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ペンギン・サマー (一迅社文庫) 文庫 – 2009/4/20

3.7 5つ星のうち3.7 6個の評価

幼なじみの相馬あかりに付き合わされて、街に古くから伝わる伝説「クビナシ様」を探すため近所の「白首山」へ登る羽目になった東田隆司。しかし。街で暗躍する謎の秘密結社「赤面党」。一部でささやかれる、白首山に眠るという埋蔵金の噂。そして、ペンギン……。様々な要素が絡みあい、事態は思わぬ方向へ……。そんな、ひと夏のトンチキな物語。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 一迅社 (2009/4/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/4/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 254ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4758040702
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4758040709
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 6個の評価

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六塚 光
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カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
6グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラストまで読み終えた瞬間に「ああ、もう一度冒頭から読み直したい!」と読者に思わせる作品が
傑作の条件だというならこれはまさしく大傑作の部類に入るかと

大まかなジャンルから言えばタイムパラドックスを軸に置いたSFというべき作品なのですが
とある地方都市に伝わる「クビナシ様」という伝承にまつわる人々の群像劇を、章ごとに語り口を変え
例えば、探検家の口述筆記から民間研究者による伝承の解説、秘密組織の首脳の会話劇へと次々に変えながら
万華鏡のような色彩の変化とともに語り、時系列を遡っていく中で一つの町に伝わる伝承の誕生へと繋がっていく…
何とも凝った構造になっております

第一章を読んだ時点では主人公とヒロインのある奇妙な夏休みを描くだけで「何なのこれ?」と呆気にとられましたが
まさか第一章が大冒険が済んだ後のエピローグだったとは!
そしてこの話を通じて語られる不可解な「クビナシ様」伝承が成立する過程でどのような「伝言ゲーム」を辿ったのかを
各章ごとにヒントを散りばめておいてラストで一気に組み上げる構成のマジックは「そう繋がるのか!」とある種の
ピタゴラ装置を見るような趣があります

パズル的要素が強い作品なので確かに読む人を選ぶ部分はありますが、章ごとに語り口を変化させる手法などは
SFでは昔から取り入れられてきた手法ですし、決して奇を衒い過ぎた作品でないことは保証します
「果てしない流れの果てに」や「時間商人」などの時系列のパズル的作品が好きな方には是非お勧めします
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月18日に日本でレビュー済み
パズルになってりゃなんでも面白いのか?ただ淡々とパズルの構成を説明されただけでそれ以外が何もない
死人も出した後味の悪さもどこにもつながっていかない
文章のクオリティも低い
2009年5月2日に日本でレビュー済み
なかなか面白かったです。
星四つは、まぁ買って損はないでしょうってところですね。

内容は予想外の群像劇。
それぞれのキャラクターの視点で、物語が進んで行き最終的には謎が解けると言う方法です。
しかも、主人公は日記文。探検家はテープレコーダーに記録された口述文。悪の秘密結社はすべて会話文。あるいは伝承物語形式。といろんな手法を使って変化を狙っています。
しかも、最初に時系列で最後が来て、過去に話が戻っていくと言う。
まぁかなり冒険的な作品ですが、ほどよくうまくまとまっていると思います。
また、内容的にも飽きさせず楽しかったです。

ペンギンサマーは、ある日突然、しゃべるペンギンが押しかけてきた。
その顛末の物語です。

それから内容には関係ないですが、一迅社文庫は、文字列がページ端までいっぱいいっぱいに印刷されているので、読みにくいです。
もっと余裕をあけて欲しいところです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月12日に日本でレビュー済み
イラストに惹かれて購入しましたが、当たりでした。

この地方に代々伝わる謎の伝承。喋るペンギンの登場etc…。
色々と要素が出てきて飽きる事が無いので読んでいて面白かったのですが、オチがあっさりとしていてそこが残念だったという事で星-1です。

伝承の考察についてですが、様々な切り口、手法から迫って行くので、筆者さんの技量に感心すると同時に読んでいて充実感がありました。
ただつらつらと考察が述べられている場面は飽きてしまう感も多少ありましたが…。

しかし買って損は無い一冊だと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月8日に日本でレビュー済み
タイトルは『ペンギンとの夏』と『ペンギン様』にかけているのだろうか?
地の文が色々な体裁を取っていく。
どんな感じな体裁でというのは、直接に出会った方が面白いと思うので記さないけれども。結構意表を突かれる感じ。
総じて色々な形が収束していき、一つの流れをなす。
はちゃめちゃに見えて、ちゃんとロジックは成立している。
楽しく読めた作品。良作としてお奨めと言うほどではないのだけれど、是非他の人にも読ませてみたいな と思う作品。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんとなくAmazonで内容を見て、面白そうやなーっと思って買ったけど凄く良かった!伏線が最後までちゃんと回収されてるから後読感がいい!初めてこの作家さんの本を読んだけど、ほかの本も見てみようと思うくらい良作です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート