鳴門教育大学の村川教授が子どもたちに、学校の学びがこれからの社会を生き抜くために役立つという実感をもたせてやりたいとの思いから開発した「知の総合化ノート」。
問題解決能力や論理的思考力が実践的に身につくという「知の総合化ノート」の考え方と活用の方法をわかりやすく説明している。
実際に実践したところを見ていないので、何ともいないところがあるが、学びの振り返りとそれを分析・整理していくうえでは有効なものだと考えられる。これから伸びていく可能性があるツールだといえる。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
「知の総合化ノート」で具体化する21世紀型能力―問題解決力・論理的思考力・コミュニケーション力などのスキルが身につく 単行本(ソフトカバー) – 2015/2/10
子どもたちに、学校の学びがこれからの社会を生き抜くために役立つという実感をもたせてやりたいとの思いから生まれた「知の総合化ノート」。問題解決能力や論理的思考力が実践的に身につく「知の総合化ノート」の考え方と活用の方法をわかりやすく解説した。【小・中学校教師対象】
★目次より★
第1章 「知の総合化ノート」とは何か?
1.「知の総合化ノート」の意義と援用可能性を探る
2.21世紀型能力の育成を支援する新たなツール
3.「知の総合化ノート」の作成方法とその効果
4.「知の総合化ノート」が21世紀型能力を育成する
5.「知の総合化ノート」を活用した生徒たち
第2章 「知の総合化ノート」をどう使うか
1.「学びのカード」をどう記録し,どこで,どう整理するか
第3章 「知の総合化ノート」をどう活用するか
1.総合的な学習の時間で活用する「知の総合化ノート」
2.教科における「知の総合化ノート」の活用
3.道徳教育に活用する「知の総合化ノート」
第4章 「知の総合化ノート」を応用した取組み
1.子どもの気付きを生かす小学校生活科の「マスターノート」
2.自分を見つめ,学びをつなぐ「学びの時間」
3.多様な学びを総合的につなぐ「仲吉ノート」
4.「知の総合化ノート」を援用した就職活動の実践
付録 コピーして使う「知の総合化ノート」ワークシート
1.「知の総合化ノート」を始めよう!
2.あなたの夢はなんですか?
3.身に付けたい力を明確にしよう
4.身に付けたい力を常に意識しよう
5.「知の総合化ノート」のイメージ
6.「学びのカード」をつくろう
7.「身に付けた力」を報告しよう
★目次より★
第1章 「知の総合化ノート」とは何か?
1.「知の総合化ノート」の意義と援用可能性を探る
2.21世紀型能力の育成を支援する新たなツール
3.「知の総合化ノート」の作成方法とその効果
4.「知の総合化ノート」が21世紀型能力を育成する
5.「知の総合化ノート」を活用した生徒たち
第2章 「知の総合化ノート」をどう使うか
1.「学びのカード」をどう記録し,どこで,どう整理するか
第3章 「知の総合化ノート」をどう活用するか
1.総合的な学習の時間で活用する「知の総合化ノート」
2.教科における「知の総合化ノート」の活用
3.道徳教育に活用する「知の総合化ノート」
第4章 「知の総合化ノート」を応用した取組み
1.子どもの気付きを生かす小学校生活科の「マスターノート」
2.自分を見つめ,学びをつなぐ「学びの時間」
3.多様な学びを総合的につなぐ「仲吉ノート」
4.「知の総合化ノート」を援用した就職活動の実践
付録 コピーして使う「知の総合化ノート」ワークシート
1.「知の総合化ノート」を始めよう!
2.あなたの夢はなんですか?
