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デジタル社会の学びのかたち: 教育とテクノロジの再考 単行本(ソフトカバー) – 2012/12/3
学校教育改革,ICT活用,生涯学習など,
今後の日本の教育を再考するために!
テクノロジを活用した学習がもたらす「新たな力」と,学校教育が担ってきた「欠かすことの出来ない貢献」とを,どううまく統合していけばよいのか。この避けられない課題に正面から切り込む。認知科学系の学習論を背景にした上で,教育を学校外に持ち出そうとするテクノロジという視座から,未来の学びのかたちを考える。
◆主な目次
1章 どのように教育は変わろうとしているのか
1 本書の構成
2章 テクノロジ推進派の意見
1 変化する世界
2 学習者を教育する能力の拡張
3 推進派の考える学校ビジョン
3章 テクノロジ懐疑派の意見
1 硬直化はなぜ起こるか?
2 なぜ教育改革は失敗するのか
3 学校におけるテクノロジ活用をはばむもの
4 まとめ:学校とテクノロジの矛盾
5 テクノロジ懐疑派の考える学校ビジョン
4章 アメリカにおける学校教育の発達
1 徒弟制から公教育制度へ
2 アメリカにおける公教育制度の確立
3 学校制度の進化
4 学校に対する要求はどのように変わったか
5 革命のサイクル
5章 新しい教育制度の芽ばえ
1 ホームスクーリング
2 職場での学習
3 遠隔教育
4 成人教育
5 ラーニングセンター
6 教育向けのテレビやビデオ
7 コンピュータを用いた学習用ソフト
8 技能資格
9 インターネットカフェ
10 生涯学び続けること
6章 教育における3つの時代の変化
1 責任:保護者から国家へ そして学習者自身や保護者へ
2 期待:社会的再生産から全員の成功へ そして個人の選択へ
3 内容:実用的スキルから学問的知識へ そして学び方の学習へ
4 方法:徒弟制から講義形式へ そして相互作用へ
5 評価:観察からペーパーテストへ そして状況に埋め込まれた評価へ
6 場所:家庭から学校へ そしてどんな場所でもへ
7 文化:大人文化から仲間文化へ そして年齢ミックス文化へ
8 関係性:個人的結びつきから権威者へ そしてコンピュータを介した相互作用へ
9 教育における重要な変化
7章 失われるもの,得られるもの
1 失われると思われること
2 得られると思われること
3 希望を実現しながら,危険を軽減する
8章 学校はどうすれば新たなテクノロジとつきあえるのか
1 パフォーマンスに基づく評価
2 新しいカリキュラム・デザイン
3 デジタル世界における公平さへの新しいアプローチ
9章 結局,何がいいたいのか?
1 子どもたちは,テクノロジから何を学んでいるか?
2 テクノロジは,子どもたちの「社会生活と学び」をどのように変えてきたのか?
3 私たちをどこに導こうとしているのか?
