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自然に学ぶ粋なテクノロジー なぜカタツムリの殻は汚れないのか (DOJIN選書22) 単行本(ソフトカバー) – 2009/1/25

4.0 5つ星のうち4.0 17個の評価

天然のエアコンともいえる土、洗浄不要のカタツムリの殻、どんな表面にもくっつくヤモリの足、ハンマーで叩いても割れないアワビの殻……自然の中には近代テクノロジーでも容易に真似することのできない「知恵」がある。そんな自然を手本にし、江戸時代の粋の構造までも取り込み、省資源・低環境負荷の技術としてデザインし直すのがネイチャー・テクノロジーだ。これは単なる自然模倣ではない。完璧な循環をもつ自然から学ぶ、新しいテクノロジーのかたちである。資源の枯渇が危ぶまれ、地球環境問題が叫ばれるいま、これからのものづくりに何が必要かを考える。

商品の説明

著者について

1953年岡山県生まれ。78年伊奈製陶株式会社(現(株)INAX)入社、空間技術研究所基礎研究所(新設)所長、技術統括部空間デザイン研究所(新設)所長、技術戦略委員会・環境戦略委員会兼任議長CTOなどを経て、2004年より東北大学大学院環境科学研究科教授。工学博士。専門は地質鉱物学をベースとした材料化学。多くの実践経験をもとに、「自然のすごさを賢く活かすものつくり」のパラダイムシフト実現に国内外で積極的に活動している。また、環境リーダー人材育成を目的とした大学院SEMSaT研究代表、最近では小学生たちの環境教育にも強い関心を持っている。自然のメカニズムを活かした多くの材料を開発し、環境技術倫理にも造詣が深い。地球村研究室代表、ネイチャーテック研究会代表、ものづくり生命文明機構理事、アースウォッチ・ジャパン理事ほか。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 化学同人 (2009/1/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/1/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 232ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4759813225
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4759813227
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 17個の評価

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石田 秀輝
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
外装は黒ビニール袋 中には綺麗な包装 新品の本 有難う!
2009年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安井至さんのサイトの紹介を見て買った。
環境問題に対してどのようなスタンスの人たちがこの本を手にするか、よくわからないが、私には2〜8章は冗長過ぎた。私が読みたかったのは9章である。恐らくおそらくほとんどの(理系の)人は、9章の内容を目当てに購入するのではないか?
行き過ぎた西欧型のテクノロジー論や資源・エネルギー論を論ずるのはいいが、この本を手にする人には耳タコで、そこはさらりと流してほしかった。
ただし、身の丈の生活を希求するヒトには、テクノロジーと自分との距離を確認する意味で、悪い本ではないと思う。最後にひとつ。この挿絵はこの本には合わない。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年1月31日に日本でレビュー済み
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図書館で借りて読んだのですが、手元に置いておきたいので購入しました。雑誌に書くときなどにも参考にしたいと思っています。
2015年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、
「2030年頃に、エネルギーピークとなる。資源も枯渇する。そうなる前に、「行為の淘汰」が必要だ。
自然のテクノロジーを活かし学びながら、その『行為の淘汰』を楽しみながら行おう(=粋)!」という内容だと思います。

しかし、この本の内容は民間レベルとしては極端な話、「エアコン使うな。マイカー持つな」など
現在の私たちの生活から「行為」を除く事を最上とし、好んでしたいとは思わない内容で現実的でなく
企業レベルとしては、エアコンを無くす、マイカーを無くすというのは、ものづくりによる経済活動が根本から崩れてしまいます。
そして、それについて民間、企業レベル共に具体的な提案などはありません。

この本が示すエネルギーに対する問題定義は、もっともで問題意識を持つ意味ではありだと思うのですが、
具体的な提案がないので不安を煽るだけような感じがしました。
ただ、巻頭と巻末そして、コラムにある自然にあるテクノロジーについては、知らないことばかりでしたのでためになりました。
これについては、一読の価値ありだと思います。
…と、いうか、こういう話ばかり集めて本にした方が粋でワクワクすると思うのは私だけ?

あと、挿絵がかなりガッカリでした。表紙のかたつむりのクオリティとは違います。
せめて筆者が描いていたら…。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
9章の様々な驚きの事例インデックスにとどまらず日本の独自性を軸に新たなテクノロジー
へと舵を切るべきとの著者の考え方に共感をおぼえた。日本という方法は昨今多くの本が出ているが著者がよってたつ「粋」に代表される文化だけでなく、いろいろな切り口/(文中目についた「入口のドア」という表現をされているが)により新たな展開やきずきが読み手側にもあるやに感ずる。  雑誌のような形やTVでビジュアルでみたいページがいくつもあったので今後さらに小学生の子供たちが手に取れるような本や動画にも期待する。
2009年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最新の知見をベースに環境問題の深刻さを非常にわかりやすく伝えている。
このままではいけない、自分も何か行動をしなければという強い衝動に駆られた。

環境問題の深刻さを伝える書籍は数多く存在するが、
この一冊を読みとおすことで、環境問題の全体像を体系的につかむことができる。
専門家のみでなく、これから環境問題を学ぶ社会人や学生にもぜひお勧めしたい一冊である。

ネイチャーテクノロジーの事例についても数多く書かれ、初心者にもわかりやすく解説している。自然のずごさをあらためて実感した。自然から学び、生き生きと生きることができる社会。そんな社会のイメージを浮き彫りにしている。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年3月19日に日本でレビュー済み
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 これまでのテクノロジーは種々の使用目的を持つ「モノ」を大量に造ってきた。その結果造ることでエネルギーを消費すると共に、個人個人が大量のモノに囲まれ、それを使うために更にエネルギーを消費し、ついには、現在の温暖化や資源の欠乏を招いてしまった。
 そのようなモノ造りから造るのにも使うのにもエネルギーを消費しない、モノではなく「(種々のサービスを提供するという)コト」を造るという生産方式が今後の向かう方向であり、これまでのモノ造りを支えてきた考え方を変える、つまりテクノロジーのパラダイムシフトが今後の世界に必要であることを述べたのがこの本だと思う。
 つまり、9章で述べられているテクノロジーはこれまでの思考方法とはまるで次元の違った考え方で実行されるべきだということを知ってもらうために1章から8章があるように感じた。
 このような読み方をした読者にとっては、本当に興味深い本であった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年3月22日に日本でレビュー済み
ヤモリはなぜ天井を走り回れるのだろうか。
魚、アワビ、カタツムリ、シロアリ、ウジ、クモ、カイコ・・・・・・
小さな生き物の不思議な技が出るわ出るわ。
これらを呼び水として、人々が生きることを楽しんで暮らすためのテクノロジーについて読者に考えさせている。

石油が枯渇に向かい、現有埋蔵量を使い切る金属もみられるという2030年がターニングポイントと指摘する等、未来を生きる子たちのために奮闘する著者の危機意識が伝わってくる。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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