本書を読んで1 on 1をチームメンバーと初めたことで、少しずつチームの関係性が良くなってきたような気がしています。
本書では何故1 on 1ミーティングをしなければならないのか、1 on 1をどうやって行えば良いのかを教えてくれます。もし1 on 1ミーティングに興味があって、とりあえず実践してみたいということであれば、本書のとおりに実践すれば悪い方向には進まないと断言できます。
手っ取り早く方法論を学びたい方は是非一度お読み下さい。
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出版社より
豊富な図や表入りで分かりやすい
全体像をつかめる「1on1実践マップ」
巻末には「質問・伝え方例」も掲載
著者について
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イメージ付きのレビュー
1on1ミーティングの重要性&方法について解説した1冊
・本書は、月1回30分の1on1ミーティングで組織変革を行う1on1マネジメントのプロフェッショナルで、組織人事コンサルタントの著者が、著者自身がこれまでの経験から改善した1on1をメソッド化し、そのノウハウ(ミーティングの手法)について紹介すると同時に、世界で最も人材の競争や成長が著しいシリコンバレー企業での取材やヒアリングを通して得た内容を盛り込みながら、これから企業に必要なエッセンスを伝えた1冊。・企業が抱えている課題は大きく分けて、「事業面」と「組織面」の2つの課題がある。・組織の課題とは、「人が育たない、優秀な人が辞めてしまう」といった「人」に関することで、問題となっている事象は多岐にわたる。・しかし、これらの問題を突き詰めていくと、「個人に焦点を当てた対話の不足」という根本的な1つの原因であることがわかる。・確かに、結果を出すために必要なコミュニケーションは密にとっている(業務に焦点を当てたいわゆる「仕事の話」はしている)が、実はこれはコミュニケーションをしているというより、「結果を出すための情報交換」をしているだけなのだ。※企業が抱える課題の詳細についての詳細については、本書をお読みください。企業が抱える課題の解決の方法として、「1on1ミーティング」が挙げられている。1on1ミーティングの特徴は◇テーマが抽象的なこと◇共感的な姿勢で熱心に聴いて、判断を引き出すなどがあり、1on1ミーティングを実践することで、①上司と部下の間に揺るぎのない信頼関係が生まれる②やる気のなかった部下が自発的に働くようになる③「ビックリ退職」がなくなるなどが実現する。※本書では、先に紹介した3つを含む8つが紹介されているが、詳細は本書をお読みください。・1on1ミーティングにおいて話し合うテーマは大きく分けて、7つに分類される。まずはじめに「プライベート相互理解」から始める。・このプライベート相互理解は、いわゆる「雑談」的な要素が多いテーマで、効果としては、場を柔らかい雰囲気にしたり和ませることができる。なので、主に1on1スタート時点、あるいは途中で和ませたりするのに適している。・部下の仕事以外の顔をどのくらい知っているか？話してもらえるか？というのは信頼関係に影響を与える。話し始めに、相手の趣味を知っていればそこから和やかな会話が生まれる。・また、プライベートなことをどのくらい教えるか？というのは、部下にとっては信頼のバロメーターとも言える。部下のプライベートを把握していることで、マネジメントも行いやすくなる。・①のプライベート相互理解においては、部下から「聞き出す」というスタンスではなく、「結果として話してもらえる」関係をコツコツつくっていくスタンスが重要なのだ。※1on1ミーティングは①を含む「信頼関係づくりステージ」から「成長支援ステージ」という7つのテーマで進んでいくが、詳細は本書をお読みください。・本書では、「1on1ミーティングで人も会社も変わる理由」「1on1ミーティングで何を話すのか(部下との信頼構築・部下の成長支援など)」「1on1ミーティングのやり方」といった1on1ミーティングの手法について紹介した内容となっている。
