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構造構成主義とは何か: 次世代人間科学の原理 単行本(ソフトカバー) – 2005/4/1
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【主なもくじ】
1章 人間科学の「呪」
2章 人間科学の「呪」の解き方
3章 哲学的解明の基礎ツールとしての現象学的思考法-判断中止と還元
4章 中核原理の定式化-関心相関性
5章 「言葉」を相対化する思考法-ソシュール言語学と記号論的還元
6章 人間科学の科学論の確立-構造主義科学論
7章 構造概念の定式化-構造存在論を通して
8章 人間科学の方法論の整備
9章 他の思潮との差異化-構造主義,社会的構築主義,客観主義,そして構成主義
10章 構造構成主義-全体像と思想的態度
11章 構造構成主義の継承実践
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社北大路書房
- 発売日2005/4/1
- 寸法21 x 14.8 x 2.5 cm
- ISBN-104762824275
- ISBN-13978-4762824272
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諸領域をつなぐメタ理論の体系化をめざす
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内容 | 人間科学に仕掛けられた「呪」を解くため,相応の理論的基盤整備が求められている。自らの学範の相対性を認識し,異なる領域と建設的なコラボレーションを行うことを可能とする認識装置(メタ理論,共通原理,総合ルール)の備である。本書で明らかにする「構造構成主義」こそが,そのために体系化された認識論である。 | 「構造構成主義」を認識論とした「構造構成的発達研究法」を理論的,実践的に展開する。特に「縦断研究法」に焦点化して編まれた。構造構成主義を原理とし,発達研究法に関する認識論から研究法・解析法までを体系的に提示し,今後の研究実践に役立つ新たな発達研究モデルを示そうと試みたものである。 | 池田は,ネオダーウィニズム乗り越えのため,構造主義生物学探求の中で「構造主義科学論」を生み出していった。15年間無視され続けられたその発想を継承し,西條は「構造構成主義」をうち立てていく。世代の架橋となる2人の対話を収録。メタ理論をどう発想しどうつくりあげてるのか。軽妙な語りの中にエッセンスが詰まる。 | 生物学・言語哲学から科学論・社会批評まで,幅広い事象への鋭角な論究。そこに通底するコミュニケーション・システムの共時性と拘束性の認識。例えば「DNA至上主義」に傾く進化論に対し,反応系を含めた細胞内の「文化・伝統」の重要性を説くなど,システム/要素のダイナミズムをミクロからマクロに渡り解明。 | インフルエンザは実在しない。生活習慣病も,がんも実在しない……。そもそも「病気」とは何か? それが「実在しない」と考えることで,どのような新たな地平が開けるのか? 構造構成主義の立場から,感染症臨床の第一人者があらゆる「病気」の診断・治療の実態を明らかにしながら,「病気」という現象を読み解く。 |
現代思想のレボリューション(構造構成主義研究 1) | 信念対立の克服をどう考えるか(構造構成主義研究 2) | なぜいま医療でメタ理論なのか(構造構成主義研究 3) | 持続可能な社会をどう構想するか(構造構成主義研究 4) | よい教育とは何か(構造構成主義研究 5) | 思想がひらく未来へのロードマップ (構造構成主義研究 6) | |
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内容 | 様々な学問分野の知見を関連させ新たなアイディアを生み出すために,諸領域をつなぐメタ理論の体系化を目指す構造構成主義。批判をも受容する透明で迅速な査読システムと一般読者への公開性とを併せもつ新しい学術媒体の誕生。哲学,思想,科学論,方法論,研究法等々の次世代を担う新たな枠組みの創造を目的として創刊。 | 第2号のテーマは「信念対立の克服」。養老孟司氏,竹田青嗣氏を招き,“わかりあうための思想”のあり方を模索。また,さまざまな領域における構造構成主義の展開を示す公募論文を掲載,文学,教育学,哲学上の主客問題,精神医療,障害論などでの信念対立の克服を試みる。 | 構造構成主義に対する関心が最も高く,その継承発展が進んでいる医療領域が第3号のテーマ。