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やさしくわかる東洋医学 単行本(ソフトカバー) – 2005/7/19
根本 幸夫
(著)
- 本の長さ173ページ
- 言語日本語
- 出版社かんき出版
- 発売日2005/7/19
- ISBN-104761262680
- ISBN-13978-4761262686
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登録情報
- 出版社 : かんき出版 (2005/7/19)
- 発売日 : 2005/7/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 173ページ
- ISBN-10 : 4761262680
- ISBN-13 : 978-4761262686
- Amazon 売れ筋ランキング: - 532,770位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 252位東洋医学・鍼灸
- - 972位伝統医学・東洋医学 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東洋医学に関心があって購入しました。とても参考になっています!!
2016年7月4日に日本でレビュー済み
著者は薬学部に在籍しながら鍼灸学校にも通い、薬剤師と同時に鍼灸師資格も取得した東洋医学の専門家です。
本書は、その東洋医学についてわかりやすく解説したテキストです。
著者は東洋医学に従事する資格2つを手にし、鍼灸は経絡治療の大家竹山晋一郎氏、漢方は中国人医師に学びました。
中国の古典医学にも精通し、現在は薬局を経営しながら、大学や講習会で教鞭を執っています。
本書では東洋医学を初学者向けに、豊富なイラストと咬んで含めるような丁寧な解説でまとめあげたものです。
まずは根本哲学として中国の世界観である、気、陰陽、五行や、それから発展した臓腑論や気血水や三陰三陽論、日本への移行後の変遷過程などが説明されていました。
次のその哲学を元に行なわれる診断、治療技法としての漢方、鍼灸、按摩、各論として症状ごとの治療法などがまとめられていました。
他に東洋医学に関する日中の歴史が各エピソードの繋がりを明記して描かれ、巻末には主な漢方薬と生薬が個別に整理されているので、これ一冊で広く学べます。
個人的に印象に残ったのは以下の点で、特に三陰三陽論と歴史はわかりやすいと思いました。
・五行の色体表が他で見たことがないくらい丁寧にわかりやすくまとめられていた。
・虚実論も正気と邪気との関係を明確にしてイラストで説明されていた。
・三陰三陽論は、体力の衰えと陽・陰気の関係、太陽、陽明等の意味も丁寧に説明していた。
これに虚実と内臓の関係を組み合わせることで、病の進行を立体的に捉えていた。
・気血水の変調で生じる病気も各状態を比較しながら理解できるように工夫されていた。
・「温病論(急性熱性疾患)」は鎖国時代の日本に伝わらなかったこと。
温病論の基礎理論である衛気営血弁証と三焦論は矛盾があり論争があること。
・証とは体内での正気と邪気の闘争状態を抽象化して示したもので、日中で異なっている。
日本の方証相対(古方派)で、気血水と三陰陽論などで証が決まると処方も決まる。
一方で中国は7つの弁証論治で決めた証を元に疾患ごとにアレンジして処方する。
本書は専門レベルの高度な内容を初学者にもわかるように丁寧に編集されていて読み応えがありました。
近年は一般向けにわかりやすく解説された書籍が多数出版されていますが、そうした類書とは一線を隔する深みのある内容で、これまで読んできた中ではこの本がもっともわかりやすいと思いました。
お勧めです。
本書は、その東洋医学についてわかりやすく解説したテキストです。
著者は東洋医学に従事する資格2つを手にし、鍼灸は経絡治療の大家竹山晋一郎氏、漢方は中国人医師に学びました。
中国の古典医学にも精通し、現在は薬局を経営しながら、大学や講習会で教鞭を執っています。
本書では東洋医学を初学者向けに、豊富なイラストと咬んで含めるような丁寧な解説でまとめあげたものです。
まずは根本哲学として中国の世界観である、気、陰陽、五行や、それから発展した臓腑論や気血水や三陰三陽論、日本への移行後の変遷過程などが説明されていました。
次のその哲学を元に行なわれる診断、治療技法としての漢方、鍼灸、按摩、各論として症状ごとの治療法などがまとめられていました。
他に東洋医学に関する日中の歴史が各エピソードの繋がりを明記して描かれ、巻末には主な漢方薬と生薬が個別に整理されているので、これ一冊で広く学べます。
個人的に印象に残ったのは以下の点で、特に三陰三陽論と歴史はわかりやすいと思いました。
・五行の色体表が他で見たことがないくらい丁寧にわかりやすくまとめられていた。
・虚実論も正気と邪気との関係を明確にしてイラストで説明されていた。
・三陰三陽論は、体力の衰えと陽・陰気の関係、太陽、陽明等の意味も丁寧に説明していた。
これに虚実と内臓の関係を組み合わせることで、病の進行を立体的に捉えていた。
・気血水の変調で生じる病気も各状態を比較しながら理解できるように工夫されていた。
