はっきり言って「期待はずれ」でした(私の観点ですから)。
主人公に3人の婚約者+1人の逆ハー設定ですが、甘い展開はまったく無く(あっても半ページ)、普通の和風ファンタジー小説を読んでいる感覚でした。
表紙からして「悠人と結ばれるのかぁ〜」とか思って読みましたが結ばれませんでした(^_^;)
そして、悠人との遠距離文通ページ7枚目を捲ると[あとがき]でバッサリ終わってました。「え、終わり?」とペラペラ見直しました。で結局のところ主人公が誰と結ばれたかはわかりません。煮え切らない気分でモヤモヤしたので、別の小説で気分直ししましたよ。
素直な感想、私はコレを「恋愛小説」だと思えませんでした(私の観点ですからね!)。
まあ「ファンタジー小説」としたら面白いかもしれませんね。厨二を思わせる魔法の呪文を見て若干吹きましたし。
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咲くや此の花~誓いの巫女と異国の花婿~ (一迅社文庫アイリス) 文庫 – 2011/10/20
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社一迅社
- 発売日2011/10/20
- ISBN-104758042691
- ISBN-13978-4758042697
登録情報
- 出版社 : 一迅社 (2011/10/20)
- 発売日 : 2011/10/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 250ページ
- ISBN-10 : 4758042691
- ISBN-13 : 978-4758042697
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2011年11月7日に日本でレビュー済み
大正時代退魔もの。同作者のゲーム
プリティ☆ウィッチ☆アカデミー! 通常版
と世界がリンクしていますが、ティアラ文庫のノベライズ
プリティ☆ウィッチ☆アカデミー!―魔法使いと契約の夜 (ティアラ文庫)
を読んだだけでも充分理解できる、たぶんまったく知らなくても理解できます。
その家系に生まれたとはいえ、いきなり婚約者を選んで巫女となれという父親の言いつけは、大きな力を手に入れる代償への覚悟のため、支えとなる伴侶が必要だから、という設定は納得です。急いで婚約者を決めなくてはいけないことも、巫女には心の支えが必要だというのも、ロマンチックだと思います。ワルプルギスの夜とか悪魔ベルゼブブとか、いろいろなところで何度も見たことのある、この手の作品ではすでに手垢がついているのではないかと思われるネタを使うのには「うーん」ですが、そういうところではない、恋のときめきや逆ハーレムでイケメンいっぱい!に萌えるための作品と思えば、充分だと思います。
ですが、あとがきで「ハムスターのこと以外は史実に沿っています」とありましたが、大正時代の人が「チャンス」とか「パンク」とか「タイミング」とか、イギリス人でも現代の意味での「フォロー」とか言うかな・・・?
その家系に生まれたとはいえ、いきなり婚約者を選んで巫女となれという父親の言いつけは、大きな力を手に入れる代償への覚悟のため、支えとなる伴侶が必要だから、という設定は納得です。急いで婚約者を決めなくてはいけないことも、巫女には心の支えが必要だというのも、ロマンチックだと思います。ワルプルギスの夜とか悪魔ベルゼブブとか、いろいろなところで何度も見たことのある、この手の作品ではすでに手垢がついているのではないかと思われるネタを使うのには「うーん」ですが、そういうところではない、恋のときめきや逆ハーレムでイケメンいっぱい!に萌えるための作品と思えば、充分だと思います。
ですが、あとがきで「ハムスターのこと以外は史実に沿っています」とありましたが、大正時代の人が「チャンス」とか「パンク」とか「タイミング」とか、イギリス人でも現代の意味での「フォロー」とか言うかな・・・?
2012年1月20日に日本でレビュー済み
1921年の大正時代の帝都の女学生、退魔の力を持つ血筋の、霊感の片鱗さえ持たない15歳の次女・櫻子。
希代の力を持っていた先代の巫女である長女の姉は三年前に19歳の若さで魔物に敗れ亡くなっている。このまま家業は排するものと思っていた櫻子だったが、母の遺言による降って湧いた縁談があり、夫を選び青竜の巫女になるように言われてしまう。
縁談の相手としてイギリスからやって来たのは『魔法使い』悠人と、そのお目付け役のエドガー。困惑する櫻子をよそに巫女の守り手の家系である幼なじみの修太と、別件の縁談相手だった帝国軍人の三島も櫻子の『婿候補』に名乗りをあげた。
・・・と言うような、逆ハーと退魔アクションもありの少女成長ものなお話なのですが・・・。
最初の設定からつまづきまくりました。
古くから続く四神の家柄らしいのに、途絶える事に非常に鈍感だし、伴侶選びが「契約」の前提となるのに、候補の資格は問われない・・・巫女と好きあってて、ある程度理解があればオッケーなのかしら?。家の秘密みたいな部分も「候補」にまでオープンにしてるけどいいのか?等々、設定の詰めがすべて甘くこの世界感に全く浸れませんでした。
ヒロインは都合「父権絶対」と言いながら、実際の行動言動ではそう思ってる気配は微塵も無し。父親もちゃんと描かれる以前にぐだぐだでこの時代の家父長らしさは感じられない。ってか、大正時代ってシチュエーション、全く生きてない。
櫻子に多大な影響を及ぼしてる亡き姉も、エピソードが具体的でないのでピンと来なかったし、お試し的な退魔経験で婿選びとか、あの復活エピソードに屈託なさすぎな彼にビックリとか諸々「ありえないだろ…」と思ってしまった時点で既にギブ。美味しいはずの男性陣も人数もあってか大味で期待はずれで。
呪文に凝るより中味を整理して煮詰めて欲しかったと思いました。全てが終わって『往復書簡』してる所は気楽に楽しかったけど、本筋は空回りで散漫な印象です。
希代の力を持っていた先代の巫女である長女の姉は三年前に19歳の若さで魔物に敗れ亡くなっている。このまま家業は排するものと思っていた櫻子だったが、母の遺言による降って湧いた縁談があり、夫を選び青竜の巫女になるように言われてしまう。
縁談の相手としてイギリスからやって来たのは『魔法使い』悠人と、そのお目付け役のエドガー。困惑する櫻子をよそに巫女の守り手の家系である幼なじみの修太と、別件の縁談相手だった帝国軍人の三島も櫻子の『婿候補』に名乗りをあげた。
・・・と言うような、逆ハーと退魔アクションもありの少女成長ものなお話なのですが・・・。
最初の設定からつまづきまくりました。
古くから続く四神の家柄らしいのに、途絶える事に非常に鈍感だし、伴侶選びが「契約」の前提となるのに、候補の資格は問われない・・・巫女と好きあってて、ある程度理解があればオッケーなのかしら?。家の秘密みたいな部分も「候補」にまでオープンにしてるけどいいのか?等々、設定の詰めがすべて甘くこの世界感に全く浸れませんでした。
ヒロインは都合「父権絶対」と言いながら、実際の行動言動ではそう思ってる気配は微塵も無し。父親もちゃんと描かれる以前にぐだぐだでこの時代の家父長らしさは感じられない。ってか、大正時代ってシチュエーション、全く生きてない。
櫻子に多大な影響を及ぼしてる亡き姉も、エピソードが具体的でないのでピンと来なかったし、お試し的な退魔経験で婿選びとか、あの復活エピソードに屈託なさすぎな彼にビックリとか諸々「ありえないだろ…」と思ってしまった時点で既にギブ。美味しいはずの男性陣も人数もあってか大味で期待はずれで。
呪文に凝るより中味を整理して煮詰めて欲しかったと思いました。全てが終わって『往復書簡』してる所は気楽に楽しかったけど、本筋は空回りで散漫な印象です。