10章 テクノロジ世界のなかで教育を再考する
1 学ぶことの再考
2 モチベーションの再考
3 学ぶべきことの再考
4 キャリアの再考
5 学びと仕事の間での移行の再考
6 教育のリーダーシップの再考
7 教育における政府の役割の再考
8 私たちの将来ビジョン
座談会 テクノロジを日本の教育に生かすために
◆訳者一覧
稲垣 忠 (東北学院大学教養学部) 序論,1章,10章
亀井美穂子(椙山女学園大学文化情報学部)2章,3章,10章
小川真理子(椙山女学園大学文化情報学部)2章,3章
林 向達 (徳島文理大学) 4章,8章,10章
金子大輔 (北星学園大学経済学部) 5章
益川弘如 (静岡大学大学院教育学研究科)6章,10章
藤谷 哲 (目白大学人間学部) 7章
深見俊崇 (島根大学教育学部) 9章,10章
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社北大路書房
- 発売日2012/12/3
- 寸法21 x 14.8 x 2.5 cm
- ISBN-104762827908
- ISBN-13978-4762827907
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出版社より
■本書『デジタル社会の学びのかたちVer.2』の目次
推薦のことば
第二版への序文
謝辞
前書き(第二版)
1章 どのように教育は変わろうとしているのか
1 本書の構成
2章 テクノロジ推進派の意見
1 変化する世界/2 学習者を教育する能力の拡張/3 推進派の考える学校ビジョン
3章 テクノロジ懐疑派の意見
1 硬直化はなぜ起こるか?/2 なぜ教育改革は失敗するのか/3 学校におけるテクノロジ活用をはばむもの/4 まとめ:学校とテクノロジの矛盾/5 テクノロジ懐疑派の考える学校ビジョン
4章 アメリカにおける学校教育の発達
1 徒弟制から公教育制度へ/2 アメリカにおける公教育制度の確立/3 学校制度の進化/4 学校に対する要求はどのように変わったか/5 革命のサイクル
5章 新しい制度(システム)の芽生え
1 学校の学びを支援するシーズ/2 関心に基づく学習環境の地平/3 結論
6章 教育における3つの時代の変化
1 責任:保護者から政府へ そして学習者自身と保護者へ/2 期待:社会的再生産から全員の成功へ そして個人の選択へ/3 内容:実用的スキルから学問的知識へ そして学び方の学習へ/4 方法:徒弟制から講義形式へ そして相互作用へ/5 評価:観察からペーパーテストへ そして状況に埋め込まれた評価へ/6 場所:家庭から学校へ そしてどんな場所でも/7 文化:大人文化から仲間文化へ そして年齢ミックス文化へ/8 関係性:個人的結びつきから権威者へ そしてコンピュータを介した相互作用へ/9 教育における重大な変化
7章 失われるもの、得られるもの
1 失われると思われること/2 得られると思われること/3 希望を実現しながら、危険を軽減する
8章 学校はどうすれば新たなテクノロジとつきあえるのか
1 パフォーマンスに基づく評価/2 新しいカリキュラム・デザイン/3 デジタル世界における公平さへの新しいアプローチ
9章 結局、何がいいたいのか?
1 子どもたちは、テクノロジから何を学んでいるか?/2 テクノロジは、子どもたちの「社会生活と学び」をどのように変えてきたのか?/3 私たちをどこに導こうとしているのか?
10章 テクノロジ世界のなかで教育を再考する
1 学ぶことの再考/2 モチベーションの再考/3 学ぶべきことの再考/4 キャリアの再考/5 学びと仕事の間での移行の再考/6 教育のリーダーシップの再考/7 教育における政府の役割の再考/8 私たちの将来ビジョン
座談会
訳者あとがき
文献
北大路書房の好評関連書
教育におけるICTの活用は,私たちの「学び」をどう変えるのか?
私たちの「学び」の変容は,どのようなICTの活用を求めるのか?
