社会文化的分析の課題
媒介された行為の特性
過去を表象するための文化的道具としてのナラティヴ
社会的場における媒介された行為
専有と抵抗
エピローグ。
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行為としての心 単行本 – 2002/10/1
ジェームス・V. ワーチ
(著),
James V. Wertsch
(原名),
佐藤 公治
(翻訳),
黒須 俊夫
(翻訳),
上村 佳世子
(翻訳),
田島 信元
(翻訳),
石橋 由美
(翻訳)
&
4
その他
社会文化的分析の課題/媒介された行為の特性/過去を表象するための文化的道具としてのナラティヴ/社会的場における媒介された行為/専有と抵抗/エピローグ
- 本の長さ233ページ
- 言語日本語
- 出版社北大路書房
- 発売日2002/10/1
- ISBN-104762822868
- ISBN-13978-4762822865
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
社会文化的文脈やその人間的行為への影響という問題に対し、人間の行為を媒介する文化的道具を吟味するという、独特の方法でアプローチをし、論考する。
登録情報
- 出版社 : 北大路書房 (2002/10/1)
- 発売日 : 2002/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 233ページ
- ISBN-10 : 4762822868
- ISBN-13 : 978-4762822865
- Amazon 売れ筋ランキング: - 811,358位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
行為について論じる場合、これまで行為者である人間を主体として論じられるのが主流だった。しかし、この本の刺激的なところは、人間が行為する際に道具として使っているもの(たとえば棒高跳び選手にとっての棒、コミュニケーションにおける言語など)に注目し、それに積極的な意味を与えているところである。
この道具にあたるものをワーチは、それ自体が歴史的経緯や人間の文化を内包するものだとして「文化的道具」と名づける。そして、行為を行為者と文化的道具のどちらにも還元できない緊張関係、媒体であるとし、それは常に、過去をもちこれからも変化していく社会文化的文脈のなかでとらえられなければならないとする。
ワーチはおもに文化的道具としての言語を中心に論じているが、言語そのものと行為者との緊張関係が権力や権威とどう関わっているのか、制約された環境において戦略や戦術というかたちでどういうふうに行為として表れるのかなどが具体的に論じられ、大変興味ある内容だった。
この道具にあたるものをワーチは、それ自体が歴史的経緯や人間の文化を内包するものだとして「文化的道具」と名づける。そして、行為を行為者と文化的道具のどちらにも還元できない緊張関係、媒体であるとし、それは常に、過去をもちこれからも変化していく社会文化的文脈のなかでとらえられなければならないとする。
ワーチはおもに文化的道具としての言語を中心に論じているが、言語そのものと行為者との緊張関係が権力や権威とどう関わっているのか、制約された環境において戦略や戦術というかたちでどういうふうに行為として表れるのかなどが具体的に論じられ、大変興味ある内容だった。