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見てる、知ってる、考えてる 単行本(ソフトカバー) – 2016/8/19
中島芭旺
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「ノンストップ! 」(フジテレビ系)
「スッキリ!!」(日本テレビ系)で紹介され話題に!
脳科学者、茂木健一郎先生も大絶賛!
「バオはこの本で、もしかしたら、大人の常識をひっくり返すかも知れない」
ネットでつぶやく言葉が「深すぎる…」と話題沸騰!
10歳の男の子が書いた自己啓発本!
ある日のこと、本を書きたいと思い立った、
当時9歳の男の子、中島芭旺(なかしま・ばお)くん。
バオくんはお母さんのフェイスブックアカウントを勝手に使って、
出版社の編集者に「僕の経験を本にしたいんです」と
メッセージを送りました。
(お母さんはあとで気づき、たいへん慌てたそうです)
突然、メッセージを受けとった編集者はびっくりしましたが、
とりあえずバオくんと会ってみることにしました。
話を聞いてみると、小学校には通っていなくて、
読んで「おもしろい! 」と思った本の著者の講演会に
ひとりで出かけていって、自分で勉強しているのだとか。
(学校でいじめに遭ったこともあって、
学校には行かないと自分で決めたそうです)
「どんな本を書きたいの?」とたずねても
あたりまえのことですが、
具体的なイメージがあるわけではありません。
そこで、編集者はバオくんに宿題を出しました。
「なんでもいいから、思いついた文章を僕に送ってみてくれる?」
笑顔で「はい! 」と元気よく答えたバオくん。
さっそくその日から「文章」が送られてきました。
そうやって始まった、バオくんと編集者の
メッセージとメールのやりとりから、この本は生まれました。
この本に載っている文章は、
すべてバオくんの書いた原文のままです。
誤字を訂正し、句読点を入れ、改行箇所を変えた以外、
編集者として内容に手を加えることはできませんでした。
(ふだんは、大人の著者が書いた原稿に
膨大な量の修正を加えているのですが……)
なぜなら、10歳の男の子の「感じたまま」「ありのまま」を
読者に読んでいただき、感じてほしかったからです。
いくつか、バオくんの文章を紹介します。
「動物や植物の命を頂きながら人間は生きている。
嫌いだけど食べるなんてひどい。
嫌いなら食べなくていい。
好き嫌いを無くそうなんて、ひどい話。
命を頂くのだ。感謝して頂くだけだ」
「無いを体験すると、
普通だと思っていたことが
ありがたくなる。
ご飯が食べれない
ご飯を作ってくれないを体験すると、
ご飯を食べれる
ご飯を作ってくれるがありがたくなる」
「おなじばしょでも
ちがうほうこうをみれば
またちがうけしきがみえる」
10歳の子供にしか書けない言葉。
10歳の子供とは思えない言葉。
そんなまっすぐで、時に深くて含蓄のある言葉が、
ページをめくるたびに胸に飛びこんできます。
どうか、みなさんが、たくさんの気づきを得られますように。
「スッキリ!!」(日本テレビ系)で紹介され話題に!
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「バオはこの本で、もしかしたら、大人の常識をひっくり返すかも知れない」
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10歳の男の子が書いた自己啓発本!
