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ひとりたのしむ―熊谷守一画文集 単行本 – 1998/9/5
熊谷 守一
(著)
「仙人」と呼ばれ、古今の文化人が憧れた並みの尺度では測れない“自由な精神”に生きた熊谷守一。
その人間像を代表作・言葉・ポートレートで描く。
写真/藤森 武
その人間像を代表作・言葉・ポートレートで描く。
写真/藤森 武
- 本の長さ127ページ
- 言語日本語
- 出版社求龍堂
- 発売日1998/9/5
- ISBN-104763098047
- ISBN-13978-4763098047
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「人にはわからないことを、独りでみつけて遊ぶのが、わたしの楽しみです」 "仙人"と呼ばれ、古今の文化人が憧れた、並の尺度では測れない「自由な精神」に生きた熊谷守一。その精髄をここに凝縮。
登録情報
- 出版社 : 求龍堂; B5判版 (1998/9/5)
- 発売日 : 1998/9/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 127ページ
- ISBN-10 : 4763098047
- ISBN-13 : 978-4763098047
- Amazon 売れ筋ランキング: - 143,254位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以上の説明で十分。面白い本には、面白い、薦めるで十分であって、ごちゃごちゃと書くと、読む楽しみが減ると思います。服とか生活に必要なものの場合とは異なるのではないでしょうか。
2018年10月18日に日本でレビュー済み
図書館本
熊谷氏(1880-1977)の絵を、加島祥造さんが著作の中で使っていて、文化勲章を辞退したと書かれていた。
僕は芸術という分野には大層疎いのだけれど、生き方も作風も好きだな。
備忘録
もっと放っといて長生きさせてくれっていうのが、正直なわたしの気持ちです。
紙でもキャンパスでも何も描かない白いままがいちばん美しい。95歳 1975年
わたしは好きで絵を描いているのではないのです。
絵を描くより遊んでいるのが一番楽しいんです。
石ころひとつ、
紙くずひとつでも見ていると、
まったくあきることがありません。
火を燃やせば、一日燃やしていても面白い。
でも時に変わったことがしてみたくなります。 95歳 1975年
「陽の死んだ日」、4歳の次男を肺炎で亡くし(5人の子供のうち3人を亡くしている)、その陽君の死に顔を絵に残している。絵を描いている自分にきがつき、嫌になって止めました。 93歳 1973年
「ヤキバノカエリ」は長女逝去の絵
この2枚は検索するとネットでも見ることが出来ます。
熊谷氏(1880-1977)の絵を、加島祥造さんが著作の中で使っていて、文化勲章を辞退したと書かれていた。
僕は芸術という分野には大層疎いのだけれど、生き方も作風も好きだな。
備忘録
もっと放っといて長生きさせてくれっていうのが、正直なわたしの気持ちです。
紙でもキャンパスでも何も描かない白いままがいちばん美しい。95歳 1975年
わたしは好きで絵を描いているのではないのです。
絵を描くより遊んでいるのが一番楽しいんです。
石ころひとつ、
紙くずひとつでも見ていると、
まったくあきることがありません。
火を燃やせば、一日燃やしていても面白い。
でも時に変わったことがしてみたくなります。 95歳 1975年
「陽の死んだ日」、4歳の次男を肺炎で亡くし(5人の子供のうち3人を亡くしている)、その陽君の死に顔を絵に残している。絵を描いている自分にきがつき、嫌になって止めました。 93歳 1973年
「ヤキバノカエリ」は長女逝去の絵
この2枚は検索するとネットでも見ることが出来ます。
2013年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
暖かな心和む一冊を手にして日がな眺めて楽しんでいます。ほっこり。
2008年3月7日に日本でレビュー済み
熊谷守一さん。
彼の絵は、それまで私が好んで見ていた絵とは違う“異質”なものだった。
たとえば“石亀”
たとえば“ヤキバノカエリ”
たとえば“陽の死んだ日”
誰でもが(たとえば子供にさえ)描けそうでいて、
熊谷守一さんでしか、ぜったい描けない絵。
併せて記されている言葉の数々。
さりげない言葉の向こうに見える、大きな世界。
読む人の心のありようで、時には優しく、時には辛辣に。
毎日が充実している人に。
毎日がイヤでイヤでたまらない人に。
いつも時間に追われている人に。
この本を勧めたい。
深さ2.7m周囲14mの枯れ池に座っている熊谷守一の写真が好きだ。
枯れ池の底に腰掛け、“深山幽谷”を感じていたという彼の気持ち。
今の私はその気持ちに近づいている確信がある。
何年後かの自分も、きっとああいうふうに座っているだろうということも。
ひとりたのしむ。
この本の絵と文とを、あなたにひとりでたのしんでほしい。
彼の絵は、それまで私が好んで見ていた絵とは違う“異質”なものだった。
たとえば“石亀”
たとえば“ヤキバノカエリ”
たとえば“陽の死んだ日”
誰でもが(たとえば子供にさえ)描けそうでいて、
熊谷守一さんでしか、ぜったい描けない絵。
併せて記されている言葉の数々。
さりげない言葉の向こうに見える、大きな世界。
読む人の心のありようで、時には優しく、時には辛辣に。
毎日が充実している人に。
毎日がイヤでイヤでたまらない人に。
いつも時間に追われている人に。
この本を勧めたい。
深さ2.7m周囲14mの枯れ池に座っている熊谷守一の写真が好きだ。
枯れ池の底に腰掛け、“深山幽谷”を感じていたという彼の気持ち。
今の私はその気持ちに近づいている確信がある。
何年後かの自分も、きっとああいうふうに座っているだろうということも。
ひとりたのしむ。
この本の絵と文とを、あなたにひとりでたのしんでほしい。
2021年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵や詩が程良い大きさで掲載されており読みやすく鑑賞しやすいです。