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ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる 単行本(ソフトカバー) – 2016/5/21
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この10年全米で一番住みたい都市に選ばれ続けているポートランド。コンパクトでクリエイティブ、才能が集まる街のつくり方を解説。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社学芸出版社
- 発売日2016/5/21
- 寸法12.8 x 2 x 18.8 cm
- ISBN-104761526238
- ISBN-13978-4761526238
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出版社より
全米で最も住みたい街「ポートランド」の全貌がわかる!
才能が集まり賢く成長する街のつくり方を、ポートランド市開発局に勤務する著者が解説!
この10年全米で一番住みたい都市に選ばれ続け、毎週数百人が移住してくるポートランド。
コンパクトな街、サステイナブルな交通、クリエイティブな経済開発、人々が街に関わるしくみなど、才能が集まり賢く成長する街のつくり方を、市開発局に勤務する著者が解説。
アクティビストたちのメイキング・オブ・ポートランド。
大好評、7刷突破!
紙面見本<1>-なぜ、ポートランドが注目されるのか
『ポートランド・メイカーズ クリエイティブコミュニティのつくり方』
ISBN:978-4-7615-2642-9
46判・208頁・2,000+税
ポートランドの魅力を構成する、クリエイション、スポーツ、オーガニックフード、クラフト、コーヒー、スタートアップの分野で、街にインパクトを与えているプレイヤーに山崎満広がインタビュー。
・山崎満広 (元ポートランド市開発局 国際事業開発オフィサー)
・ジョン・ジェイ (ファーストリテイリング グローバルクリエイティブ統括。元Wieden+Kennedy(W+K)パートナー。)
・南トーマス哲也 (NIKEイノベーションキッチン エキスパートデザイナー/イノベーター)
・田村なを子 (Chef Naoko オーナー)
・冨田ケン (GROVEMADE CEO&クリエイティブディレクター)
・マーク・ステル (Portland Roasting Coffee 社長)
・リック・タロジー (Portland Incubator Experiment ゼネラルマネージャー)
『ポートランド・メイカーズ クリエイティブコミュニティのつくり方』 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.3
16
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価格 | ¥2,200¥2,200 |
商品の説明
出版社からのコメント
毎週数百人が移住してくるポートランド。
コンパクトな街、サステイナブルな交通、
クリエイティブな経済開発、人々が街に関わるしくみなど、
才能が集まり賢く成長する街のつくり方を、市開発局に勤務する著者が解説。
アクティビストたちのメイキング・オブ・ポートランド。
─────
◎目次
はじめに 僕がポートランドを選んだ理由
1章 なぜ、ポートランドが注目されるのか
──1 サステイナブルで小さくあることを選んだ街
──2 リベラルでカジュアルなパシフィック・ノースウェストの文化 …など
2章 徒歩20分圏コミュニティをデザインする
──1 歩きたくなるストリートで街が賑わう
──2 行政と民間のポジティブな関係 …など
3章 40年かけてつくられたコンパクトシティ
──1 スタンプタウンから環境先進都市へ
──2 都市の成長をコントロールする …など
4章 草の根の参加を支えるネイバーフッド
──1 市民や企業が参加する都市開発のしくみ
──2 草の根の活動を支えるネイバーフッド・アソシエーション …など
5章 ポートランド市開発局(PDC)による都市再生
──1 ポートランドを変えたPDCのリーダーシップ
──2 開発資金の調達と運用システム …など
6章 クリエイティブビジネスの生態系
