不覚にも出されていることに気づかず、遅ればせながら読みました。
旗揚げ前後の深い関わりから船木選手や鈴木選手についての言及が量的にも内容的な濃さの点でも突出しています。そういう意味では、この時期の第二次UWFに関する重要な資料であるのは確かです。それは本書全体から伝わってくる誠実さであったり、どのような事態に対しても常識的に対処している点であったりからも信用が置けるといいますか、様々な人物や出来事の定点観測といいますか、自分の中でいろいろな事が整理できたように思います。
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パンクラス 15年の真実 総合格闘技の舞台裏回顧録 単行本(ソフトカバー) – 2009/3/26
尾崎 允実
(著)
- 本の長さ257ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2009/3/26
- ISBN-104757748094
- ISBN-13978-4757748095
登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2009/3/26)
- 発売日 : 2009/3/26
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 257ページ
- ISBN-10 : 4757748094
- ISBN-13 : 978-4757748095
- Amazon 売れ筋ランキング: - 984,550位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 25,174位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年5月31日に日本でレビュー済み
総合格闘技団体「パンクラス」の旗揚げ時の社長 尾崎允実による回想録。
格闘技に関する知識が甚だ乏しく、パンクラスもブームに乗ったあだ花ぐらいの印象でしかなかった。
プロレス雑誌のフリーライターから、古舘伊知郎のマネージャへ、そして制作・芸能プロダクションの立ち上げと転身を図った著者。培った人脈から総合格闘技団体の社長へと担ぎ出される。
本書は、リアルファイトと魅せる格闘技との狭間での苦悩、外国人選手との金銭トラブル、選手との軋轢と和解等、赤裸々に語られている。興行としての戦略、社長としての行動原理等、ビジネス書として読むと勉強になる一冊だ。
格闘技に関する知識が甚だ乏しく、パンクラスもブームに乗ったあだ花ぐらいの印象でしかなかった。
プロレス雑誌のフリーライターから、古舘伊知郎のマネージャへ、そして制作・芸能プロダクションの立ち上げと転身を図った著者。培った人脈から総合格闘技団体の社長へと担ぎ出される。
本書は、リアルファイトと魅せる格闘技との狭間での苦悩、外国人選手との金銭トラブル、選手との軋轢と和解等、赤裸々に語られている。興行としての戦略、社長としての行動原理等、ビジネス書として読むと勉強になる一冊だ。
2009年3月29日に日本でレビュー済み
文体や表現に、尾崎氏の人柄がでていて、それが物足りなさを感じますが、逆に、そんな
尾崎氏だからこそパンクラスがここまで続いたのでしょう。
衝撃的な内容はそれほど無いですが、当時、UWFや初期パンクラス、船木が好きだった
自分からみて興味ある部分がいくつかありました。
・旗揚終了後のターザン山本。
・さまざまな当事者たちから公になっている新生UWF解散(1991年1月)の出来事が、
UWFと関わりのあった尾崎氏の視点で書かれている部分。
・田村引き抜き噂の真実
・船木のパンクラス退団の経緯。
その他、当事者ならではのエピソードがイロイロあります。
ホントはもっと言いたいことは山ほどあるはず。。特に船木に対して。
一番近い距離から見た船木をもっと描いて欲しかったかもです。
結局、ファンだけでなく、パンクラスや選手、尾崎氏も、船木から離れていってしまったと
いうことでしょうか。
15年は長すぎた―。 は、本心でしょう。区切りの一冊ですね。
とにかく「パンクラス経営者としての15年、お疲れ様でした」と言いたいです。
尾崎氏だからこそパンクラスがここまで続いたのでしょう。
衝撃的な内容はそれほど無いですが、当時、UWFや初期パンクラス、船木が好きだった
自分からみて興味ある部分がいくつかありました。
・旗揚終了後のターザン山本。
・さまざまな当事者たちから公になっている新生UWF解散(1991年1月)の出来事が、
UWFと関わりのあった尾崎氏の視点で書かれている部分。
・田村引き抜き噂の真実
・船木のパンクラス退団の経緯。
その他、当事者ならではのエピソードがイロイロあります。
ホントはもっと言いたいことは山ほどあるはず。。特に船木に対して。
一番近い距離から見た船木をもっと描いて欲しかったかもです。
結局、ファンだけでなく、パンクラスや選手、尾崎氏も、船木から離れていってしまったと
いうことでしょうか。
15年は長すぎた―。 は、本心でしょう。区切りの一冊ですね。
とにかく「パンクラス経営者としての15年、お疲れ様でした」と言いたいです。