ぼくは昔ささやかな、遅れて来たあすなひろしフリークで、
けっこうコレクションを持ってました。
だけど非常にショックな出来事に出会い、
数百冊の本、数百枚のアナログレコード、
叩き売って自殺を企てました。
でも死ぬ勇気はなかった・・・。
そんな頃、すべて売り払った大好きな
あすなさんが突然復刊され、ちょっとした
ブームにもなり、おまけにご本人の死も
初めて知らされました。
この本に載っている表題作であり遺作となった、
「林檎も匂わない」を読んで、
あの時死ななくて良かった!!、と
思いました。
あなたが人であると称するのなら、
ファンであれ送り手であれ、
この場所へ到達するべきだ!!
悟りなんかいらない!!
それは自分だけラクな気分に優遇されたいだけだ!!
あすなさん、ありがとう!!
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林檎も匂わない (ビームコミックス文庫) 文庫 – 2008/3/22
あすな ひろし
(著)
乱反射する天才、驚愕の文庫オリジナル作品集!
パロディ、SF、史劇、そして、遺作。先鋭的なセンスと圧倒的な筆力で、漫画界の最前線を切り拓きつづけた天才漫画家、その驚くべき多面的宇宙。初単行本化作、幻のカラー短編など、レアな作品を多数収録、これまで伝説としてしか語られてこなかった「もうひとつのあすなワールド」を、文庫オリジナル編集で、二十一世紀に解き放つ。
パロディ、SF、史劇、そして、遺作。先鋭的なセンスと圧倒的な筆力で、漫画界の最前線を切り拓きつづけた天才漫画家、その驚くべき多面的宇宙。初単行本化作、幻のカラー短編など、レアな作品を多数収録、これまで伝説としてしか語られてこなかった「もうひとつのあすなワールド」を、文庫オリジナル編集で、二十一世紀に解き放つ。
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2008/3/22
- ISBN-104757741553
- ISBN-13978-4757741553
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2008/3/22)
- 発売日 : 2008/3/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 315ページ
- ISBN-10 : 4757741553
- ISBN-13 : 978-4757741553
- Amazon 売れ筋ランキング: - 693,024位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年4月7日に日本でレビュー済み
1960年代後半から1970年代前半(1作品のみ1988年)に発表された作品集です。
『青い空を、白い雲がかけてった』の上下巻と一緒に購入しました。
この作品をご存知の方は多分、結構ご年配の方かと思われます。
今時の漫画と違い、スクリーントーン等使わずにペンタッチのみで描かれており
文庫での復刻ではもったいないような気もします。
決して読んでいて楽しい作品群ではありませんが、(少し暗いですが)
皆さんもぜひ手にとって頂き、独特なあすなワールドを堪能してみてください。
収録作品
プラスチック昆虫記
300,000km./sec.
スウと、いう名の童話
ジョージ・ワシントンを射った男
93時間
さいごの一葉
妻の肖像
山ゆかば
歌を消す者
林檎も匂わない
ご参考まで・・・・・
『青い空を、白い雲がかけてった』の上下巻と一緒に購入しました。
この作品をご存知の方は多分、結構ご年配の方かと思われます。
今時の漫画と違い、スクリーントーン等使わずにペンタッチのみで描かれており
文庫での復刻ではもったいないような気もします。
決して読んでいて楽しい作品群ではありませんが、(少し暗いですが)
皆さんもぜひ手にとって頂き、独特なあすなワールドを堪能してみてください。
収録作品
プラスチック昆虫記
300,000km./sec.
スウと、いう名の童話
ジョージ・ワシントンを射った男
93時間
さいごの一葉
妻の肖像
山ゆかば
歌を消す者
林檎も匂わない
ご参考まで・・・・・
2010年8月10日に日本でレビュー済み
もう30年以上昔の作品群達。
いまとなっては、時代の空気と一緒に心中してしまった作品もありますが、
その技法と構成力、ストーリー展開の上手さに、読後しばらく痺れてしまいました。
私は「青い空を白い雲がかけてった」しか知らなかったのですが、
あすな ひろし という作家が遺した足跡の大きさを再認識しています。
別に昔のほうが良かった。などとは全く思いませんが、いまでは青年誌というより
文芸誌に載りそうな作品が平気で少年誌で掲載されていた。という事実を知ると、
確実に我々の精神年齢は下がってきているのかもしれないな・・・
そんなことを思ってしまった読後の午前2時。
別のレビュアーさんが書かれていますが、文庫版ではなく、大きな版で読みたくなる一冊です。
いまとなっては、時代の空気と一緒に心中してしまった作品もありますが、
その技法と構成力、ストーリー展開の上手さに、読後しばらく痺れてしまいました。
私は「青い空を白い雲がかけてった」しか知らなかったのですが、
あすな ひろし という作家が遺した足跡の大きさを再認識しています。
別に昔のほうが良かった。などとは全く思いませんが、いまでは青年誌というより
文芸誌に載りそうな作品が平気で少年誌で掲載されていた。という事実を知ると、
確実に我々の精神年齢は下がってきているのかもしれないな・・・
そんなことを思ってしまった読後の午前2時。
別のレビュアーさんが書かれていますが、文庫版ではなく、大きな版で読みたくなる一冊です。