──1 アメリカの起業カルチャー
──2 PDCの経済開発戦略 …など
7章 ポートランドのまちづくりを輸出する
──1 連邦政府に選ばれた国際事業開発
──2 世界に拡げるグリーンシティの技術 …など
おわりに
著者について
ポートランド市開発局 国際事業開発オフィサー
1975年生まれ。茨城県出身。95年に渡米。
南ミシシッピ大学大学院修了。専攻は国際関係学と経済開発。
卒業後、建設会社やコンサルティング会社、経済開発機関等へ勤務し、
企業誘致、貿易開発や都市計画を現場で学ぶ。
2012年3月、ポートランド市開発局にビジネス・産業開発マネージャーとして入局し、
同年10月より現職。ポートランド都市圏企業の輸出開発支援と
アメリカ内外からポートランドへの企業・投資誘致を担当。
ポートランドの都市計画・開発、環境・空間デザインを駆使し、
We Build Green Citiesのリーダーとして
海外のデベロッパーや自治体のまちづくりを支援している。
登録情報
- 出版社 : 学芸出版社 (2016/5/21)
- 発売日 : 2016/5/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 240ページ
- ISBN-10 : 4761526238
- ISBN-13 : 978-4761526238
- 寸法 : 12.8 x 2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 38,834位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,710位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
山崎 満広
MITSU YAMAZAKI LLC
つくば市まちづくりアドバイザー
横浜国立大学 客員教授
世界銀行シニア・アーバン・コンサルタント
【プロフィール】
1975年東京生まれ。95年に渡米。サザンミシシッピ大学にて学士と修士号を取得。専攻は国際関係学と経済開発。卒業後、建設会社やコンサルティング会社、経済開発機関等へ勤務し、2012年よりポートランド市開発局にてビジネス・産業開発マネージャー、国際事業開発オフィサー歴任。ポートランド都市圏企業の輸出開発支援と米国内外からポートランドへの投資・企業誘致を主に担当。
2017年に独立、ポートランドでMITSU YAMAZAKI LLCを設立し、 地域経済開発、国際事業戦略、イノベーション・コンサルタントとして日米を中心に多くのプロジェクトを手がける。
2019年に帰国。現在、世界銀行東京開発ラーニングセンターにてシニア・アーバン・コンサルタント、つくば市まちづくりアドバイザー、神戸市港湾局・神戸ウォータフロント開発機構アドバイザー、米国のデザインコンサルティング会社Ziba Design国際戦略ディレクター、自然電力株式会社顧問アドバイザー、大鏡建設顧問、ポートランド州立大学シニアフェロー、慶應大学SFC上席研究員、横浜国立大学 客員教授等を兼任。
著書に第7回不動産協会賞を受賞した『ポートランド-世界で一番住みたい街をつくる』(学芸出版社)、『ポートランド・メイカーズ クリエイティブコミュニティのつくり方 』(学芸出版社)がある。
イメージ付きのレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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世界中から熱い視線を集めている米オレゴン州・ポートランド。
日本では、「国民ひとりあたりの幸福を最大化することによって、社会全体の幸福を最大化することを目指す」というブータン国の影響を受け、経済生産や物質的側面で豊かさを測る「国民総生産」に対し、精神面での豊かさを意味する「国民総幸福量」という概念が注目されるようになった。「国民総幸福量」は行きすぎた資本主義の象徴である「国民総生産」へのアンチテーゼとして発生したため、これまでこの2つは相反するものとして捉えられていた。
しかし本著を読んで、考え方がガラッと変わった。
