読んでよかったと思いました。もう何年も気になりながら、今年ようやく手に入れて1日で読みました。桂さんの本は小学生の頃タイトルに惹かれて文庫本を買ったのが初めです。「天国にいちばん近い島」
わたしはバナナケーキや、キャトルキャーを自分でも焼いてみました。独身時代の思い出は森村桂さんの本とリンクしています。
その後のご活躍はときどきニュースなどで知っていましたが、幸せだと思っていた彼女が病のために自死したという事実には衝撃をうけ、その才能を惜しみました。
中年になったわたしが今言えるのは、選びとった人生のドラマは、誰も想像のできない結末を迎えることがある、ということです。
彼女を愛しぬき、もしかしたらそばにいて本当につらいことのほうが多かったかもしれない著者の今後のお幸せをお祈りしたいと思います。
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桂よ。 わが愛・その死 単行本 – 2005/9/2
三宅 一郎
(著)
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社海竜社
- 発売日2005/9/2
- ISBN-104759308881
- ISBN-13978-4759308884
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登録情報
- 出版社 : 海竜社 (2005/9/2)
- 発売日 : 2005/9/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 232ページ
- ISBN-10 : 4759308881
- ISBN-13 : 978-4759308884
- Amazon 売れ筋ランキング: - 489,165位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14,850位エッセー・随筆 (本)
- - 86,637位ノンフィクション (本)
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イメージ付きのレビュー
3 星
書いて良いのか・・・・悪いのか悩みましたが。
私が、この本を買ったのは、直接ご主人に電話してから、サインと共に送られて来ました。アマゾンで買ってないので、コメント書く資格がないけれど、今は、もう亡くなられて何年過ぎたのかも分からない。新聞で知って、衝撃どころか、その時に私自身も死んだと思った。本を読んでいると、作家では無くても、ご主人の三宅氏が書かれた内容は、本当に夫でなければ書けないタブーの闇も書かれて有って、ファンの私には、この本を読み終えて、初めて森村 桂様の生涯をファンとして知ったと思った。この本は、三宅氏の魂の叫びと、妻で有る桂 様の夫婦の愛と溝が書かれた、絶唱の魂の本だと思います。夫で有る、三宅氏は、その後、妻が辿ったウツとアルコールに溺れていた。年に数回電話掛けるたびに、電話には出てお話を聴いてくれる人物で、決して悪い人では無い。電話口の三宅氏は、酔った口調でウツと頭痛に悩まされていた。そんな中で、ファンの私の電話を出てくれる人だった。しかし、私は何ひとつ優しい言葉もいわず、アンタが立ち直らないと、森村 文学が永久になくなるよ!!!! と叱咤の暴言で口走っていた。今は、三宅氏もウツから解放されているらしい・・・・・問題は、私の残酷さである。未だに、亡くなられてお祈りひとつしてない・・・・・日にちも命日も亡くなられた年月も頭に記録しようとしない自分がいる。あんなにも、展示会のお知らせ・年賀など頂きながら、私は、命日も知らずに新聞の死亡欄の記事と共に私の森村氏に対する愛と希望が死んでしまったのだ。三宅氏に電話を掛けても、夫で有る三宅氏に暴言の嵐で電話を数回する人間となった。いおや、最初から私は、二重性格だったのだ。この本が、森村氏が太陽なら、三宅氏は月の裏と表の夫婦だったのだ。と思った。作家でもない三宅氏の、この一冊は、本当の意味で、最後までファンに悲しみと現実の苦しみを見せなかったのに対して夫で有る、三宅氏は、本当に皆、本音で暴露した本です。人間、何時までもファンタジーの世界ばかりでは生きられない。三宅氏の努力と、三宅氏なりの夫として失格であっても、夫婦の中には、私達は入れない。最後まで、三宅氏は良く苦しみと悲しみの中で頑張ったと思います。桂 様・・・・・私も、貴女と共に、あの日で私も死にました。命日も覚えたくても覚えられないです。何回も上京するのを勧められましたが、私も病と共にダウンしていたのです。私も、桂様に本音を言わずに、離れてしまいました。まさか、桂様も精神の病に苦しまれていたとは何と皮肉な関係でしょうね・・・・・私もパニック障害で悩み・苦しみ、そして桂様から離れていましたわ。これだけが悔やまれます。懺悔。心から、今、ここで、ご冥福と永久の慰めが神様から癒され、ファン皆様の天国からの配達人でいて下さいませ。森村 桂様の魂が、母上とご主人を見守って下さいます様にお祈り致します。さようなら・・・・・そして天国にいちばん近い距離から私達ファンも見守って下さいませんか?アーメン †2015.07.27
