塚田志士子と足利一誠の関係がいいです。
一誠の一途な気持ちがきれいです。
銃と寝るような女、クールな女に見えて、助けを求めている人間を放っておかない熱い女。
こんな格好良い女性警部、今までに無いです。
さすがはフカミン。
ぜひともシリーズ化して欲しい作品です。
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硝煙の向こう側に彼女 単行本 – 2009/1/31
深見 真
(著)
期待の新鋭が放つ、新世代アクションサスペンス登場!!
二〇一〇年代--日本は武力行使を前提とした自衛隊の海外派遣により、世界を覆うテロ戦争に巻き込ま
れ
ることになった。世界中の非合法組織から標的となり、国内に大量の重火器や爆薬が密輸され、治安は悪
化
の一途をたどっていた。それに対し、警察は特別強行犯捜査係を新設。『鉄砲塚』--「銃と寝る女」と
周囲から呼ばれる刑事・塚田志士子が責任者となる。渋谷区で起きた自爆テロ、新橋での銃撃事件、さら
に
彼女自身も過去の忌まわしい記憶ととともに渦中に巻き込まれ、事件は錯綜する--。
二〇一〇年代--日本は武力行使を前提とした自衛隊の海外派遣により、世界を覆うテロ戦争に巻き込ま
れ
ることになった。世界中の非合法組織から標的となり、国内に大量の重火器や爆薬が密輸され、治安は悪
化
の一途をたどっていた。それに対し、警察は特別強行犯捜査係を新設。『鉄砲塚』--「銃と寝る女」と
周囲から呼ばれる刑事・塚田志士子が責任者となる。渋谷区で起きた自爆テロ、新橋での銃撃事件、さら
に
彼女自身も過去の忌まわしい記憶ととともに渦中に巻き込まれ、事件は錯綜する--。
- 本の長さ301ページ
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2009/1/31
- ISBN-104757746776
- ISBN-13978-4757746770
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2009/1/31)
- 発売日 : 2009/1/31
- 単行本 : 301ページ
- ISBN-10 : 4757746776
- ISBN-13 : 978-4757746770
- Amazon 売れ筋ランキング: - 614,205位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2000年に第1回富士見ヤングミステリー大賞を受賞、2002年角川Next賞を受賞。2001年、第1回エニックス・ガンガン・スポーツエンターテインメント大賞、原作部門『アバランチ・ラッシュ』佳作。第1回ファミ通エンタテインメント大賞ドラマ企画書部門、審査員奨励賞受賞。
代表作は『ヤングガン・カルナバル』シリーズ、徳間書店『ゴルゴタ』、富士見ファンタジア文庫『GENEZ』シリーズ、ファミ通文庫『疾走する思春期のパラベラム』シリーズ。
漫画原作者、映画・アニメ脚本家としても活動中。
ビッグガンガンコミックス『魔法少女特殊戦あすか』原作、角川書店『ちょっとかわいいアイアンメイデン』原作、ビッグコミックスピリッツ『王様達のヴァイキング』ストーリー協力。
TVアニメ『PSYCHO-PASS』(1期、虚淵玄と共同脚本)。『PSYCHO-PASS 劇場版』(虚淵玄と共同脚本)にて、ニュータイプアニメアワード脚本賞受賞。
TVアニメ『ゆるゆり さん☆ハイ』シリーズ構成。TVアニメ『ベルセルク(2016)』シリーズ構成。TVアニメ『天国大魔境』シリーズ構成。2017年公開映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』脚本。2023年公開映画『PSYCHO-PASS Providence』『バイオハザード:デスアイランド』脚本。
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
8グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年10月1日に日本でレビュー済み
舞台は2020年代の日本。