ある日のこと、本を書きたいと思い立った、
当時9歳の男の子、中島芭旺(なかしま・ばお)くん。
バオくんはお母さんのフェイスブックアカウントを勝手に使って、
出版社の編集者に「僕の経験を本にしたいんです」と
メッセージを送りました。
(お母さんはあとで気づき、たいへん慌てたそうです)
突然、メッセージを受けとった編集者はびっくりしましたが、
とりあえずバオくんと会ってみることにしました。
話を聞いてみると、小学校には通っていなくて、
読んで「おもしろい! 」と思った本の著者の講演会に
ひとりで出かけていって、自分で勉強しているのだとか。
(学校でいじめに遭ったこともあって、
学校には行かないと自分で決めたそうです)
「どんな本を書きたいの?」とたずねても
あたりまえのことですが、
具体的なイメージがあるわけではありません。
そこで、編集者はバオくんに宿題を出しました。
「なんでもいいから、思いついた文章を僕に送ってみてくれる?」
笑顔で「はい! 」と元気よく答えたバオくん。
さっそくその日から「文章」が送られてきました。
そうやって始まった、バオくんと編集者の
メッセージとメールのやりとりから、この本は生まれました。
この本に載っている文章は、
すべてバオくんの書いた原文のままです。
誤字を訂正し、句読点を入れ、改行箇所を変えた以外、
編集者として内容に手を加えることはできませんでした。
(ふだんは、大人の著者が書いた原稿に
膨大な量の修正を加えているのですが……)
なぜなら、10歳の男の子の「感じたまま」「ありのまま」を
読者に読んでいただき、感じてほしかったからです。
いくつか、バオくんの文章を紹介します。
「動物や植物の命を頂きながら人間は生きている。
嫌いだけど食べるなんてひどい。
嫌いなら食べなくていい。
好き嫌いを無くそうなんて、ひどい話。
命を頂くのだ。感謝して頂くだけだ」
「無いを体験すると、
普通だと思っていたことが
ありがたくなる。
ご飯が食べれない
ご飯を作ってくれないを体験すると、
ご飯を食べれる
ご飯を作ってくれるがありがたくなる」
「おなじばしょでも
ちがうほうこうをみれば
またちがうけしきがみえる」
10歳の子供にしか書けない言葉。
10歳の子供とは思えない言葉。
そんなまっすぐで、時に深くて含蓄のある言葉が、
ページをめくるたびに胸に飛びこんできます。
どうか、みなさんが、たくさんの気づきを得られますように。
- 本の長さ125ページ
- 言語日本語
- 出版社サンマーク出版
- 発売日2016/8/19
- 寸法13.1 x 1.3 x 18.3 cm
- ISBN-104763134779
- ISBN-13978-4763134776
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商品の説明
著者について
中島芭旺(なかしま・ばお)
2005年生まれ。10歳。小学校へは通学せず、自宅学習という方法をとっている。「自分で選択して学習」「好きな人から学ぶ」がモットー。9歳のときから著名人のセミナーにひとりで出かけるようになり、あるとき本を出すことを決意、10歳にして初の著書『見てる、知ってる、考えてる』(サンマーク出版)を刊行することになった。ツイッターでつぶやく言葉があまりに深くて、「小さなからだの哲学者」と呼ばれることも。
2005年生まれ。10歳。小学校へは通学せず、自宅学習という方法をとっている。「自分で選択して学習」「好きな人から学ぶ」がモットー。9歳のときから著名人のセミナーにひとりで出かけるようになり、あるとき本を出すことを決意、10歳にして初の著書『見てる、知ってる、考えてる』(サンマーク出版)を刊行することになった。ツイッターでつぶやく言葉があまりに深くて、「小さなからだの哲学者」と呼ばれることも。
登録情報
- 出版社 : サンマーク出版 (2016/8/19)
- 発売日 : 2016/8/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 125ページ
- ISBN-10 : 4763134779
- ISBN-13 : 978-4763134776
- 寸法 : 13.1 x 1.3 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 236,872位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,916位人生論・教訓
- - 9,703位自己啓発 (本)
- - 35,223位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心屋さんのサイトで見つけたのでよみました。
こどもの頃には
誰もが無意識に感じてたであろうことを10歳の視点から
言葉にしたという感じです。
大人になると忘れてたりするので思い出すのにいいかも。
こどもの頃には
誰もが無意識に感じてたであろうことを10歳の視点から
言葉にしたという感じです。
大人になると忘れてたりするので思い出すのにいいかも。
2024年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分に意識が向いていない大人である自分が、自分に感謝したくなる気付きが得られる本でした。
老若男女多くの方に読んでもらいたいと思います。
老若男女多くの方に読んでもらいたいと思います。
2016年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまりに憤懣やるかたないのでレビューを書く。
この本は巷間に掃いて捨てるほどあふれている、親に感謝系ラップと、心を入れ変えれば全て上手くいく心でっかち系をブレンドして、
いちいち癪にさわるような舌足らずの極短文をつらねただけの糞本なのだが、小学校も卒業してないような年端もいかない子供の空想を
利用しているところが、越えてはいけない一線を踏み越えてしまっている。
それはテレビ慣れしている自称脳科学者や出所してますます盛んの株屋がこの子供と交際しているのを見れば一目瞭然であろう。
念のため軽く本書の内容に言及しておく。(番号は Kindle 版の位置 No.)