情報時代の学校をデザインする: 学習者中心の教育に変える6つのアイデア | デジタル社会の学びのかたちVer.2: 教育とテクノロジの新たな関係 | 教育AIが変える21世紀の学び : 指導と学習の新たなかたち | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.0
16
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5つ星のうち3.4
7
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5つ星のうち3.5
18
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価格 | ¥2,420¥2,420 | ¥2,420¥2,420 | ¥2,750¥2,750 |
著者 | C.M.ライゲルース,J.R.カノップ 著 稲垣 忠,中嶌康二,野田啓子,細井洋実,林 向達 共訳 | A.コリンズ,R.ハルバーソン 著 稲垣 忠 編訳 | W.ホルムス,М.ビアリック,C.ファデル 著 関口貴裕 編訳 東京学芸大学大学院・教育AI研究プログラム 訳 |
内容 | 工業化から情報化への移行に合わせた教育の変化の必要性は,くり返し叫ばれてきた課題である。本書では,インストラクショナルデザインの第一人者である著者が,教育現場での取組の中からパラダイム転換を起こす原則や方法を紡ぎ出し,変化に対する混乱や葛藤を乗り越える術を提案。ピーター・センゲらの諸理論も付録に収録。 | テクノロジの活用は,遠隔学習や,生徒個々のニーズ・能力に最適な教育のカスタマイズを可能たらしめ,21世紀型スキル習得の橋渡しにもなる。公教育制度下でどう積極的に導入できるか。2009年の初版本を,北米における現在のデジタルメディア環境に即した内容へと一新。全ての教師たちの建設的な議論のために。 | 人工知能の発展は教育にどのような影響をもたらすのか。第1部では生徒が「何を」学ぶべきかという視点から,「コア概念」の重要性を提案。第2部では「どのように」教えるのかという視点で教育AIの多様な活用例を紹介し,今後の可能性や倫理的問題も詳しく論じる。新学習指導要領がめざす方向性を理解するのにも最適。 |
学習者中心の教育を実現する インストラクショナルデザイン理論とモデル | 教育の方法と技術:主体的・対話的で深い学びをつくるインストラクショナルデザイン | 21世紀の学習者と教育の4つの次元: 知識,スキル,人間性,そしてメタ学習 | 主体的・対話的で深い学びに導く 学習科学ガイドブック | |
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カスタマーレビュー |
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41
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5つ星のうち4.3
78
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5つ星のうち4.2
9
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5つ星のうち4.3
78
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価格 | ¥4,950¥4,950 | ¥2,360¥2,360 | ¥1,249¥1,249 | ¥2,420¥2,420 |
著者 | C.M.ライゲルース,B.J.ビーティ,R.D.マイヤーズ編 鈴木克明 監訳 | 稲垣 忠 編著 | C.ファデル,M.ビアリック,B.トリリング 著 岸 学 監訳 関口貴裕,細川太輔 編訳 東京学芸大学次世代教育研究推進機構 訳 | 大島 純,千代西尾祐司 編 |
内容 | 脳科学や学習科学,情報技術やITを介したコミュニケーション,教育の効果・効率の最大化を求める社会的ニーズ。これらの様々な変化は,「学習者中心」を指向し,そして何をどう教えるか,どう評価するかの全てを変化させる。本書は,IDの巨匠ライゲルースの最終成果。新しい教育パラダイムへの包括的な指針を提供。 | 授業のつくり方をインストラクショナルデザインの考え方にならって詳説。学習指導案を実際につくり,実践し,振り返りができるように各章を配列した。章末問題でポイントを再確認でき,巻末の付録は本書ウェブサイトからも入手可能。アクティブラーニングや教職課程コアカリキュラムにも対応した高精度設計のテキスト。 | 知識だけでなく,スキル(創造性・批判的思考…)や人間性(マインドフルネス・好奇心・勇気・レジリエンス・倫理…),そしてメタ学習(学び方を学ぶ),といった4つを関連させて育成していくことの重要性を提案。OECDの次期コンピテンシーの検討に刺激を与える。日本や世界の教育改革の方向性を理解するのにも最適。 | アクティブ・ラーニングの観点から,人の学びのメカニズムについて,経験や憶測でなく「科学」に基づいて考える。新しい学びの考え方や授業設計・改善を3パート,9つの章に分けてガイド。各節3~5ページの読み切りで編集し,スキーマ,メタ認知,自己調整学習といった知見を易しく解説した,教養としての学習科学入門。 |