3.身に付けたい力を明確にしよう
4.身に付けたい力を常に意識しよう
5.「知の総合化ノート」のイメージ
6.「学びのカード」をつくろう
7.「身に付けた力」を報告しよう
- 本の長さ104ページ
- 言語日本語
- 出版社学事出版
- 発売日2015/2/10
- ISBN-104761921048
- ISBN-13978-4761921040
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
●執筆者●
村川雅弘:鳴門教育大学大学院教授
三橋和博:徳島県阿波市立中学校教諭
八波田みゆき:徳島県板野郡藍住町立小学校教諭
緒方 香:鳴門教育大学大学院修了
村川雅弘:鳴門教育大学大学院教授
三橋和博:徳島県阿波市立中学校教諭
八波田みゆき:徳島県板野郡藍住町立小学校教諭
緒方 香:鳴門教育大学大学院修了
登録情報
- 出版社 : 学事出版 (2015/2/10)
- 発売日 : 2015/2/10
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 104ページ
- ISBN-10 : 4761921048
- ISBN-13 : 978-4761921040
- Amazon 売れ筋ランキング: - 687,139位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,128位学校教育
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
5グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年5月17日に日本でレビュー済み
最近の教育の流れをみていると、どうやら知の総合化、基礎学力の再重視という方向にむかっているのではあるまいか。
というのも、かねて科目学習で培うべき知識や発想は、総合化されてはじめて実践的活動とつながるわけであり、
従来の枠組みではその部分がカバーしきれていなかったように思われます。
例えば、本書で扱っているような小学校での総合学習における知の獲得を総合化する際の方法論は、
その意味でも大変有意義であるとともに、高度情報化時代に必要な素養としての整理術もまた身に着くはずで、
それがみずからのテーマや問題意識と有機的に結びつくことによってのみ、
学校で学んだことが生かされるのであって、知育一辺倒の公教育からは出てきにくい部分でしょう。
本書は、徳島県の鳴門教育大学の研究チームが、小中学校での教育的実践に基づき、
これからの学びの方向を具体的に考えた成果でもあり、その内容はおそらく、初等教育のみならず、
当然高等教育にも影を投げており、一種の問題提起となっています。
全国一斉学力テストの水準は、平均的な生徒にとってはなかなか難しい面もありますが、
基礎レベルのアップという点では今以上に水準を下げるわけには行かないことと察せられます。
というのも、その先に待ち受けている階梯において、さらにハイレベルな授業が実際行われているからで、
いわゆる初等教育の多メディア化はじめ、新手の教育ツールが次々と導入されている昨今、
学生の学力低下も懸念される中、やはり初等段階から本書のような実践活動を期待したく思います。
高校進学率が95%超、大学進学率も55%超といわれる中、教育じたいの一般化が進んでいることと併せ考えるとき、
少なくとも長く続く学習過程の基礎部分のできる時期に対応する初等教育段階で、
そうした総合化の方法を学校で習得することは、長いスパンで見れば、必要かつ有意義であると思います。
学習塾などで必要な知識を得ることも可能ですが、公教育の機能のひとつとしては、
学習方法の伝授ということもあると考えられ、イソクラテスらのいう徳育面でもおそらくはそうでしょうが、
学校がそういう機能を果たしてくれるならば、状況も少しは改善するのでは、と思われます。
本書は、そんな意識のある教育関係者には一応おすすめかと思います。
というのも、かねて科目学習で培うべき知識や発想は、総合化されてはじめて実践的活動とつながるわけであり、
従来の枠組みではその部分がカバーしきれていなかったように思われます。
例えば、本書で扱っているような小学校での総合学習における知の獲得を総合化する際の方法論は、
その意味でも大変有意義であるとともに、高度情報化時代に必要な素養としての整理術もまた身に着くはずで、
それがみずからのテーマや問題意識と有機的に結びつくことによってのみ、
学校で学んだことが生かされるのであって、知育一辺倒の公教育からは出てきにくい部分でしょう。
本書は、徳島県の鳴門教育大学の研究チームが、小中学校での教育的実践に基づき、
これからの学びの方向を具体的に考えた成果でもあり、その内容はおそらく、初等教育のみならず、
当然高等教育にも影を投げており、一種の問題提起となっています。
全国一斉学力テストの水準は、平均的な生徒にとってはなかなか難しい面もありますが、
基礎レベルのアップという点では今以上に水準を下げるわけには行かないことと察せられます。
というのも、その先に待ち受けている階梯において、さらにハイレベルな授業が実際行われているからで、
いわゆる初等教育の多メディア化はじめ、新手の教育ツールが次々と導入されている昨今、
学生の学力低下も懸念される中、やはり初等段階から本書のような実践活動を期待したく思います。
高校進学率が95%超、大学進学率も55%超といわれる中、教育じたいの一般化が進んでいることと併せ考えるとき、
少なくとも長く続く学習過程の基礎部分のできる時期に対応する初等教育段階で、
そうした総合化の方法を学校で習得することは、長いスパンで見れば、必要かつ有意義であると思います。
学習塾などで必要な知識を得ることも可能ですが、公教育の機能のひとつとしては、
学習方法の伝授ということもあると考えられ、イソクラテスらのいう徳育面でもおそらくはそうでしょうが、
学校がそういう機能を果たしてくれるならば、状況も少しは改善するのでは、と思われます。
本書は、そんな意識のある教育関係者には一応おすすめかと思います。