著者は何らかの事情で小学校に通わず自宅で学習をしており、
著者自身が出版社に直接この本の企画を持ち込んだ(それも某SNSで!)とのことだが、
内容を端的に言えば
「意識が高くておのれの妄想を哲学だと勘違いしてる手合いが思いつきそうなことども」
を書きつらねたものである。
自己啓発書で何度も何度も繰り返されるような話ばかりなので、なにひとつ個性も新鮮味もない。
著者は「僕の最大の長所は、1人では何も出来ないこと(20)」と一見謙遜してみせるが、
その後で「世界は自分で作るんだ。『僕はこう思う』これが全て(304)」という。
それでいて「僕は事実を学んでいきたい(339)」という。
「学校の先生は自分で体験したことを言わず、聞いた話や教科書に
書いてある事を教えるからもしかしたら、それは事実ではないかもしれない(339)」からだそうだ。
そして「人生つまるところ神様は自分なのだと知る為にあるのだ(307)」に至る。
読者の方々にはご承知のことだろうが、10歳の子供がろくに勉強もせずに全身全霊をこめて考えたところで、
人類が3000年以上をかけて築いた知恵を基礎にした「学校の先生が聞いた話」や「教科書」を超えた見識を持つことはない。
しかも事実を学ぶためには、どこかで自分の主義主張を否定しなければならない。
人間は全知全能の神になどなれないのだから、必ず自分にとって不都合な真実が現れる。
この事実を正視して自分の主張を徹底的に批判にさらして解体し、この省察をもとにまた自分の主張を
構成していくということを繰り返す営みがなければ学習はできない。
いわば自分の信念に鞭をふるうことも辞さない覚悟がなければ、到底何一つ学ぶことなどできはしない。
ところが著者は「僕が素敵だと思う大人は、自分を生きている。子供みたいに生きている。
(省略)ようするに僕はこのままでいいということ。(277)」などと素朴な自己肯定の埒から決して抜けようとはしない。
12歳で学位を得たという Moshe Kai Cavalin ですら自分を天才と驕らず一心不乱に勉強に励んだというのだから、
どうしてこの Moshe に勝る才能があるとは思えない著者が何事かを学べるというのか。
この本を読んでいて気になることがある。
著者は「無いを体験すると、普通だと思ってたことがありがたくなる(298)」と言うが、
その感謝の理由というのが「ご飯が食べれない ご飯を作ってくれないを体験すると、ご飯を食べれる
ご飯を作ってくれるがありがたくなる(301)」なのだが、
大人が子供を食べさせることは大人の当然の義務であって、いちいち子供が感謝するいわれはない。
それどころか「食べられるだけでも感謝しろ」などと脅迫して子供を虐待する大人が後を立たない。
見るにたえない感謝を子供にさせる前に、何が人として正当な待遇で何が不当であるか、どのように抗議の声をあげるか、
周りの大人がきちんと教えなければならない。
このような発言で大人の読者が感心するなどもってのほかである。
前にも書いたとおり、この本によると、著者は小学校に通わず、自宅で学習しているという。
しかし、著者はこの本の出版を自ら某SNSで出版社に直接もちかけており、ブログとツイッターを開設し、
先に書いたような大人たちと交際し、著書にまつわるイベントに参加し、売上を手にしてはしゃいでいる。
本人は「僕は10歳。これからいくらでも失敗ができる。自分では気づかないが
自分の未来は分かっているんだと思う。だから僕は勘を信じる(331)」
「大人と子供の僕たちが一緒に何かを創っていくのが僕の理想(345)」
などと言う。
はっきり言わせてもらうが、今の著者は海千山千の大人たちに、よってたかられて、いいようにもてあそばれている。