難問山積の医療現場でメタ理論はどう使えるのか,気鋭の感染症学者で医師の岩田健太郎氏,精神医療の第一線で活躍する作業療法士の八杉基史氏を招いてその可能性を語り合う。構造構成主義の深化を示す論考多数。 | 人類の幸福を担保しつつ持続していける社会の条件とは? 環境問題やエネルギー資源問題,人口問題,紛争・テロリズムの問題,資本主義の問題などを切り口に,竹田青嗣,池田清彦,西條剛央の三氏がそれぞれの立場から持続可能な社会の構想を語る。教育や医療領域を中心に構造構成主義のさらなる深化を示す論考も多数収録。 | 第5号のテーマは教育。教育をめぐるさまざまな問題を解決し,「よい教育」を実現していくために,いま,何をどのように考えればよいのか。気鋭の教育哲学者,教育心理学者を迎え,「よい教育」を構想するための原理的方法について語り合う。また,構造構成主義を活用した社会学や哲学,心理学などの論考を多数収録。 | 2011年3月11日に起こった東日本大震災。その3.11以後に噴出したさまざまな問題群を哲学と科学との連携で考える第Ⅰ部の特集は,編集委員3名の鼎談という形で,これまでの構造構成主義の広がりと今後の思想の方向性をも示す。また第Ⅱ部では,構造構成主義のさらなる展開と深化を示す8本の論文を掲載。 |
登録情報
- 出版社 : 北大路書房 (2005/4/1)
- 発売日 : 2005/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 264ページ
- ISBN-10 : 4762824275
- ISBN-13 : 978-4762824272
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 353,452位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
Essential Management Schoolの代表、本質行動学アカデメイア(代表取締役)を務める。専門は本質行動学。
若手研究者の登竜門といわれる日本学術振興会特別研究員DCおよびPDを経て、最年少で早稲田大学大学院(MBA)専任講師、客員准教授を歴任。
2011年の東日本大震災に際して、構造構成主義(本質行動学)をもとに3000人のボランティアにより運営される50のプロジェクトからなる日本最大級の「総合支援ボランティア組織」に育てあげる。
2014年、哲学に基づいて未曾有の災害に対応した功績が認められ、Prix Ars Electronicaのコミュニティ部門において、ウィキペディア等が受賞した最優秀賞(ゴールデン・ニカ)を日本人として初受賞。「ベストチームオブザイヤー2014」「最優秀グッド減災賞」「NPOの社会課題解決を支えるICTサービス大賞」受賞。
著書に
『クライシスマネジメントの本質: 本質行動学による3.11 大川小学校事故の研究』(山川出版社 )
『構造構成主義とは何か』(北大路書房)、
『質的研究とは何か』(新曜社)、
『人を助けるすんごい仕組み』(ダイヤモンド社)、
『チームの力』(筑摩書房)など。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本書に書かれている内容は、
まともで理性的な「大人」であれば身につけているべき作法かもしれません。
しかし、自分たちは、まさにこの本書のテーマである、
不毛な「信念対立」を嫌というほど経験し続けています。
提示した理論や言説は、
何も己の信念を貫いて勝ち負けを決めるためではなく、
何のために存在しているかを常に確認しながら、
現実世界の中で練られていくものだと思います。
本書の素晴らしいところは、
この、知っている人には当たり前の思考方法を、
哲学の方法論で、かつ日常的に使われる日本語で、
説明しようしているところです。
本来、哲学や思想とは外国の難しい論者の言説を、
さらに難しい言葉を使って説明するのではなく、
現実の世界の中で、誰もが疑問に感じたり、悩んでいる問題を、
論理的に解明する試みのはずです。
(おっと、ここに「信念」が)
人は、とにかく矛盾なく機能する理論を求めるし、
一度確立した理論を崩壊される恐怖に敏感なものですが、
「俺の言う事を聞け! 俺の主張を取り入れない人間は◯◯だ!」
的な主張が世の中多すぎる気がします。
別に、そんなモノが崩壊したからと言って主張している人が
死ぬわけではありません(多少、傷つくだけでしょうか)
構造構成主義のようなプラグマティックで柔軟な思考方法を、
より多くの人が、問題解決の道具として身につけるのが、
世の中の様々な問題を解決する近道なんじゃないかと思います。
要は、「相手の身になって考えてみよう」ですよね!
