シリーズ三作目にして最終巻のようです。
明言はされていませんが“大団円”と銘打ってあるので、世界観は引き継いで今後続くかもしれませんが、この主人公たちで進めるのは最後だと思われます。
説明文にも書いてある通り、ハッピーエンドで締めくくられています。 若干うまくいきすぎな感も否めないかと。(笑)
二作目の主人公・王女サフィーネと、騎士ラシードのお話の続きがメインで、一作目の主役たちは割とおまけみたいな感じでした。
今まで名前だけ登場していたキャラや、前巻の脇役等、色々出てくるのですが、その分全く出番がないキャラもいましたので、人数的には複雑化せず良かったと思います。
ただ、その後どうなったの!?と気になるキャラもいたり、原因が不明の現象(国に雨が降らない理由等)も、読み落としでなければ謎のままだったので、そこはすっきりしませんでした。
同じ世界観で、二組の主人公たちが登場する設定は良かったですが、サフィーネに対するラシードの情熱的な愛情に、一作目の主役二人がかき消される勢いでした(笑)。
生真面目なラシードが、押せ押せで口説く姿は素敵でした。とても良かったです(笑)。
設定だけでもかなりのキャラ数がいる気がしますので、いつかまた、このシリーズが見れれば良いなと思います。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
