主人公(男)と、「歌神楽女(かがらめ)」という謂わばシャーマンを自認する女の関係が軸になる怖い話。しかしオカルトやホラーに転がり落ちる寸前で成り立っている。どんな人間関係が<正常>なのか、それは見る角度によって異なる。
主人公級の登場人物が<極端>に描かれているが、フィクションと現実を比較しても意味がないのは当然として、ストーリーテリングだ。
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ひとごろし 単行本 – 2004/2/1
明野 照葉
(著)
- 本の長さ282ページ
- 言語日本語
- 出版社角川春樹事務所
- 発売日2004/2/1
- ISBN-104758410283
- ISBN-13978-4758410281
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
泰史が本郷のアパート近くにある馴染みの喫茶店で出会った弓恵は、不思議な魅力を持つ女だった。普通の日常が、少しずつ形を歪め、泰史の周りにいる親しい人間が狂気を伴っているように思えてきてしまうのだか…。
登録情報
- 出版社 : 角川春樹事務所 (2004/2/1)
- 発売日 : 2004/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 282ページ
- ISBN-10 : 4758410283
- ISBN-13 : 978-4758410281
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,098,604位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 467,343位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2014年12月28日に日本でレビュー済み
次頁が気になってやめられない、でもこんなズブ泥な話、読みたくない・・・これぞ明野照葉の真骨頂、大傑作です。ひとごろしは、そこらにごろごろいる。いや自分もひとごろしだったのか。
本作は、メンタルがあまり快調ではないときに読まないほうがよいかもしれません。
本作は、メンタルがあまり快調ではないときに読まないほうがよいかもしれません。
2015年3月27日に日本でレビュー済み
現代社会は皆病んでる…。は、良いんですが肝心の案件がなにもかも途中だなあ…。この作者さんはその傾向が強いのかな?印象が本書でしっかり固まりました。
気にしなければ問題は自然消滅する?なのかな。「病は気から」を押し付けられたのと同じ気分になったりして。
女の望みは果てがない、の具体事例の描写に関しては膝を打つ感じに同感しましたw
それでもそこそこ楽しみました。
気にしなければ問題は自然消滅する?なのかな。「病は気から」を押し付けられたのと同じ気分になったりして。
女の望みは果てがない、の具体事例の描写に関しては膝を打つ感じに同感しましたw
それでもそこそこ楽しみました。
2011年6月27日に日本でレビュー済み
途中までおもしろくて一気に寝る間も惜しんで読み進めて行ったのですが、
けっきょく曖昧な感じで終わってしまって、読後感がもやっとします。
明野さんの本は、途中まではすごく読みがいがあるのですが、
なぜだろう、読後感がよろしくない。
けっきょく曖昧な感じで終わってしまって、読後感がもやっとします。
明野さんの本は、途中まではすごく読みがいがあるのですが、
なぜだろう、読後感がよろしくない。
2009年11月14日に日本でレビュー済み
愛による狂気がテーマでしょうか。登場人物はさまざまな狂気をはらんでいます。
最初は分かりやすいミステリーかと思ったら、半ばから一転、混沌とした泥沼に。
やめられずに、一気によみましたが、
スッキリしないのはあまり私の好みでないので☆3つにしました。
最初は分かりやすいミステリーかと思ったら、半ばから一転、混沌とした泥沼に。
やめられずに、一気によみましたが、
スッキリしないのはあまり私の好みでないので☆3つにしました。