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知のツールとしての科学 下: バイオサイエンスの基礎はいかに築かれたか 単行本 – 2003/1/1
- 本の長さ605ページ
- 言語日本語
- 出版社学会出版センター
- 発売日2003/1/1
- ISBN-104762230081
- ISBN-13978-4762230080
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
人々が時代を超えて何を疑問としてきたか、また自然哲学者や科学者たちがどのように考え、答・アイディアなどを導き出してきたかを説き明かす。下巻では、古典遺伝学、発生の謎について述べる。
登録情報
- 出版社 : 学会出版センター (2003/1/1)
- 発売日 : 2003/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 605ページ
- ISBN-10 : 4762230081
- ISBN-13 : 978-4762230080
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,112,842位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,358位科学読み物 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年8月7日に日本でレビュー済み
現代の生物学の成果が、過去の生物学のどのような経過の中で生まれ、今日の成果に繋がっているのかを具体的な過去の実験結果を踏まえて書かれており、このような観点から書かれた本はたぶん過去に例がなく、著者達の優れた見識の伺える本であると思います。翻訳も的確で、引き締まった文体になっていると思いました。特に高等学校の先生方にとって有用と思われるのは、生物学教科書の重要な位置を占める細胞分裂、メンデル遺伝学、ショウジョウバエの遺伝学等にかんして、その当時の原著論文の図版も示して記述していることです。とかく形式的な説明に陥りがちなこの様な内容に関して、新たな感慨のもとで学び直せば教師は自信をもって教壇に立つことができると思います。また、大学の生物学の基礎教育に携わる教員にも、同様な事が言えると思います。現役の大学の研究者はこの様な、過去の研究の歴史を振り返る余裕も少なく、最先端の研究に追われていることと思いますが、この様な歴史を振り返ることで重要なヒントを得られることもあるのではないかと思います。気になった事として、DNAのワトソンとクリックのモデルの基礎となったX線回折のデーターの出所としてウイルキンスのデーターとしていますが、この写真を撮ったのは37才の若さでガンで亡くなったロザリンド・フランクリンとゴスリングであり、この事は最近では良く知られている歴史的事実だと思います。アマゾンの読者のレビュー欄に私の見た時には一人もコメントが寄せられていませんでした。この様な良心的な本に注目が集まらないのは嘆かわしい事を思いレビューを書いたしだいです。