このシリーズも、AGCやYGCシリーズと同様、銃撃戦てんこ盛りの話です。
しかし、如何せん心理学的要素が絡んでくるため、話の筋とは関係ない箇所でややこしい感じで、
各キャラクタの能力も精神的・心理的な分野に限定される(?)ため、どうにも複雑な感じがします。
例えば、私は主人公の(デンジャラス・ラビット)のSSがどんな能力であるか、この巻を読み終わった後でもしばらく思い出せませんでした(特設サイトのPVをみて思い出したのですが)。
この巻の話が、主人公以外が活躍するものだった事も影響しているのかもしれません。
2巻から引き続きのキャラがでてきたり、話の大筋がみえてきたりと、見所はありますので、
1-2巻が気に入った方はどうぞ。私は、次も買う予定です。
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疾走する思春期のパラベラム デイドリーム (ファミ通文庫 ふ 1-2-3) 文庫 – 2007/8/30
「心の銃」を手に取り戦う学園異能アクション、待望の第3弾!
夏休みに入り、本格的に映画を作り始めた一兎たち映画部の面々。
だが、ある日、一兎たちの暮らす町で猟奇殺人事件が発生する。
それは、志甫の兄を殺した連続殺人犯――「クロスドレッサー」の仕業だった。
志甫は単独で飛び出し、映画部はバラバラになってしまう。
そんな中、一兎は、難病による死を目前にした少女、美玖と出会い、
志甫のことを気にしつつも、彼女に惹かれはじめる……。
夏休みに入り、本格的に映画を作り始めた一兎たち映画部の面々。
だが、ある日、一兎たちの暮らす町で猟奇殺人事件が発生する。
それは、志甫の兄を殺した連続殺人犯――「クロスドレッサー」の仕業だった。
志甫は単独で飛び出し、映画部はバラバラになってしまう。
そんな中、一兎は、難病による死を目前にした少女、美玖と出会い、
志甫のことを気にしつつも、彼女に惹かれはじめる……。
- 本の長さ1ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2007/8/30
- ISBN-104757736819
- ISBN-13978-4757736818
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2007/8/30)
- 発売日 : 2007/8/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 1ページ
- ISBN-10 : 4757736819
- ISBN-13 : 978-4757736818
- Amazon 売れ筋ランキング: - 460,972位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2000年に第1回富士見ヤングミステリー大賞を受賞、2002年角川Next賞を受賞。2001年、第1回エニックス・ガンガン・スポーツエンターテインメント大賞、原作部門『アバランチ・ラッシュ』佳作。第1回ファミ通エンタテインメント大賞ドラマ企画書部門、審査員奨励賞受賞。
代表作は『ヤングガン・カルナバル』シリーズ、徳間書店『ゴルゴタ』、富士見ファンタジア文庫『GENEZ』シリーズ、ファミ通文庫『疾走する思春期のパラベラム』シリーズ。
漫画原作者、映画・アニメ脚本家としても活動中。
ビッグガンガンコミックス『魔法少女特殊戦あすか』原作、角川書店『ちょっとかわいいアイアンメイデン』原作、ビッグコミックスピリッツ『王様達のヴァイキング』ストーリー協力。
TVアニメ『PSYCHO-PASS』(1期、虚淵玄と共同脚本)。『PSYCHO-PASS 劇場版』(虚淵玄と共同脚本)にて、ニュータイプアニメアワード脚本賞受賞。
TVアニメ『ゆるゆり さん☆ハイ』シリーズ構成。TVアニメ『ベルセルク(2016)』シリーズ構成。TVアニメ『天国大魔境』シリーズ構成。2017年公開映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』脚本。2023年公開映画『PSYCHO-PASS Providence』『バイオハザード:デスアイランド』脚本。
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
3グローバルレーティング
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全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007年11月16日に日本でレビュー済み
この第三巻でこの作品も転機を迎えたようです。
今まで見え隠れしていたセンパイやシンクロニシティの存在が明かされたりと、物語として一気にここから加速しそうな予感。
そして新キャラの美玖がとてもこの作品の雰囲気にあっていて、志甫との対比もいい。
一兎と志甫にもケリをつけ、この先の憂いを絶ったのがよかった。
登場人物たちの葛藤も掘り下げているので、よりこのシリーズを読んできた読者はこの作品の世界観を知れる一冊だろう。
ただ不満があるとすれば、主人公の一兎のスペシャル・ショットを使いにくい能力にしたのはどうなのだろう、と。
一兎も使いたがらないし、他のフライトの面々が補っているので必要性がまだ感じられないが…。
個人的にはアホの子に磨きがかかって、とても楽しませてもらっている。
普通に読んでいて楽しいし、登場人物たちの葛藤に考えさせられる面もあるが、一番怖いのは世界観が広がり過ぎて収拾がつかなくなることか。
この作品だけなら星四つの評価だが、乾燥者と夜警同盟に少なからず今後の不安を感じてしまった。
この設定でトンデモ系の物語になっていかないように願うばかりだ。
今まで見え隠れしていたセンパイやシンクロニシティの存在が明かされたりと、物語として一気にここから加速しそうな予感。
そして新キャラの美玖がとてもこの作品の雰囲気にあっていて、志甫との対比もいい。
一兎と志甫にもケリをつけ、この先の憂いを絶ったのがよかった。
登場人物たちの葛藤も掘り下げているので、よりこのシリーズを読んできた読者はこの作品の世界観を知れる一冊だろう。
ただ不満があるとすれば、主人公の一兎のスペシャル・ショットを使いにくい能力にしたのはどうなのだろう、と。
一兎も使いたがらないし、他のフライトの面々が補っているので必要性がまだ感じられないが…。
個人的にはアホの子に磨きがかかって、とても楽しませてもらっている。
普通に読んでいて楽しいし、登場人物たちの葛藤に考えさせられる面もあるが、一番怖いのは世界観が広がり過ぎて収拾がつかなくなることか。
この作品だけなら星四つの評価だが、乾燥者と夜警同盟に少なからず今後の不安を感じてしまった。
この設定でトンデモ系の物語になっていかないように願うばかりだ。