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2014年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
商品の状態がすごくよかったです。
森村桂がどのようにして狂気に向かっていったのかについて少しでも知ることができてよかったです。
森村桂がどのようにして狂気に向かっていったのかについて少しでも知ることができてよかったです。
2024年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまで読んできた森村桂さんの書かれてきた壮絶な結婚生活からの新たなる生活の、その後を知る最終回な本。
見届けたくて、読みたかった本。
なるほどそうでしたか。
ご主人の献身は痛々しかったですが、これを書きあげることで、吹っ切れるものがあったのならば良いですね。
見届けたくて、読みたかった本。
なるほどそうでしたか。
ご主人の献身は痛々しかったですが、これを書きあげることで、吹っ切れるものがあったのならば良いですね。
2013年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
森村桂さんがどのように亡くなったのか知りたいと思っていました。長い間病気で苦しまれていたこと初めてしりました。
2011年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「心を病んだ人を支える人を、そのまた周囲が支えること」の大切さが痛切に感じられる内容でした。
桂さんの伝記である以上に、桂さんという固有名詞を離れ、闘病を支えた方の凄絶な記録として読みました。
私は桂さんの本は中学のとき「ほらふきココラテの冒険」と、世の中の気に入らない事柄を怒る「辛口エッセイ」式の「いわせてもらえば」を読んだ程度です。後者は、物事を単純に善悪二分化し正義を叫ぶ内容が気に入ったようで、「女は家で夫に三つ指ついて仕えろ」みたいな箇所に中学生のガキがそうだそうだと判ったつもりになっていました。お恥ずかしい。年齢を重ねるにつれ、人それぞれ事情を抱えた人生を、他人が高みから指図するおこがましさや文章の正義派ぶりに抵抗を感じてきて(人生応援歌の桂さんにしては、怒りの表現だらけの、例外的な一冊だったのかも知れませんが)、以来、桂さんの著作からは離れました。
2004年に自死されたらしいことは報道で知りましたが、やや意外だった程度。
今回、たまたま本書を読み、桂さんの内面を初めて理解。なぜ「女は家に」だったのかの原因らしきものも納得しました。
「ココラテ」で建築家が「狂ったヤシか」とつぶやく場面が意味ありげに挿入され、しかしそのあり気な意味が最後まで説明されず、ずっと引っかかっていたのにも、ヒント?が得られたような。
そして、そんな妻ちゃんを捨てず、全て受け入れようと最後まで奮闘した著者氏に感服。同時に、全身全霊を捧げてやはり一人では背負いきれない現実、周囲や社会も協力する仕組みの必要性を考えさせられます。
あまり救いのない、重すぎる話ではありますが、「お父ちゃん、買ってくれ。」というセリフ、「ニコタニコタしていること」という約束が、可愛くて、少しだけ救いで、泣けました。
重いので、心して読まれるといいです。
12年3月付記:その後「心気妄想」「パーソナリティ障害」「愛着障害」「アダルトチルドレン」「共依存」などについて何冊か入門書を読み、本書の内容と驚くほど重なるのに気づきました。本書中の精神科医氏の対応は(三宅さんの記述を読む限り)どうも頼りないのですが、これらの知見を医療界も一般社会もどんどん共有して、少しでも本人や周囲をラクにする必要性をますます感じました。
桂さんの伝記である以上に、桂さんという固有名詞を離れ、闘病を支えた方の凄絶な記録として読みました。
私は桂さんの本は中学のとき「ほらふきココラテの冒険」と、世の中の気に入らない事柄を怒る「辛口エッセイ」式の「いわせてもらえば」を読んだ程度です。後者は、物事を単純に善悪二分化し正義を叫ぶ内容が気に入ったようで、「女は家で夫に三つ指ついて仕えろ」みたいな箇所に中学生のガキがそうだそうだと判ったつもりになっていました。お恥ずかしい。年齢を重ねるにつれ、人それぞれ事情を抱えた人生を、他人が高みから指図するおこがましさや文章の正義派ぶりに抵抗を感じてきて(人生応援歌の桂さんにしては、怒りの表現だらけの、例外的な一冊だったのかも知れませんが)、以来、桂さんの著作からは離れました。
