いきなり、
下向きかよっ!!!
と、前のめりに突っ込みたくなるタイトル。
もしかしたら、本の内容もネガティブシンキングかもしれない。
けれども、現代人は、ポジティブすぎる(まじめすぎる)
から、これぐらいの心積もりでちょうどいいんだよ、
と訴えたいために、あえてこんなタイトルにしたのかもしれない。
ただ、がむしゃらに(無意味に)やっても、
望むような幸せは掴めないよ、
とも言っている、
◆=内容====================◆
1.「人は人、自分は自分」
2.負け上手は、比べ上手
3.流され上手は、生き方上手
4.忘れ上手は、幸せ上手
◆=======================◆
正直言って、
この本の評価をするのは難しい。
これほどまでに、客観的に読もうとしても、読めない本は、
初めてだからだ。
特に、ベンチャー企業に関わる人にとっては、
特にそう感じることだろう。
ある意味で、ある意味で(ほんとにネガティブに捉えると)、
「意味ねーよ」「がんばりすぎてもだめだよ」と言われている
気がするからだ。
・幸せな人は、自分より上を見ない。(p.11)
・最も幸せなのは、実は買いたいけれども、買えないものが
あることなのだ(p.16)
・投資は文化を生まないが、消費は文化を育てるからだ(p.25)
・飽くなき成長意欲は絶対に必要だが、足ることを知らなければ
人は幸せにはなれない(p.43)
・人生は、登っても登っても、上には上がいてきりがない(p.56)
・不思議なのは、恋愛中は「あなたが一番」と言っていたはずの
女性が、結婚すると、「あなたってダメねぇ」と上を見て言うように
なることだ。
書きだしたら枚挙に暇が無い。
それほど、著者の主張は、終始に渡って一貫しとって、ブレが無い。
一度、立ち読みでもいいから、手にとってみることをオススメする。
ちなみに、
オイラは、読んで、心が救われた。
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下を向いて生きよう。 単行本 – 2007/11/1
安田 佳生
(著)
- 本の長さ158ページ
- 言語日本語
- 出版社サンマーク出版
- 発売日2007/11/1
- ISBN-104763197967
- ISBN-13978-4763197962
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登録情報
- 出版社 : サンマーク出版 (2007/11/1)
- 発売日 : 2007/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 158ページ
- ISBN-10 : 4763197967
- ISBN-13 : 978-4763197962
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,046,433位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1965年大阪府生まれ。高校卒業後渡米し、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後リクルートを経て、1990年ワイキューブを設立。社長業のかたわら、外部団体主催の経営者向けセミナー講師をはじめ、書籍の執筆、経営誌への寄稿、メールマガジンの発行なども行う(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『検索は、するな。』(ISBN-10:4763199102)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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イメージ付きのレビュー
5 星
元気づけてくれた一冊
本屋で偶然見つけて、タイトルに惹かれて、立ち読みせずに買って読みましたが、決して衝動買いではなかったと確信しました。読んでいるうちに段々と元気づけられていく感じがしました。ものすごく共感がもてたし、読みやすかったです。著者がこの本で伝えたいのは、上ばかりを見ていると辛いから、たまには下を見て幸せを感じようというもの。本文に、「もっとも幸せなのは、実は買いたいけれど買えないものがあることなのだ。」とありますが、具体的に言うなら、買いたいものを「今は買えないけれど、いつか手に入れてやろう。」と胸を躍らせている状態が一番幸せという風に思います。僕は一気読みするほうではなくじっくりと読むほうなのですが、本当にいい本なのでリピート読みしました。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
成功した「若い」経営者で、ここまで自分の過去の失敗談、悔しい経験、欠点などを
正直に告白した本は今まで読んだことがありません。
小学校時代、ほとんど授業が理解できずに、トーテムポール作りをせっせとしていたこと。
初めて友人ができたのは、小学3年だったこと。
他にも、いっぱい書いてあります。普通の人なら、成功どころかとっくに人生に挫折して立ち直れないような気がします。
成功者の失敗談はたいてい、今の成功に結びつく、「この失敗があったから今の成功がある」的なものが多いのですが、著者の失敗は、そういったものとは無縁です。自分の過去をありのまま、淡々とつづっています。だからこそ、読む人の心を打ちます。読んでいて、すごく共感しました。
この本を表面的に読むと、「上を見たらキリがないから、下をみて満足しろ」と読めます。
しかし、本当はそうではなく、「頑張ってごらんよ、こんなオレでも成功したんだからさ」というエールのように私には聞こえました。
