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星図詠のリーナ (一迅社文庫) 文庫 – 2009/4/20

3.3 5つ星のうち3.3 6個の評価

「わたしが歩いた道を、見たものを、描いていくの。これは、わたしの地図」父である国王の命を受け、辺境へと地図作りの旅に出た賢く若い王女「リーナ」と護衛の騎士たちは、正体不明の一団の襲撃を受け壊滅の憂き目にあったところを、流れの傭兵「ダール」に助けられる。何があろうとも任務を全うしようとするリーナと臨時護衛に雇われたダールは、妖魔をかわし、夜盗を退け地図作り旅を続けていく中で宮廷の陰謀を掴むのだが、時を同じくして辺境の迷宮に眠っていた強大な何かが目覚める……。正統派ファンタジーの新鋭が贈る「本格マッピング・ファンタジー」

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 一迅社 (2009/4/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/4/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 318ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4758040680
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4758040686
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 6個の評価

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川口 士
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年5月8日に日本でレビュー済み
↑が主人公の小説、としか言いようがないです。
『売り』が判らない作品です。
地図作りの意義や、測量用の道具や技術への言及があった時は『おっ』と思ったのですが、
さしてその手の技術話に踏み込むわけでもなく、
地図や測量そのものが物語の中核にある何かへ迫るような事もありません。
ファンタジー世界で地図作りというのは、非常に面白そうな題材なのですが、
余り上手く生かせていないように思いました。
話が進むにつれて測量は刺身のツマ程度の位置づけとなってしまい、事件そのものはパワフルオンリーのバトル野郎が殴り合います。
せっかく地図という要素にフォーカスする事で他の作品と差別化ができそうだったのに、
なぜ掃いて捨てるほどある凡庸な展開に自ら軌道修正してしまったのでしょうか?
その点が非常に残念な作品です。

ところで、
領主がなぜあそこまで危険を冒して彼女の測量を妨害したがったのか判らなかったのは、私がどこか読み落としたからでしょうか。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年4月28日に日本でレビュー済み
まず、個人的に主人公が少女というのが好きではありません。
ライタークロイスの面白さをもう一度と……期待してみたが肩すかしを喰らってしまった。
どこが悪いのか?
何とも地味〜な作品です。特に恋愛的な要素の絡みも無く、脇を固めるキャラクターも幼稚くさくて魅力を感じない。毒舌を吐くメイドが、あのキャラクターと被っているように思えてなりません。
元々この人の作品は世界の運命がどうの……というより、その世界で生きる人間ドラマを描く事に重視しています。この作品も例外でありませんが、どうにもその人間ドラマが薄っぺらく痛快さを感じられません。
また、主人公が美少女だからといってお色気をこの作品に期待してはいけません。
この人の作品は好きですが、このシリーズに関しては続きが出ても買わないです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年6月18日に日本でレビュー済み
久しぶりに王道ファンタジーを読んだなぁ、それが第一声。
それ以上の感想は正直なところ、中々に出にくい。
『地図』という、マイナーなものをメインに据えた作品だけに、どう結ぶのかな、と期待半分恐怖半分で読んだけれど、意外や意外。
綺麗にまとまっているではないか。

本書の主人公リーナが地図を書き、旅で出会った傭兵と何やかんやする、という王道のヒロイックファンタジー(正確にはヒロイニックファンタジー)。
最初ですのでまだまだ物語が荒い部分もありますが、それは今後に期待して。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年9月23日に日本でレビュー済み
自ら歩いて測量し、製図する。そんな地図好きの姫の冒険譚。
旅先で沢山の人に出会い、多様な文化を目にした少女はどんな地図を描き上げるのだろうか。

この作品は、ファンタジーの世界で測量をし地図を作るという話だが、
このような題材の物語、他ではなかなか読めないだろう。

測量や製図は丁寧に書かれており、地図そのものも随所で活用されている。
争いに巻き込まれてバトルになることもあるが、それすら地図作りのスパイスとして
上手く組み込まれていると感じた。

何より主人公リーナが聡明で話を着実に進めてくれるのが良い。
破綻したキャラも居ないので、最後までストレス無く読めるだろう。

萌えやバトル以外の刺激が欲しい人にオススメだ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年5月16日に日本でレビュー済み
 知らない街の様子を知るには、数値化された情報と数値化できない情報が必要らしい。前者は街までの距離などだし、後者は風俗・習慣などだ。例えば古代ローマでは、この二つの情報を伝えるため、街々までの距離を示した地図と、名所や住民の特徴などを絵で記した地図の二種類があったらしい。当時のローマの人々は、一生訪れないかもしれない遥か彼方の様子を、その地図を眺めながら夢想していたのかも知れない。

 この物語の主人公であるリーナは大陸最大の王国の王女殿下であり、普通であれば王城の中にあって夢想する側の人間であろう。しかし彼女が普通と少し違うのは、母親の影響で測量と作図が出来ること。そして彼女が手慰みに作る地図は、それぞれの場所で見たもの、出会った人を描いた、思い出の縮図でもある。この趣味が高じて一流の技術を身につけたリーナは、父王の勅命を受け、とある港町の地図作成を命じられ、何故か水戸黄門の時代劇の様な役割を果たすことになってしまう。
 侍女のサラや、旅の途中で出会った傭兵のダールなどと繰り広げられる、ファンタジーな冒険譚。彼女の持つ白紙の世界地図は、これから思い出の記録で埋まっていくのだろうか。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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