日高屋創業者の神田正さんの初の著書にして、自伝。
一代で中卒から叩き上げで、日本を代表するラーメンチェーン店を創り上げた伝説の経営者だ。
これだけすごい人だが、無名の出版社から本を出し、ほとんど注目それていないのはもったいない。
有名無名と成功している成功していないは、実は書籍の売上や出版社の格にあまり影響しない。
無名で何の実績がなくても、口八丁手八丁で出版社と読者を騙し続けている著者は実はたくさんいる。
本の内容はしっかりしていて、神田正さんのお人柄や日高屋の歴史がよくわかる。
神田さんは、地元大宮の氷川神社に頻繁に参拝したり、感謝の気持ちと素直な心を常に持つ信心深い人だ。
1941年(昭和16年)生まれなので、両親や教師、師匠などは、明治大正生まれなのがよいのだろう。
そして、戦後の貧しい時代に生まれ育ち、小学生からアルバイトをして家計を助け、中卒で働き、30以上の職を転々とした苦労人である。
経営者としては、この苦労が社員やお客さんを理解できる心を育てたと言えるだろう。
神田さんは、経営者にとって、空気を読む力と人の考えていることを読む力がもっと重要だと考えている。
苦労していないとどうしても、この感覚が鈍くなるのである。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
熱烈中華食堂日高屋: ラーメンが教えてくれた人生 単行本 – 2009/9/1
神田 正
(著)
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社開発社
- 発売日2009/9/1
- ISBN-10475910125X
- ISBN-13978-4759101256
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 開発社 (2009/9/1)
- 発売日 : 2009/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 227ページ
- ISBN-10 : 475910125X
- ISBN-13 : 978-4759101256
- Amazon 売れ筋ランキング: - 457,673位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年テレビ東京番組「カンブリア宮殿」に氏が出演されました。その時の言葉は「やっぱり従業員ですよ。だって今だって一生懸命やってくれている。従業員にどんなに感謝したってしきれない」「運転手付きの車も高級外車も豪邸もいらない。そんな金があるなら従業員の給料をのあげてやりたい」でした。その言葉の源泉を知ることができました。感動の氏の人生物語です。
2012年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビで著者が話をしているのを見て、
その話に強く興味をそそられたので購入。
著者の波乱万丈の人生がつづられています。
ただし、文章が少し残念。
時系列がわかりにくかったりで、
テレビでの話のときほど伝わってこないのです。
そのため星3つ。
その話に強く興味をそそられたので購入。
著者の波乱万丈の人生がつづられています。
ただし、文章が少し残念。
時系列がわかりにくかったりで、
テレビでの話のときほど伝わってこないのです。
そのため星3つ。
2017年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読む価値のある素敵な本です。
大切にこれからも読ませて頂きます。
大切にこれからも読ませて頂きます。
2010年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東京の駅前ならどこでも目にする人気のラーメンチェーン
日高屋創業者神田正さんの初著書。
いわゆる自伝モノで、生い立ちから、
今の職業を選ぶまでの歴史、
そして、現在の日高屋における経営戦略、
人生観まで、わかりやすい言葉で語り尽くしてくれます。
最近、徐々にマスコミに登場する機会も多くなっている
神田さんですが、この前テレビに登場している姿を拝見すると、
成功者にありがちな押しの強さ、クセが全くなく、
私利私欲も持ち合わせていない倹約家、
かつ、実に謙虚で礼儀正しい度量の広い方で、
非常に好印象を持ちました。
ラーメン業界には、伝説的な職人や経営者が何人もいますが、
中卒のハンディを乗り越え、一部上場企業を一代で築き上げた人物というものは、
やはり、他の人とは一味違う「人間力」を兼ね備えているのだな、と
感心した次第です。
飲食でドリームを掴みたい若者、ラーメン業界で頑張っている関係者の方に
おススメしたい本です。
マイナーな出版社からの発刊でしたが、
違った切り口の本を、大手から出してほしいですね。
日高屋創業者神田正さんの初著書。
いわゆる自伝モノで、生い立ちから、
今の職業を選ぶまでの歴史、
そして、現在の日高屋における経営戦略、
人生観まで、わかりやすい言葉で語り尽くしてくれます。
最近、徐々にマスコミに登場する機会も多くなっている
神田さんですが、この前テレビに登場している姿を拝見すると、
成功者にありがちな押しの強さ、クセが全くなく、
私利私欲も持ち合わせていない倹約家、
かつ、実に謙虚で礼儀正しい度量の広い方で、
非常に好印象を持ちました。
ラーメン業界には、伝説的な職人や経営者が何人もいますが、
中卒のハンディを乗り越え、一部上場企業を一代で築き上げた人物というものは、
やはり、他の人とは一味違う「人間力」を兼ね備えているのだな、と
感心した次第です。
飲食でドリームを掴みたい若者、ラーメン業界で頑張っている関係者の方に
おススメしたい本です。
マイナーな出版社からの発刊でしたが、
違った切り口の本を、大手から出してほしいですね。
2015年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ読んで途中ですが、大変勉強になり大切な一冊になりそうです。
2012年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
身近にある日高屋さんの歴史や、その会社としての成長がわかる本です。商売って気持ちの部分が大きいと改めて感じました。