商品の説明
出版社からのコメント
●『情報時代の学校をデザインする:学習者中心の教育に変える6つのアイデア』
(C.M.ライゲルース,J.R.カノップ 著/稲垣 忠,中嶌康二,野田啓子,細井洋実,林 向達 共訳)
●『授業設計マニュアルVer.2: 教師のためのインストラクショナルデザイン』
(稲垣 忠,鈴木克明 編著)
●『インストラクショナルデザインの原理』
(R.M.ガニェ,W.W.ウェイジャー,K.C.ゴラス,J.M.ケラー 著/鈴木克明,岩崎 信 監訳)
●『インストラクショナルデザインとテクノロジ:教える技術の動向と課題』
(R.A.リーサー J.V.デンプシー 編/鈴木克明,合田美子 監訳)
●『インストラクショナルデザインの理論とモデル:共通知識基盤の構築に向けて』
(C.M.ライゲルース,A.A.カー=シェルマン 編/鈴木克明,林 雄介 監訳)
登録情報
- 出版社 : 北大路書房 (2012/12/3)
- 発売日 : 2012/12/3
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 4762827908
- ISBN-13 : 978-4762827907
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 986,876位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,312位生涯教育
- - 67,162位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
徳島文理大学准教授
名古屋大学大学院 教育学研究科 修了(教育学修士)1997年
東京大学大学院 学際情報学府 修了(学際情報学修士)2009年
専門分野は教育学(カリキュラム論)と教育工学(教育学習支援)
研究主題は「教育情報化史」と「教育におけるICT活用」。
教育の情報化に関して過去の歴史を整理するとともに,新しいツールを活かした教育学習の実践や環境の論について知見を深めている。
1976年生まれ。愛知県名古屋市出身。
東北学院大学文学部教育学科教授 博士(情報学)
日本教育工学会・日本教育メディア学会理事
http://www.ina-lab.net/
Twitter: @slty022
博士(認知科学)。中京大学情報科学部認知科学科助手、静岡大学大学院教育学研究科准教授、聖心女子大学現代教養学部教育学科教授を経て、現在、青山学院大学教育人間科学部教育学科教授。専門は学習科学、認知科学、教育工学。問いや疑問を解決するため、お互いにわからないこと、わかってきていることを出し合いながら深めていく対話過程を通して、知識・技能を深めたり創出したりするような授業づくりとその学習評価について、テクノロジの強みを生かした研究を進めている。大学学部・大学院のゼミでは、多様なバックグラウンドを持つ方々が集まり、実践現場をフィールドにデザイン研究を実施したり、学びの基本原理を実験室で検証するような、理論と実践を往還する研究に取り組んでいます。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
1)「生涯学習」という視点で学校は「学び」を捉えてはいないのではないだろうか。教科学習のコアをある意味押し付け。で、「学び」は学校という限定的なハコの中で行われている。指導者は学習者をコントロールすることにのみ傾注し、その結果をスコア化(妥当性には疑問だけどね)することを「評価」としている。
2)んで、「ICTは目的ではない、学力向上のための手段に過ぎない。」って、いつまで言ってんだろ。テクノロジをコアに据えた学びの在り方こそ、これから求められるのではないか、って思います。
「学び」は学校だけの特権ではない。
生涯に渡り、常に知的好奇心を持ち、情報収集し、それを活用し、且つ、他者とつながり、互いに刺激し合い、よりブラッシュアップしていく。
リカレント教育はもっと日本で受け入れられるべきではないだろうか。多種多様な考えを持ち寄り、ざっくばらんに膝を交えてあれこれ語り、それから本務地に戻り、それを生かしていく。つなげていく。そういう風土であってほしい。
「理科の授業で動画見せてもらった。あれ、すげーよな。」「算数の授業で対称な図形のかき方が分かった。」.etcてのは、学習者にとっては「受け身」なテクノロジであり、学校を出てから果たしてテクノロジとうまく付き合いながら(ま、いわゆる主体的にってやつね)、学びを高めていくことができないのではないだろうかというモヤモヤ感である。今のICT教育の大半は「分かるけど、できない(自分で使えない)」的だと思われる。
公教育よ、このままの硬直化したシステムで本当にいいのか。
テクノロジを我が知的伴侶とせよ。