先日も「レールに沿った人生は嫌だから大学を中退して企業する」などと言う大学生がいたが、
この著者もこのような自殺的投機行為につっぱしるのではないかと心配している。
はたして著者の自宅学習は、まともな教師が指導しているのだろうか。
この出版に際してブレーキをかけてくれる大人はいなかったのか。
何度も言うが、この本は自己啓発書の中でもとりわけ最低の悪書である。
自己啓発は責任を自分でとれる大人だけに許されるお遊戯であって、あどけない子供が巻き込まれる道理などない。
この子供の周りに群がり、賞揚するばかりの大人は厳しく糾弾されるべきである。
なぜこの子に「売文など10年早い」と叱って、年齢相応のまっとうな勉強に専念しろと言わないのか。
いったいこの子の将来を潰して地獄に落とす気なのか。
この本は巷間に掃いて捨てるほどあふれている、親に感謝系ラップと、心を入れ変えれば全て上手くいく心でっかち系をブレンドして、
いちいち癪にさわるような舌足らずの極短文をつらねただけの糞本なのだが、小学校も卒業してないような年端もいかない子供の空想を
利用しているところが、越えてはいけない一線を踏み越えてしまっている。
それはテレビ慣れしている自称脳科学者や出所してますます盛んの株屋がこの子供と交際しているのを見れば一目瞭然であろう。
念のため軽く本書の内容に言及しておく。(番号は Kindle 版の位置 No.)
著者は何らかの事情で小学校に通わず自宅で学習をしており、
著者自身が出版社に直接この本の企画を持ち込んだ(それも某SNSで!)とのことだが、
内容を端的に言えば
「意識が高くておのれの妄想を哲学だと勘違いしてる手合いが思いつきそうなことども」
を書きつらねたものである。
自己啓発書で何度も何度も繰り返されるような話ばかりなので、なにひとつ個性も新鮮味もない。
著者は「僕の最大の長所は、1人では何も出来ないこと(20)」と一見謙遜してみせるが、
その後で「世界は自分で作るんだ。『僕はこう思う』これが全て(304)」という。
それでいて「僕は事実を学んでいきたい(339)」という。
「学校の先生は自分で体験したことを言わず、聞いた話や教科書に
書いてある事を教えるからもしかしたら、それは事実ではないかもしれない(339)」からだそうだ。
そして「人生つまるところ神様は自分なのだと知る為にあるのだ(307)」に至る。
読者の方々にはご承知のことだろうが、10歳の子供がろくに勉強もせずに全身全霊をこめて考えたところで、
人類が3000年以上をかけて築いた知恵を基礎にした「学校の先生が聞いた話」や「教科書」を超えた見識を持つことはない。
しかも事実を学ぶためには、どこかで自分の主義主張を否定しなければならない。
人間は全知全能の神になどなれないのだから、必ず自分にとって不都合な真実が現れる。
この事実を正視して自分の主張を徹底的に批判にさらして解体し、この省察をもとにまた自分の主張を
構成していくということを繰り返す営みがなければ学習はできない。
いわば自分の信念に鞭をふるうことも辞さない覚悟がなければ、到底何一つ学ぶことなどできはしない。
ところが著者は「僕が素敵だと思う大人は、自分を生きている。子供みたいに生きている。
(省略)ようするに僕はこのままでいいということ。(277)」などと素朴な自己肯定の埒から決して抜けようとはしない。
12歳で学位を得たという Moshe Kai Cavalin ですら自分を天才と驕らず一心不乱に勉強に励んだというのだから、
どうしてこの Moshe に勝る才能があるとは思えない著者が何事かを学べるというのか。
この本を読んでいて気になることがある。
