本書のねらいは二つあり、ひとつは、「国連によって提唱され、2005年から開始された「人権教育のための世界プログラム」(以下「世界プログラム」)を活用するために、いくつかの問題提起を行うこと。もうひとつは、国際的な人権教育の流れに学びながら、日本の人権教育に関わる理論や実践を発展させるために必要な視点を明らかにすることであるとされる。
したがって、本書は「世界プログラム」の意義や内容の説明のみを行うものではない。国内外の人権教育に関する理論および実践の今日的到達点と課題を、著者なりの視点から明らかにし、さらに人権の基本的な捉え方や、人権教育における知識・スキル・態度の枠組みなど、人権教育を考える上で基本となる重要なことがらについても検討している。近年の国内外の人権教育の展開を見る上で参考になるだろう。
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人権教育のための世界プログラム: 解説と実践 (ヒューマンライツベーシック) 単行本 – 2005/12/10
平沢 安政
(著)
これからの人権教育はどうあるべきか。人権教育に関する理論と実践の今日的到達点と課題を明らかにし、世界プログラムの意義と重要性をわかりやすくとく。さらに国際的な流れから学びとるべき視点を提案。人権教育の入門書。
- 本の長さ136ページ
- 言語日本語
- 出版社部落解放・人権研究所
- 発売日2005/12/10
- ISBN-104759284001
- ISBN-13978-4759284003
登録情報
- 出版社 : 部落解放・人権研究所 (2005/12/10)
- 発売日 : 2005/12/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 136ページ
- ISBN-10 : 4759284001
- ISBN-13 : 978-4759284003
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,468,530位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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