警視庁特別武装強行班捜査係、通称「武捜係」の指揮を執る女性警部・塚田志士子が主人公。
渋谷での自爆テロなどを起こすテロ組織とのせめぎ合いが物語の軸となります。
塚田は「銃と寝る女」の異名をもつように、銃器に対して異様な執着を持つ。
これには彼女の壮絶な過去が関係しているのだけど、それはネタバレになるので割愛。
物語内でテロリストが起こす事件は強烈(めちゃくちゃ死にます)で、一読して非現実的と思う向きもあるかもしれませんが、
テロ組織「イスラム国」に世界各国の若者が加入し、各国の一般市民を殺害している現状からすれば荒唐無稽ではまったくないかと。
ちなみにこの小説が単行本で刊行されたのは2009年のようです。
塚田以外の武捜係の人物描写が物足りず少し残念。個人的に「猟犬」より楽しめました。
警視庁特別武装強行班捜査係、通称「武捜係」の指揮を執る女性警部・塚田志士子が主人公。
渋谷での自爆テロなどを起こすテロ組織とのせめぎ合いが物語の軸となります。
塚田は「銃と寝る女」の異名をもつように、銃器に対して異様な執着を持つ。
これには彼女の壮絶な過去が関係しているのだけど、それはネタバレになるので割愛。
物語内でテロリストが起こす事件は強烈(めちゃくちゃ死にます)で、一読して非現実的と思う向きもあるかもしれませんが、
テロ組織「イスラム国」に世界各国の若者が加入し、各国の一般市民を殺害している現状からすれば荒唐無稽ではまったくないかと。
ちなみにこの小説が単行本で刊行されたのは2009年のようです。
塚田以外の武捜係の人物描写が物足りず少し残念。個人的に「猟犬」より楽しめました。
2009年2月19日に日本でレビュー済み
今回は同性愛成分少なめ。というかほとんどナシ。
『ゴルゴタ』は元自衛官が主人公でしたが、今度は刑事です。
相変わらず、物語を裏打ちする豊富な知識が素敵です。
では物語紹介をば。
舞台は近未来日本(10年後くらい)
対テロ戦争に完全に巻き込まれ、東京で自爆テロが起こっているような時代です。
主人公の置かれた状況は、政治的な意図もあって新設されたある班を率いて、大規模な自爆テロ事件を追う捜査の一角を担う事。
警視庁精鋭(はみだし)班vsテロリスト。
燃えるシチュエーションなのですが、惜しむべき点も。
一つ目は生活臭のなさ。
深見作品の特徴と言えばその通りなのですが、基本的に異常者しかいないので、ハードボイルドのエッセンスの一つである、泥臭いくたびれた人生観がほとんど見られません。そのせいか、血臭も硝煙もいまいち訴えて来ないものがあります。
二つ目は犯人の薄さ。
ミステリー小説でもそうですが、ハードボイルド小説を生かすも殺すも敵の人物像次第です。
なので、本当にドラマや背景を持っていなければならないのは、実は主人公ではなく犯人側なのですが、本作ではもっぱらフォーカスが主人公に当たっていて、犯人側の深い掘り下げがありません。
それらの点が少々残念……と書くと、私も作者への要求が大きくなって来たかな、という気もします。
『ゴルゴタ』は元自衛官が主人公でしたが、今度は刑事です。
相変わらず、物語を裏打ちする豊富な知識が素敵です。
では物語紹介をば。
舞台は近未来日本(10年後くらい)
対テロ戦争に完全に巻き込まれ、東京で自爆テロが起こっているような時代です。
主人公の置かれた状況は、政治的な意図もあって新設されたある班を率いて、大規模な自爆テロ事件を追う捜査の一角を担う事。
警視庁精鋭(はみだし)班vsテロリスト。
燃えるシチュエーションなのですが、惜しむべき点も。
一つ目は生活臭のなさ。
深見作品の特徴と言えばその通りなのですが、基本的に異常者しかいないので、ハードボイルドのエッセンスの一つである、泥臭いくたびれた人生観がほとんど見られません。そのせいか、血臭も硝煙もいまいち訴えて来ないものがあります。
二つ目は犯人の薄さ。
ミステリー小説でもそうですが、ハードボイルド小説を生かすも殺すも敵の人物像次第です。
なので、本当にドラマや背景を持っていなければならないのは、実は主人公ではなく犯人側なのですが、本作ではもっぱらフォーカスが主人公に当たっていて、犯人側の深い掘り下げがありません。
それらの点が少々残念……と書くと、私も作者への要求が大きくなって来たかな、という気もします。