著者は「無いを体験すると、普通だと思ってたことがありがたくなる(298)」と言うが、
その感謝の理由というのが「ご飯が食べれない ご飯を作ってくれないを体験すると、ご飯を食べれる
ご飯を作ってくれるがありがたくなる(301)」なのだが、
大人が子供を食べさせることは大人の当然の義務であって、いちいち子供が感謝するいわれはない。
それどころか「食べられるだけでも感謝しろ」などと脅迫して子供を虐待する大人が後を立たない。
見るにたえない感謝を子供にさせる前に、何が人として正当な待遇で何が不当であるか、どのように抗議の声をあげるか、
周りの大人がきちんと教えなければならない。
このような発言で大人の読者が感心するなどもってのほかである。
前にも書いたとおり、この本によると、著者は小学校に通わず、自宅で学習しているという。
しかし、著者はこの本の出版を自ら某SNSで出版社に直接もちかけており、ブログとツイッターを開設し、
先に書いたような大人たちと交際し、著書にまつわるイベントに参加し、売上を手にしてはしゃいでいる。
本人は「僕は10歳。これからいくらでも失敗ができる。自分では気づかないが
自分の未来は分かっているんだと思う。だから僕は勘を信じる(331)」
「大人と子供の僕たちが一緒に何かを創っていくのが僕の理想(345)」
などと言う。
はっきり言わせてもらうが、今の著者は海千山千の大人たちに、よってたかられて、いいようにもてあそばれている。
先日も「レールに沿った人生は嫌だから大学を中退して企業する」などと言う大学生がいたが、
この著者もこのような自殺的投機行為につっぱしるのではないかと心配している。
はたして著者の自宅学習は、まともな教師が指導しているのだろうか。
この出版に際してブレーキをかけてくれる大人はいなかったのか。
何度も言うが、この本は自己啓発書の中でもとりわけ最低の悪書である。
自己啓発は責任を自分でとれる大人だけに許されるお遊戯であって、あどけない子供が巻き込まれる道理などない。
この子供の周りに群がり、賞揚するばかりの大人は厳しく糾弾されるべきである。
なぜこの子に「売文など10年早い」と叱って、年齢相応のまっとうな勉強に専念しろと言わないのか。
いったいこの子の将来を潰して地獄に落とす気なのか。
2022年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不登校のことを調べていて、この本を知りました。
読んでみると、子供の目線から見た、世の中の常識と思われる、曖昧な事についてや、自分の経験から感じた気持ちが書かれてました。読んでると親が思いやすい「こういう子になって欲しい」っていうのを、本当に子供は望んでるの?って書かれてるようで、目から鱗でした。
あなたの幸せ〜と言いつつ、本当は私が育てた自慢の息子って自慢したかっただけなのかも。
読み込む本ではないけれど、気持ちが揺らぐ時また読みたいと思います。
読んでみると、子供の目線から見た、世の中の常識と思われる、曖昧な事についてや、自分の経験から感じた気持ちが書かれてました。読んでると親が思いやすい「こういう子になって欲しい」っていうのを、本当に子供は望んでるの?って書かれてるようで、目から鱗でした。
あなたの幸せ〜と言いつつ、本当は私が育てた自慢の息子って自慢したかっただけなのかも。
読み込む本ではないけれど、気持ちが揺らぐ時また読みたいと思います。
2021年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子どもの気持ちたけでなく、生きる上で大事なことも教えてもらえた気がします。言葉の一つ一つが深いです。