2004年に自死されたらしいことは報道で知りましたが、やや意外だった程度。
今回、たまたま本書を読み、桂さんの内面を初めて理解。なぜ「女は家に」だったのかの原因らしきものも納得しました。
「ココラテ」で建築家が「狂ったヤシか」とつぶやく場面が意味ありげに挿入され、しかしそのあり気な意味が最後まで説明されず、ずっと引っかかっていたのにも、ヒント?が得られたような。
そして、そんな妻ちゃんを捨てず、全て受け入れようと最後まで奮闘した著者氏に感服。同時に、全身全霊を捧げてやはり一人では背負いきれない現実、周囲や社会も協力する仕組みの必要性を考えさせられます。
あまり救いのない、重すぎる話ではありますが、「お父ちゃん、買ってくれ。」というセリフ、「ニコタニコタしていること」という約束が、可愛くて、少しだけ救いで、泣けました。
重いので、心して読まれるといいです。
12年3月付記:その後「心気妄想」「パーソナリティ障害」「愛着障害」「アダルトチルドレン」「共依存」などについて何冊か入門書を読み、本書の内容と驚くほど重なるのに気づきました。本書中の精神科医氏の対応は(三宅さんの記述を読む限り)どうも頼りないのですが、これらの知見を医療界も一般社会もどんどん共有して、少しでも本人や周囲をラクにする必要性をますます感じました。
2006年3月5日に日本でレビュー済み
森村さんは私が若い頃、天国に近い島の他、美女と醜女(しこめ)シリーズで人気ベストラー作家でした。TV化もされましたしね。
でも、実は当時から違和感がありました。ハイテンションすぎて、ついていけないような。離婚されたとき、「ああ、やっぱり無理してたんだ」と腑に落ちたものです。
さてこの本ですが、三宅さんに言わせれば、三宅さんと桂さん以外の人の殆どが、桂さんを利用する悪人、とくにお母様は容赦なく悪人にされてしまってます。読みながらいったい誰を信用すればよいのやらと途方に暮れてしまいます。それでも我慢しながら読みすすむんでいると今度は、なんでこのような本をご主人は出されたのだろうと疑問がわいてきます。これはどう譲っても曝露本以外のなにものでもないと思うのです。あるいはご主人(三宅氏)を正当化する本。三宅さんがお書きの事が全て真実ならば、桂さんは心から幸せを知らないという可哀相な人ということになります。
読後感の悪い本です。
でも、実は当時から違和感がありました。ハイテンションすぎて、ついていけないような。離婚されたとき、「ああ、やっぱり無理してたんだ」と腑に落ちたものです。
さてこの本ですが、三宅さんに言わせれば、三宅さんと桂さん以外の人の殆どが、桂さんを利用する悪人、とくにお母様は容赦なく悪人にされてしまってます。読みながらいったい誰を信用すればよいのやらと途方に暮れてしまいます。それでも我慢しながら読みすすむんでいると今度は、なんでこのような本をご主人は出されたのだろうと疑問がわいてきます。これはどう譲っても曝露本以外のなにものでもないと思うのです。あるいはご主人(三宅氏)を正当化する本。三宅さんがお書きの事が全て真実ならば、桂さんは心から幸せを知らないという可哀相な人ということになります。
読後感の悪い本です。
2013年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
受け持ちの患者さんの好みで買いました。しかし内容が若干重かったので読ませられませんでした。お取引そのものは迅速かつ丁寧で大変良かったです。
2020年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
森村桂さんの才能を世に還元しようと念じ、精神を病んだ桂さんに最後まで寄り添った三宅さんの行為には心から拍手を贈ります。ただ、事実のルポにしては、善玉・悪玉があまりにもきっちり色分けされすぎていて「本当のことなの?」と思うことが多くありました。悪玉は森村桂さんの持っているお金をもぎとることしか考えていない100%の守銭奴・金の亡者として描かれており、そこにひとかけらの善意も、百歩譲って「よかれと思った」思い込みというものすらない。世の中にこんな100%の悪人っているの? 人間の中では善と悪とが常に同居しているものなのでは? そこに違和感を覚えました。こんな甘ったれたことを言うのは私が世間知らずで、金も名誉もないからたまたま餌食にならなかったからというだけのことなのでしょうか。「口を極めて罵る」という表現が脳裏に浮かぶほど、三宅氏の文章は敵意に満ちていました。事実は事実として、もう少し淡々と、そして思わせぶりな隠し事(をするなら最初から不要)をせずに、私たちに森村桂さんの最期を伝えてほしかったと思います。