ドラマの時もそうだが、私はコードブルーを見ると、自分が仕事としている小学校教諭という仕事に、責任を感じてしまう。教育という営みは、すぐに結果が出ないことが多いが、だからこそ関わる人の信念が対立したときに、そこから創造的な道を模索するという方法論が未成熟だと感じている。子ども、保護者、地域、教員同士、管理職など、さまざまな関係者と協調しながら、ひとつの方向をめざす我々にとって、タイトルに「教育」という言葉はないが、学ぶ価値があると思う。どのようなレベルのトラブルを考えるにも、トラブルにはまっている同僚に手を差し伸べるにも、考えるべきことを根底から考えられる。
以下概要
これまで前提を共有していないがために不毛な対立を繰り返していた学問同士は多数存在する。
そうした対立を乗り越えて、異なる学問同士で知の共有を図ろうとするのが本書である。
学問対立の原因は、前提の非共有と自身の見方の絶対化である。
そこで、フッサールの議論を元に、外界を絶対的存在とは捉えずに、主体との関係で存在するものと見なす。
通常の外界の存在(とみなされるもの)は、現象として捉えられる。
その現象の現れ方は、われわれの関心の方向性に相関的である。
これが、見方同士の対立の原因である。
関心による見方の相違に自覚的になることで、異なる見方の人との対話が可能になる。
現象に対して、構造(理論)を提供して、よりよく説明することが学問の目的である。
そのため、どの見方を用いるかは場合場合の有用性によって決まり、それらは絶対的なものではなくなる。(要するに解釈である)
構造をアナロジー的に活用することで、これまでまったく違う学問と見られていたところから、理論を借りてきて利用することが出来る。
見方を絶対視しないことで、ある学問の既存の見方では取りこぼされてしまうような事柄もうまく扱えるようになる。
まったく新しい原理の提供ということであり、筆者の論は非常に興味深い。
異なる見方同士の対話の原理として、筆者の提示する構造構成主義(私が勝手に名づけるなら現象学的プラグマティズム)は有用そうであり、今後に期待できる。
ただし何点か疑問点もある。
まず、「主体を離れた独立の外界は存在しない」という見方自体が決して絶対的見方ではなく、現象学による一つのアプローチに過ぎない。
そのため、この現象学的見方が絶対視されているきらいがあり、この見方を採用しないものとの対話はどうするのかというのは問題として残されているように思う。
次に、論を発話者の関心に還元してしまうのは、ともすると「彼がああいう議論をするのは、実は彼の利益になるからだ」という動機論、人と論とのすり替え、を誘発する恐れがある。
それに対する注意は必要だと思われる。
あと、フッサール=竹田・池田をやたらと引用しているが、彼の論が正しいのかのサポートは特に行われているようには思えない。
したがって、上記の人々に同意しないと、筆者の論が空振りになる可能性がある。
ともかくも、次世代の原理になる可能性は十分に秘めており、ともすると今世紀の古典になっているかもしれない。
そういう意味では、一度は目を通しておきたい本だろう
2章 人間科学の「呪」の解き方
3章 哲学的解明の基礎ツールとしての現象学的思考法-判断中止と還元
4章 中核原理の定式化-関心相関性
5章 「言葉」を相対化する思考法-ソシュール言語学と記号論的還元
6章 人間科学の科学論の確立-構造主義科学論
7章 構造概念の定式化-構造存在論を通して
8章 人間科学の方法論の整備
9章 他の思潮との差異化-構造主義,社会的構築主義,客観主義,そして構成主義
10章 構造構成主義-全体像と思想的態度
11章 構造構成主義の継承実践
執筆当時、「人間科学における信念対立の解消」が著者にとって最大の関心事であったことは確かと思われるが、本書で示される緒原理の深度/射程は、その主題をはるかに超える[1]。抽象的な話だけでは伝えにくいもの、抜け落ちるものを伝える *ため* に、具体的な主題が戦略的に設定する。こういうところに、著者の思考のメタ性を見て取れる。
人類 3000 年(?)の思想・哲学の集大成というと大げさにすぎるかもしれないが、近代~現代にたる思想・哲学のエッセンスを(信念対立の解消という視点のもとに)集約したオールインワンの思想体系と捉えることも可能だろう。現代社会を覆う「なんでもありの相対主義」的な風潮から脱却するための理路としての期待も高く、人々が意識する/しないに関わらず <新しい時代の空気を作る力> といったものを予感させる。グズグズの相対主義でもなく、ゴリゴリの原理主義でもない。思弁に留まらない、しなやかで、ねばりづよい、実践の学である。
[1] 構造構成主義が「<複数の方法論や、それらが依拠する個別の認識論の両立を可能とするメタ理論> を構築するための理論(メタ・メタ理論)」という側面を持つことからも窺い知ることができる。
「常識」を越えた新しい知見は全く提示されていないと思います。
著者は,その常識すら我々研究者は見失ってきたと主張しますが,
少し哲学に関心のある人文社会科学者なら,それを実証研究に実際に
どれだけ生かしているかは別として,やはり承知済みの事柄です。
さらに,ソシュールやレヴィ=ストロースをはじめとして記述内容に
誤りや疑問点があり,文章の表現や論理性も練れていません。
本書は学生の「勉強」の成果としてなら,その心意気と熱意を汲んで
5つ星と評価したいですが,プロの研究者の「研究」としては全く
評価できません。著者が今後,もっと広い世界の中で,自分の位置を
冷静に見極められることを望みます。