久々にジーンと胸の熱くなるお話を読みました。
読み終わった後の心地よさはお薦めです。
無機質な環境で育てられた少女が暖かな人々との関わりから心を育んでいく、そんなお話。
表紙の絵とタイトルに惹かれて買ってみたのですが満足です。
ライトノベルにありがちな鈍ちん男主人公にヒロインが複数のハーレムものというテンプレにはもうお腹いっぱいという感じでしたので、こういう作品がもっと世に出て欲しいと思います。
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誰よりも優しいあなたのために (一迅社文庫) 文庫 – 2012/1/20
- 本の長さ286ページ
- 言語日本語
- 出版社一迅社
- 発売日2012/1/20
- ISBN-104758043019
- ISBN-13978-4758043014
登録情報
- 出版社 : 一迅社 (2012/1/20)
- 発売日 : 2012/1/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 286ページ
- ISBN-10 : 4758043019
- ISBN-13 : 978-4758043014
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,766,403位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロボットものです。
サイコドライブという、動かすのに特殊な能力を必要とする中枢部を持つロボットが設定され、主人公・メイは天性の特殊能力者。市井の人々から切り離されて育ったメイは、サイコドライブ能力を増幅する処置を受けることで一般人とともに軍務に就くことになる。気持ちの良い仲間たちと敵――謎の生命体に立ち向かうメイ。
百合物であるらしい、というネット評を元に読んでみました。確かに主人公・メイと部隊一仲良しのみまりとの関係はホットな友情で百合っぽいのでロボ物+百合を求めている人にはいいかもしれない。
ちょっと歯切れが悪くなるのは特別に印象に残るような美点が思い浮かばなかったから。戦闘ロボが好きで好きでたまらない人には物足りないし、百合ん百合んなお話を求める人にも不満だと思う。
サイコドライブという、動かすのに特殊な能力を必要とする中枢部を持つロボットが設定され、主人公・メイは天性の特殊能力者。市井の人々から切り離されて育ったメイは、サイコドライブ能力を増幅する処置を受けることで一般人とともに軍務に就くことになる。気持ちの良い仲間たちと敵――謎の生命体に立ち向かうメイ。
百合物であるらしい、というネット評を元に読んでみました。確かに主人公・メイと部隊一仲良しのみまりとの関係はホットな友情で百合っぽいのでロボ物+百合を求めている人にはいいかもしれない。
ちょっと歯切れが悪くなるのは特別に印象に残るような美点が思い浮かばなかったから。戦闘ロボが好きで好きでたまらない人には物足りないし、百合ん百合んなお話を求める人にも不満だと思う。
2012年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ライトノベル自体あんまり読まないのですが、久しぶりに購入して最初のカラーページを開いてびっくり!表紙の絵から感動ものかと思っていましたが
確かに感動ものですがロボットものでもあって最後の戦闘は圧巻でした。涙もろいのもあるのですが、後半は話が展開するたびに泣いてしまいました。
確かに感動ものですがロボットものでもあって最後の戦闘は圧巻でした。涙もろいのもあるのですが、後半は話が展開するたびに泣いてしまいました。
2012年5月7日に日本でレビュー済み
「超常兵器的な能力を持つ」「過酷な宿命と儚い生」といった背景を持ったヒロインが好きです
例えば「 イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫) 」だの「 魔法少女を忘れない (集英社スーパーダッシュ文庫) 」だの…こちらも紹介文を見る限り
自分好みなシチュエーションだったので手に取ってみました
ラボで孤独に、無機質に育った少女が前線の部隊に配置されて、初めて人間らしい感情に向き合い
小さな幸福を得そうになるが、その一方で兵器として強化された少女の体には過酷な運命が…
うん、ここまでは自分のストライクゾーンど真ん中です。自分の感情に目覚めた少女が日記を付け始める
下りなんかは彼女を待つ悲劇性を際立たせる演出としては最高じゃないですか!
なのですけど、どうにも煮え切らないまま終わっちゃいましたねえ
こういう小説じゃ敵との戦闘や背景としての戦争なんかは舞台装置程度で済ませてヒロインと
彼女を取り巻く小さな世界を描く方がドラマとして成立しやすいと思うのですが
ヒロインが無機質なラボの描写に比べると最初から感情豊かすぎたりして折角の出会いの印象が薄かったり
ヒロインにも彼女を取り囲む人々にも破局的な悲劇は起こらず「めでたし、めでたし」で終わっちゃうのは…
うーん、どうにも物足りない。もちろん悲劇ばっかり期待するのは偏った嗜好なのでしょうけど
あまりにご都合主義的ハッピーエンドじゃ興ざめしてしまいます。あとがきに拠ればサブヒロインに関して
大きく改変した部分もあるそうですが、作者の書きたいように書かせた方が良かったんじゃないですかねえ?
例えば「 イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫) 」だの「 魔法少女を忘れない (集英社スーパーダッシュ文庫) 」だの…こちらも紹介文を見る限り
自分好みなシチュエーションだったので手に取ってみました
ラボで孤独に、無機質に育った少女が前線の部隊に配置されて、初めて人間らしい感情に向き合い
小さな幸福を得そうになるが、その一方で兵器として強化された少女の体には過酷な運命が…
うん、ここまでは自分のストライクゾーンど真ん中です。自分の感情に目覚めた少女が日記を付け始める
下りなんかは彼女を待つ悲劇性を際立たせる演出としては最高じゃないですか!
なのですけど、どうにも煮え切らないまま終わっちゃいましたねえ
こういう小説じゃ敵との戦闘や背景としての戦争なんかは舞台装置程度で済ませてヒロインと
彼女を取り巻く小さな世界を描く方がドラマとして成立しやすいと思うのですが
ヒロインが無機質なラボの描写に比べると最初から感情豊かすぎたりして折角の出会いの印象が薄かったり
ヒロインにも彼女を取り囲む人々にも破局的な悲劇は起こらず「めでたし、めでたし」で終わっちゃうのは…
うーん、どうにも物足りない。もちろん悲劇ばっかり期待するのは偏った嗜好なのでしょうけど
あまりにご都合主義的ハッピーエンドじゃ興ざめしてしまいます。あとがきに拠ればサブヒロインに関して
大きく改変した部分もあるそうですが、作者の書きたいように書かせた方が良かったんじゃないですかねえ?
2012年5月5日に日本でレビュー済み
この表紙絵とタイトルでは確かにロボット物だとは思えない。
内容には合ってはいますが
ターゲットとなる購買層を外しそうですな。
きっと「ガンパレード・マーチ」とか「疾走れ、撃て」とか
「天槍の下のバシレイス」なんかが好きな人向け
のお話だろうと思えるから。
個人的には絶望的な世界で健気に戦う少女(少年)達のお話は
かなりツボです。
単巻でよくまとめ上げたと思うほど面白かった。
まあ残念系ラブコメや異能バトル全盛のラノベで
今風での作品ではないので地味ですね。
続刊は、、たぶんないんだろうなぁ、、、、
内容には合ってはいますが
ターゲットとなる購買層を外しそうですな。
きっと「ガンパレード・マーチ」とか「疾走れ、撃て」とか
「天槍の下のバシレイス」なんかが好きな人向け
のお話だろうと思えるから。
個人的には絶望的な世界で健気に戦う少女(少年)達のお話は
かなりツボです。
単巻でよくまとめ上げたと思うほど面白かった。
まあ残念系ラブコメや異能バトル全盛のラノベで
今風での作品ではないので地味ですね。
続刊は、、たぶんないんだろうなぁ、、、、