お嬢様たちが通う聖ヴェリタス女学院に高校から入学してきた帰国子女、五十嵐千果。その嵐のごとき常識外の行動に翻弄されつつも、魅力を認めて集まってくる仲間たち。女子中高生による、日本一を目指すラクロス部の創部物語です。
同好会に落ちぶれたラクロス部しかない学校に、何故かハイスキルの少女が入学して来て周りを巻き込みつつラクロス部を盛り上げていく、と言うありがちなストーリーなのだが、舞台を女子高にした効果か、ガチガチのスポ根ものよりも心理描写に重点が置かれている。みんな頑張りました、と言う以前に、これまではやらなかったのに何故これからは頑張れるのか、と言う様な、きっかけ部分を丁寧に描いているのだ。
おかげでその分、創部までの道のりが長く、スポ根ものの中心にあるべきライバルとの対決の様な部分まで辿り着かないという欠点はあるかもしれないが、素直に応援したくなる物語ではある。
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暴風ガールズファイト (ファミ通文庫 さ 3-5-1) 文庫 – 2007/9/29
映画化!?(希望) 史上最強の美少女スポ根グラフィティ!
マリア様が見守る聖ヴェリタス女学院。
高等部に進学する麻生広海は、親友との別れによる喪失感と
何ら代わり映えのしない高校生活を前にすでに鬱屈していた。
ところが、そんな広海の前にちびっこい嵐、その名も五十嵐千果が現われて生活は一変!
高校ラクロス日本一を目指して嵐とともに立ち上がることに……っつーかラクロスってなによ?
ウチにそんな部あったっけ? 汗と涙のスポ根グラフィティ!
マリア様が見守る聖ヴェリタス女学院。
高等部に進学する麻生広海は、親友との別れによる喪失感と
何ら代わり映えのしない高校生活を前にすでに鬱屈していた。
ところが、そんな広海の前にちびっこい嵐、その名も五十嵐千果が現われて生活は一変!
高校ラクロス日本一を目指して嵐とともに立ち上がることに……っつーかラクロスってなによ?
ウチにそんな部あったっけ? 汗と涙のスポ根グラフィティ!
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2007/9/29
- ISBN-104757737521
- ISBN-13978-4757737525
登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2007/9/29)
- 発売日 : 2007/9/29
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 328ページ
- ISBN-10 : 4757737521
- ISBN-13 : 978-4757737525
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,404,052位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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東京都世田谷出身、B型獅子座
広告代理店勤務中、完全分業二人漫画家・佐々原史緒&高沢和巳の原作担当としてデビュー
角川書店少女誌「ASUKA」「ミステリーDX」などを中心に活動
2001年、ファミ通文庫「サウザント・メイジ 賢者なんて大キライ!」上梓
以降、小説家として活動
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
7グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年4月8日に日本でレビュー済み
キリスト系女学院が舞台なため、百合と思わせつつ、実は真っ向勝負のスポ根もの。
作品テーマとしてはマイナーなラクロスを扱い、登場人物も多彩かつ個性が抜群。
「このライトノベルがすごい!」では同じファミ通文庫でかつメディアミックス化された「学校の階段」や「狂乱家族日記」よりも上位に食い込んだ良作。
にも関わらず部数は捌けなかったのか2巻で打ち切り状態。
だが逆に考えれば、少ない読者で上位に食い込んだということ。
2巻止まりとはいえある程度切りのいい終わり方ですし、是非読んでみる事をオススメ。
いつか3巻が出る事を祈って。
作品テーマとしてはマイナーなラクロスを扱い、登場人物も多彩かつ個性が抜群。
「このライトノベルがすごい!」では同じファミ通文庫でかつメディアミックス化された「学校の階段」や「狂乱家族日記」よりも上位に食い込んだ良作。
にも関わらず部数は捌けなかったのか2巻で打ち切り状態。
だが逆に考えれば、少ない読者で上位に食い込んだということ。
2巻止まりとはいえある程度切りのいい終わり方ですし、是非読んでみる事をオススメ。
いつか3巻が出る事を祈って。
2008年1月7日に日本でレビュー済み
読んでいてラクロスがどんなものかよりいっそう知りたくなるということでスポーツ小説的にはすごく成功で面白い小説でした。
部員二人から五十嵐とまきこまれた麻生のふたりが頑張って試合が出来るまでの過程は気持ちがいい部活学園小説です。
まったく知らないラクロスのルールをヒロインたちがルールを覚える経過で
自分も教えられているようで、最後の試合までにラクロスの魅力に引き込まれました。
キャラクターもヒロインの級長こと麻生さんのネコかぶりや、
『日本ラクロス界に嵐を呼ぶ女』五十嵐千果のちびっこ大嵐などなど個性豊かで
それぞれがラクロスをやる理由も丁寧に書いてあり、そこがまたキャラクターに引かれます。
確かにバラとかユリとかは妄想でした。
部員二人から五十嵐とまきこまれた麻生のふたりが頑張って試合が出来るまでの過程は気持ちがいい部活学園小説です。
まったく知らないラクロスのルールをヒロインたちがルールを覚える経過で
自分も教えられているようで、最後の試合までにラクロスの魅力に引き込まれました。
キャラクターもヒロインの級長こと麻生さんのネコかぶりや、
『日本ラクロス界に嵐を呼ぶ女』五十嵐千果のちびっこ大嵐などなど個性豊かで
それぞれがラクロスをやる理由も丁寧に書いてあり、そこがまたキャラクターに引かれます。
確かにバラとかユリとかは妄想でした。
2007年10月4日に日本でレビュー済み
会員2名の弱小ラクロス同好会しかない女子校へ、生粋のラクロス娘・五十嵐千果が入学してくるところから始まります。
主人公の麻生広海も千果に巻き込まれるうちにラクロスの魅力を知るようになり…。
スポーツ小説としても学園小説としても、実に面白い!オススメです。
部員集めからのスタートなのでスポーツ描写はあまり濃くありませんが、ラクロスについてしっかりと書かれているのが好印象。
それに加えてかしましい8人の少女達の掛け合い、主人公の葛藤や悩みを振り切っていく様子…ひとつひとつが丁寧で、バランス良く書かれており、読後感の気持ちよさに繋がります。
たったひとつのボール追い求めるその先に待つものは…?
