。これだけクラシックな物語を、現代にビビッドに蘇らせる能力は、ちょっと類を見ない。
松本大洋は、この才能を「誠実さ」と評している。
今の漫画界に蔓延する妙な味付けや物欲しげな演出をせずに、正面から「物語」に向かい合う姿勢を評するのに、とても適切な言葉であると、読後に感じた。
漫画シーンの流行になど見向きもしない、誰にも似ていない、真に新しい個性の誕生。
2007年8月15日に日本でレビュー済み
チェーホフ、ゴーリキ、ラブクラフトなどの文学作品を漫画化した…という部分に引っかかった人なら、損はしないだろう。安っぽくない雰囲気がある。すごい力業。
後半のオリジナルアクションホラー「呪画」は、評価の別れるところかもしれない。私は、単純に絵の巧さに圧倒されてしまった。
既成の漫画の影響がほとんど感じられない作風。これが作者の初単行本とのこと。
こんな新しい才能が出てくるのだから、日本の漫画はやはりすごい。
後半のオリジナルアクションホラー「呪画」は、評価の別れるところかもしれない。私は、単純に絵の巧さに圧倒されてしまった。
既成の漫画の影響がほとんど感じられない作風。これが作者の初単行本とのこと。
こんな新しい才能が出てくるのだから、日本の漫画はやはりすごい。
2017年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラグクラフトを漫画化させたらこの人の右に出るものはいないと個人的には思っていたが、この初期の作品を読むとの完成された作風に至るまでの苦労の跡が見て取れる。著者は決して天才肌では無い。努力と積み重ねによってあの異国風の独特の絵柄を得たのだろう。
「アウトサイダー」
田邊剛のラグクラフト作品の中で一番好きかも。ラストシーンを見ると、荒廃と異形のものに対する憧れが感じ取れて、そう言う意味ではこの作家はラグクラフトに精神的に近いのかもと思った。
「中二階のある家」
下手です。これは下手ですよ。本当に同じ作家なのかと思うくらい下手だ。子供たちの体のバランスがおかしくて進撃の巨人みたいだ。
そのアンバランスさが不気味な雰囲気を出すことに成功してるが、悲しいかなこの作品はノスタルジックな恋の話である。
絵だけでなく話の見せ方も下手糞で少年に長ゼリフそのまま言わせるとことか何だかなあ。練習のつもりだったと作者は言ってるが、単行本に乗せる前に書き直そうとは思わなかったのだろうか。
「二十六人の男と一人の少女」
これはとても良かった。やはり残酷さや不気味さのある話の方がこの作家の話は響きやすい。無論ホラーではないが、少女の残酷さ、希望を踏みにじられた男たちのラストシーンにはおぞましいものがある。
「呪い画」
この人普通の漫画は下手なのですね。つまるところ、感情豊かにキャラを描くのは苦手なのでしょう。
だから、ラグクラフトの、無機質でただただ悲劇にまっしぐらに落ちていくような物語には合うけど、こう言うアクションホラーは全然心に響いてこない。登場人物たちの悲しみも苦しみもイマイチ伝わってこないので、全くカタルシスが無い。
続編を描きたいそうですが、描くなら今度はもっと淡々と描いた方が良いと思います。それこそラヴクラフト作品のように。
「アウトサイダー」
田邊剛のラグクラフト作品の中で一番好きかも。ラストシーンを見ると、荒廃と異形のものに対する憧れが感じ取れて、そう言う意味ではこの作家はラグクラフトに精神的に近いのかもと思った。
「中二階のある家」
下手です。これは下手ですよ。本当に同じ作家なのかと思うくらい下手だ。子供たちの体のバランスがおかしくて進撃の巨人みたいだ。
そのアンバランスさが不気味な雰囲気を出すことに成功してるが、悲しいかなこの作品はノスタルジックな恋の話である。
絵だけでなく話の見せ方も下手糞で少年に長ゼリフそのまま言わせるとことか何だかなあ。練習のつもりだったと作者は言ってるが、単行本に乗せる前に書き直そうとは思わなかったのだろうか。
「二十六人の男と一人の少女」
これはとても良かった。やはり残酷さや不気味さのある話の方がこの作家の話は響きやすい。無論ホラーではないが、少女の残酷さ、希望を踏みにじられた男たちのラストシーンにはおぞましいものがある。
「呪い画」
この人普通の漫画は下手なのですね。つまるところ、感情豊かにキャラを描くのは苦手なのでしょう。
だから、ラグクラフトの、無機質でただただ悲劇にまっしぐらに落ちていくような物語には合うけど、こう言うアクションホラーは全然心に響いてこない。登場人物たちの悲しみも苦しみもイマイチ伝わってこないので、全くカタルシスが無い。
続編を描きたいそうですが、描くなら今度はもっと淡々と描いた方が良いと思います。それこそラヴクラフト作品のように。
2007年8月9日に日本でレビュー済み
前半は原作付き、後半はオリジナルという一冊です。前半はすごいです。これがマンガなのかと思わせてくれます。2話目の 中二階が!すごい!デスノートは文字が多くて読むのがつらい? 甘いぜ!あなたのマンガの常識を覆す会話がここにはある!(テンションもあがりますよ そりゃ)主人公の意見も時代錯誤もはなはだしくてね。もう 登場人物に共感できる余地が微塵も無い。読者にどうしろと?この作者は伝えたいことがありません。
後半のオリジナルは主人公が旅先で鬼に取り付かれた人を助けて回る、というのが流れで1話完結型です。主人公の能力に対する人々のリアクションが毎回同じで、雑誌ならまだしも、コミックスでやられると‥だめですね。全体の感想としてはキャラですね、キャラが人形のようです。というか人形です。
かっこいいカバーでしょ!おまけに松本大洋先生絶賛の帯ですよ!これは買いか!?と思ったそこのあなた!マイフレンドです。
松本大洋と名の付くものはは全て集めないときがすまない!というひとはぜひ!!
後半のオリジナルは主人公が旅先で鬼に取り付かれた人を助けて回る、というのが流れで1話完結型です。主人公の能力に対する人々のリアクションが毎回同じで、雑誌ならまだしも、コミックスでやられると‥だめですね。全体の感想としてはキャラですね、キャラが人形のようです。というか人形です。
かっこいいカバーでしょ!おまけに松本大洋先生絶賛の帯ですよ!これは買いか!?と思ったそこのあなた!マイフレンドです。
松本大洋と名の付くものはは全て集めないときがすまない!というひとはぜひ!!