欲しいものがせまい範囲で調達できるシティのコンパクトさ。自家用車をつかわずともスイスイ移動できる公共交通機関の発達、自転車利用者の優遇。景観や歴史的建造物を利用した、”歩きたくなる街づくり”。移住希望者が多く人口が増え続けても、都市成長境界線を決め、その周りにグリーン地帯を保持する仕組み。そのグリーン地帯から最短距離で都市部に食材が届く”Farm to Table”の取り組み。
キレイな空気、古きを利用したリノベーション、歩くだけでアガる景観、ビルと緑地帯の好比率、地元で獲れる安心安全な食材。そんな要素に惹かれ、多くの名だたるアーティストや料理人が市内に移住し、グローバル企業が支社をつくっていく。個性的なパブリックアートやエッジの立った飲食店が次々と誕生し、誘致せずとも企業が自らポートランドを望み、彼らを次々へと取り込んでいくことで、市は経済的に成長を遂げていく。
感度が高く、おもしろい活動をしている人たちを魅了し続ける、
ひとりあたりの幸福度と経済性を両立したロールモデルなのだ。
その裏には様々なノウハウがあり、ひとの集合体である流動的な”街”ゆえ、メソッドのみにとらわれず柔軟な動きをしているはずだが、本著ではその具体的な施策の導入部に触れることができる。
最初の1ページから強烈なカウンターパンチを喰らい、興奮を保ったまま読み終えるはず。そして読み終える頃には、すっかりポートランドファンになっているはずだ。
それほどには他の都市との価値観が違う。
それは素敵なお店があるとか、素敵なホテルがあるとか、そういう表層的なことではない。
何十年とかけて政治と市民運動が二人三脚して作り上げた
その圧倒的な戦略と仕組みにの詳細をこの本では知ることができる。
ガイド本もいいけれど、この本を読んでからポートランドに行くと、
より一層、感じることがあるかもしれない。
ポートランドの特徴や魅力(ソフト・ハード)から始まり、その政治・経済的な歴史、行政の仕組み、官民連携を促進する経済的な仕組み、対外的なPRの仕掛け等がまとめられています。多くの都市関連の書籍であれば、それぞれの内容が独立して一冊の書籍になるものですが、各々の内容は全て連関しているため、包括的にまとめられている本著は、その点こそが最大の魅力であると感じました。
ポートランドの選択や戦略には膝を打つような効率性や個性を感じる一方で、その背景には、選択しないものを切り捨てるトレードオフも必ず生じていたはずです。それは、対話によってある程度の緩和はできるかもしれませんが、トレードオフが無くなることが無いことは、実務の現場にいる方であればご納得頂けるはず。例えば以下のようなケースでは、実際は誰がどのようにハードな意思決定を担っていくことができたのか、とても気になりました。
ハードな意思決定の例:
▶権限を持った専門家が多数いる行政組織をつくるためには、適切な人員削減も背景に生じたはず。
▶LID選定等で数値的に意思決定するためには、政治的人間関係との摩擦を克服する必要が生じたはず。
▶ターゲット産業を決める際に、ターゲット外の産業からの反対をどう抑えたのか?
▶ネイバーフッドアソシエーションは、穿った見方、タダ働きどころか公的業務を会費を払って実践しているとも見えます。行政はコスト削減ができるでしょうが、どのように業務の質を担保し、住民を説得されたのか?
著者は当然認識されているかと思いますが、著書の事例はあくまでポートランドの特性の上に成立しているため、日本に輸入する際には本著以上に俯瞰的に分析・抽出する必要があるとも感じました。例えば、オレゴン州はそもそも国際貿易等の基幹産業がある中で、新産業としてのクリーンエネルギー産業に注力しているので、クリーンエネルギー産業に注力したから経済発展したわけでは無いことには注意が必要です。また、BID、TIF、LIFの仕組みは基本的には土地が値上がりするアメリカだからリスクが抑えられていることも背景であり、日本で導入するのは非常にリスキーな政策です。
上記は、本著の内容を批判する意図では無く、ポートランドを無批判に称賛し、内容をそのまま日本に導入するべきと評することには注意が必要だという程度の意図です。内容自体は、都市政策に関して包括的であり非常に勉強になりました。だからこそ、上記のような生々しい側面やハードな意思決定の背景も、ぜひとも知りたいと感じました。
あらためて、素晴らしい書籍を有難うございました!
住みやすい/住みたい街になるまでの歴史・過程と、なぜ・どのように住みやすい/住みたい街なのか、丁寧に説明されています。
どの観光ガイド本よりも、実際に行ってみたいと思わせてくれる一冊でした。