主人公の麻生広海も千果に巻き込まれるうちにラクロスの魅力を知るようになり…。
スポーツ小説としても学園小説としても、実に面白い!オススメです。
部員集めからのスタートなのでスポーツ描写はあまり濃くありませんが、ラクロスについてしっかりと書かれているのが好印象。
それに加えてかしましい8人の少女達の掛け合い、主人公の葛藤や悩みを振り切っていく様子…ひとつひとつが丁寧で、バランス良く書かれており、読後感の気持ちよさに繋がります。
たったひとつのボール追い求めるその先に待つものは…?
2007年10月30日に日本でレビュー済み
“ユリとかバラとか姉妹とか、全部妄想です!”
こんな帯がついていたこの作品の内容は……まったくその通り。
その手の話が好きな人はゴメンナサイ、あくまでスポ根、女の友情の話。
それは置いとくとして、普通に面白かった。
主人公が段々ラクロスに魅せられていく様がなんとも良いです。
続きが楽しみなシリーズですね。
こんな帯がついていたこの作品の内容は……まったくその通り。
その手の話が好きな人はゴメンナサイ、あくまでスポ根、女の友情の話。
それは置いとくとして、普通に面白かった。
主人公が段々ラクロスに魅せられていく様がなんとも良いです。
続きが楽しみなシリーズですね。
2008年3月1日に日本でレビュー済み
とにかく物凄く面白い作品です!
ヒロインをはじめこの巻では8人の女の子たちがラクロス部員になりますが、全員が魅力的で彼女たちの行動を見てるだけで楽しく、ぐいぐいストーリーに引き込まれます。本当に読み始めるとページをめくる手が止まりません。
前半は部員集めがメインですが、個性溢れるメンバーが次々加わっていく楽しさにしびれます。後半は試合(練習試合)ですが、自分が実際に試合に臨んでいるような高揚感、スリル、スピード、爽快さはもちろん、彼女たちの試合に対する熱い思い、純粋でひたむきなその思いに胸が熱くなり、真剣にプレーしてるシーンなのに、感動で泣けてしまいます。それくらい試合のシーンは面白く、感動的なのです。
タイトルや表紙イラストを見て「なんかB級っぽいな…」「あんまり面白くなさそう…」と思う方も多いと思いますが、心配いりません!この本は痛快、爽快、爆笑、感動の全てを盛り込んだ超A級のエンターテインメントです!ラクロスのことを知らなくても大丈夫。とてもわかりやすく説明してあるので全く問題なく読めます。読み終えた時にはきっとラクロスがやってみたくてしょうがなくなるでしょう。
ただ、なぜか冒頭が少し湿っぽく、しかも読みづらいので苦手な方は流し読みをされた方がよいかと思います。五十嵐千果が現れてからがこの作品の本当のスタートで、そこからはこの作品本来の楽しく読み易く、ぐいぐいと読者を引っ張る展開になりますので、どうか冒頭だけ読んでこの素晴しい作品を読みのがすことがありませんように…。
ヒロインをはじめこの巻では8人の女の子たちがラクロス部員になりますが、全員が魅力的で彼女たちの行動を見てるだけで楽しく、ぐいぐいストーリーに引き込まれます。本当に読み始めるとページをめくる手が止まりません。
前半は部員集めがメインですが、個性溢れるメンバーが次々加わっていく楽しさにしびれます。後半は試合(練習試合)ですが、自分が実際に試合に臨んでいるような高揚感、スリル、スピード、爽快さはもちろん、彼女たちの試合に対する熱い思い、純粋でひたむきなその思いに胸が熱くなり、真剣にプレーしてるシーンなのに、感動で泣けてしまいます。それくらい試合のシーンは面白く、感動的なのです。
タイトルや表紙イラストを見て「なんかB級っぽいな…」「あんまり面白くなさそう…」と思う方も多いと思いますが、心配いりません!この本は痛快、爽快、爆笑、感動の全てを盛り込んだ超A級のエンターテインメントです!ラクロスのことを知らなくても大丈夫。とてもわかりやすく説明してあるので全く問題なく読めます。読み終えた時にはきっとラクロスがやってみたくてしょうがなくなるでしょう。
ただ、なぜか冒頭が少し湿っぽく、しかも読みづらいので苦手な方は流し読みをされた方がよいかと思います。五十嵐千果が現れてからがこの作品の本当のスタートで、そこからはこの作品本来の楽しく読み易く、ぐいぐいと読者を引っ張る展開になりますので、どうか冒頭だけ読んでこの素晴しい作品を読みのがすことがありませんように…。
2009年2月25日に日本でレビュー済み
このラノ上位だったので本日購入し、今しがた前に読み終えましたがこれは面白い。
スポ根最高です。ラクロスにも興味を持てましたし、よい意味で熱くなれました。臨場感もあり、非常に読みやすいです。
スポ根最高です。ラクロスにも興味を持てましたし、よい意味で熱くなれました。臨場感もあり、非常に読みやすいです。