・サノーさん一言コメント
「海洋温度差発電の権威が語る、企業と個人の成功哲学。常に向上することを目指すのは、無為な自尊心ではなく、生存のために必要な条件であることを伝える」
【サノーさんおすすめ度★★★★★】
・ウノーさん一言コメント
「成長とは、自然の摂理です。それを無視して存在することだけを目指すのは、あまりにも難しい選択だと思います」
【ウノーさんおすすめ度★★★★★】
・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):「成長系」の啓発本は数あれど、エネルギーや海洋発電と絡めて説いているのは珍しい。
ウノーさん(以下ウ):わかりやすさ、伝われやすさもピカいちの本です。ちょっと複雑になりかける箇所もありますが、さすがに「心地よさ」を意識した内容です。
サ:以前も、別な本で書いたが、大小の商取引や、様々な商品、サービスは、人と人との「感情を変化させる」ことによって、成立している。
ウ:会社が業務提携を行うのも、私たちがコンビニでおにぎりを買うのも、温泉でマッサージを受けるのも、原理は一緒ということですよね。
サ:そう。全ては得たい感情と得られる結果の相違によって、評価が決定する。
ウ:業務提携も、おにぎりも、マッサージも、喜ぶことを目指しています。
サ:「喜ぶこと」が示す範囲が広いから、実感をもって理解する人は少ないが、突き詰めればそういうことだ。
この本では、それを「心地よさ」という表現で著している。
ウ:成長のために必須な要件ですね。思えば、植物が成長するのも、動物が成長するのも、それぞれが勝手に決めた「心地よさ」で決定するわけで、まさしく真実だと思います。
サ:熱帯の植物は「暑さ」が心地よく、ツンドラの植物は「寒さ」が心地いいわけだ。人間の場合は、その多様性と幅が広く、常に変化している。「心地よさ」をキャッチして対応しないと「生き残る」ことができないわけだ。
ウ:それって「マーケティング」そのものですよね。世の中の人が「なにを心地よい」と感じるのかを調べ、推測し、展開していく活動そのものです。
サ:となると、この本に書かれている通り、自分の「心地よさ」と他人の「心地よさ」を見つめ、掌握し、成長することを目指さないと「自然の摂理」に反しているということになる。
ウ:どうして、人間は、こんな単純な摂理から、ズレてしまったんでしょう？
サ:成長が「発見と忍耐」を伴うものだったからじゃないか？それを「心地よくない」と決めつけてしまった人が多いから、こういう本で気づくことになる。
【了】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