・「温病論(急性熱性疾患)」は鎖国時代の日本に伝わらなかったこと。
温病論の基礎理論である衛気営血弁証と三焦論は矛盾があり論争があること。
・証とは体内での正気と邪気の闘争状態を抽象化して示したもので、日中で異なっている。
日本の方証相対(古方派)で、気血水と三陰陽論などで証が決まると処方も決まる。
一方で中国は7つの弁証論治で決めた証を元に疾患ごとにアレンジして処方する。
本書は専門レベルの高度な内容を初学者にもわかるように丁寧に編集されていて読み応えがありました。
近年は一般向けにわかりやすく解説された書籍が多数出版されていますが、そうした類書とは一線を隔する深みのある内容で、これまで読んできた中ではこの本がもっともわかりやすいと思いました。
お勧めです。
2012年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私が知りたい箇所が、ほぼカバーされておらず、東洋医学に興味がそれほど湧く内容でもなく。失敗しました。
2006年11月30日に日本でレビュー済み
漢方の基本理論が、まるで社会科の教科書か参考書のように
わかりやすく図入りで解説されている。
一応、実用編的に、病気や症状別の薬膳・漢方薬も掲載されていて
そちらのほうもよく説明されていると思うけれど、
この本のウリはやはり「漢方の理論」「中国医学・日本漢方の歴史」
がわかりやすく解説されているところ。
「漢方の基本理論はひとつではない」どころか、
この本で解説されているだけでも
「気」「陰陽論」「五行説」「臓腑経絡論」「虚実論」「気血水論」
(←この辺まではわりと一般的かも?)、
さらに「三陰三陽論」「温病論」…とこんなにある。
この本で、それぞれの理論がなんとか区別できるようになった。
別に理論がわからなくても漢方薬は飲めるけれど、
わかって飲めば心理的にもいっそう効きそう。
実用/ハウツー的な漢方本を読んでいて
頭でも(理論的にも)納得したくなったときに、おすすめできる。
わかりやすく図入りで解説されている。
一応、実用編的に、病気や症状別の薬膳・漢方薬も掲載されていて
そちらのほうもよく説明されていると思うけれど、
この本のウリはやはり「漢方の理論」「中国医学・日本漢方の歴史」
がわかりやすく解説されているところ。
「漢方の基本理論はひとつではない」どころか、
この本で解説されているだけでも
「気」「陰陽論」「五行説」「臓腑経絡論」「虚実論」「気血水論」
(←この辺まではわりと一般的かも?)、
さらに「三陰三陽論」「温病論」…とこんなにある。
この本で、それぞれの理論がなんとか区別できるようになった。
別に理論がわからなくても漢方薬は飲めるけれど、
わかって飲めば心理的にもいっそう効きそう。
実用/ハウツー的な漢方本を読んでいて
頭でも(理論的にも)納得したくなったときに、おすすめできる。
2014年2月3日に日本でレビュー済み
この手の入門書は数冊出ておりますが、そのなかではいいかもしれません。
内容は可もなく不可もなくといったところですが、
そういう癖のないのが入門書にとっては重要ですから、
これは良いと思う。
内容は可もなく不可もなくといったところですが、
そういう癖のないのが入門書にとっては重要ですから、
これは良いと思う。
2012年3月2日に日本でレビュー済み
「東洋医学に興味をもったので、何か読んでみよう」という人でも実用書感覚で読めるわかりやすい解説書です。テーマも多くちりばめられているので飽きません。また「症状別養生」に多めにページが割かれているため、理論よりまず試したい、という方もまず具体的に取り組んでみることができます。、東洋医学の入口にいるような人は大なり小なり身体や心の不調があるとは思うので、これで効果を感じられたらますます東洋医学好きになるのではないか、と思ったりします。
一見、入門書的ではありますが、実は意外と奥が深いです。入門者の方はもしかしたら「へぇ〜」程度に、参考資料程度に流してしまうかもしれないのですが、本文中にある「五行の色体表」はかなりよくできています。私は専門家ではなく趣味程度のものなので、ずっとわかりやすい色体表を探していました。東洋医学では重要なものなのに、多くの入門書には載っていなかったり、載っていても古文?みたいな書き方もあったり。
でもこの本は親切に噛み砕き、だけど結構詳しめで素晴らしいです。汚れてもいいようにコピーして普段手元に置いたりもしています。
結構読み終わると本は手放してしまうのですが、この本は手元において良く見ています。辞書ではなく実用的なんだけども、でも辞書みたいに使える本です。
一見、入門書的ではありますが、実は意外と奥が深いです。入門者の方はもしかしたら「へぇ〜」程度に、参考資料程度に流してしまうかもしれないのですが、本文中にある「五行の色体表」はかなりよくできています。私は専門家ではなく趣味程度のものなので、ずっとわかりやすい色体表を探していました。東洋医学では重要なものなのに、多くの入門書には載っていなかったり、載っていても古文?みたいな書き方もあったり。
でもこの本は親切に噛み砕き、だけど結構詳しめで素晴らしいです。汚れてもいいようにコピーして普段手元に置いたりもしています。
結構読み終わると本は手放してしまうのですが、この本は手元において良く見ています。辞書ではなく実用的なんだけども、でも辞書みたいに使える本です。