はっきり言えば、タイトル「下を向いて生きよう」が失敗だったのだと思います。文庫本では、改題して「嘘つきは社長のはじまり」になってますが、これも違う気がします。(しっかりしろ、担当編集者!)千円札は拾うなを読んで、素晴らしいと思い本書を読みましたが、この本もまた違った意味で、いい本だと思いますよ。まあ、合わない人がいるのは仕方がないと思いますが。
正直に告白した本は今まで読んだことがありません。
小学校時代、ほとんど授業が理解できずに、トーテムポール作りをせっせとしていたこと。
初めて友人ができたのは、小学3年だったこと。
他にも、いっぱい書いてあります。普通の人なら、成功どころかとっくに人生に挫折して立ち直れないような気がします。
成功者の失敗談はたいてい、今の成功に結びつく、「この失敗があったから今の成功がある」的なものが多いのですが、著者の失敗は、そういったものとは無縁です。自分の過去をありのまま、淡々とつづっています。だからこそ、読む人の心を打ちます。読んでいて、すごく共感しました。
この本を表面的に読むと、「上を見たらキリがないから、下をみて満足しろ」と読めます。
しかし、本当はそうではなく、「頑張ってごらんよ、こんなオレでも成功したんだからさ」というエールのように私には聞こえました。
はっきり言えば、タイトル「下を向いて生きよう」が失敗だったのだと思います。文庫本では、改題して「嘘つきは社長のはじまり」になってますが、これも違う気がします。(しっかりしろ、担当編集者!)千円札は拾うなを読んで、素晴らしいと思い本書を読みましたが、この本もまた違った意味で、いい本だと思いますよ。まあ、合わない人がいるのは仕方がないと思いますが。
2008年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新聞の広告に出ていた本書のタイトルに惹かれて購入しました。
文章は平坦な言葉遣いで、文字も大きく、各節も1〜2ページと短いので、スラスラとあっという間に読み終わってしまいました。
世間一般的な教えに真っ向から背くタイトルの思い切りの良さとは裏腹に、中身は穏やかに小さな幸せの大切さを説くモノでした。
正直に言いますと、ある程度人生経験を重ね、道徳観念を築いてきた人ならば、これといって目新しい事は書いていないと思います。
ただ、常に全力疾走!な感じの人には少しブレーキをかけてあげられる本、また、そうでない人にも、当たり前の再確認をさせてくれる本という感じです。
悪くもなく良くもない。値段からすれば割高な内容ですが、ちょっと甘めで3つ星に。
文章は平坦な言葉遣いで、文字も大きく、各節も1〜2ページと短いので、スラスラとあっという間に読み終わってしまいました。
世間一般的な教えに真っ向から背くタイトルの思い切りの良さとは裏腹に、中身は穏やかに小さな幸せの大切さを説くモノでした。
正直に言いますと、ある程度人生経験を重ね、道徳観念を築いてきた人ならば、これといって目新しい事は書いていないと思います。
ただ、常に全力疾走!な感じの人には少しブレーキをかけてあげられる本、また、そうでない人にも、当たり前の再確認をさせてくれる本という感じです。
悪くもなく良くもない。値段からすれば割高な内容ですが、ちょっと甘めで3つ星に。
2015年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あくまでひとつの生き方として読みました。ただ私は作者の生涯を知らないので、断片的にしか読めないのです。だから作者の本をもっと読んでみたいです。
2007年12月9日に日本でレビュー済み
偏差値40からがんばって、会社も経営してそこそこ成功したが
どうがんばっても同業のリクルートやインテリや毎コミの1/100程度。
大企業に相手にされないし、優秀な人材も来ない。
じゃ、クライアントも学生も、下のレベルを狙おうか。
素晴らしい開き直り。脱落者は見習うべき。
本の内容は、単なる自分のイメージアップ出版戦略。
どうがんばっても同業のリクルートやインテリや毎コミの1/100程度。
大企業に相手にされないし、優秀な人材も来ない。
じゃ、クライアントも学生も、下のレベルを狙おうか。
素晴らしい開き直り。脱落者は見習うべき。
本の内容は、単なる自分のイメージアップ出版戦略。
2008年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分で自分を追い詰めている人、ちょっとだけ下を見て自分を認めてあげよう。
「成功か失敗か」にこだわらずに、絵になるかどうかという視点で考えてみよう。
なにかをして失敗した場合は、行動したという視点でみてあげよう。
こころの視点を変えて、自分をみれば、そんなに悪くないんじゃない?
この本から、そんなメッセージが伝わりました。
「成功か失敗か」にこだわらずに、絵になるかどうかという視点で考えてみよう。
なにかをして失敗した場合は、行動したという視点でみてあげよう。
こころの視点を変えて、自分をみれば、そんなに悪くないんじゃない?
この本から、そんなメッセージが伝わりました。
2008年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いわゆる成功を目指して、自己啓発や自己学習に努める人には受け入れられない本かも知れません。事実、自分も読んでる初めのうちは抵抗感を覚えました。「この本のいうことを真に受けていたら、とても成功からは遠のくんじゃないか・・・?」って。
私は前作の 千円札は拾うな。 を読んでいませんが、前までの社長を知っている方ならば、もっと納得できないんじゃないか、と思います。
でも何かを得るために犠牲にしたり、自分の内にある感情を無視したり、強いたりしてまでする成功というのは、おかしい気がしませんか?
おかしいと一瞬思いながらも、「それを耐えて続けるのが成功への近道だ」と思っていませんか?
題名の「下を向いて」とは、自分より下の人を見下ろして、満足感を得る、ということです。こう聞いただけで拒否感を覚えるのは確かですが、全くそれを禁じてしまうというのも、不自然で脅迫的だとは思いませんか?
この本はそういった幸福や成功の定義、というものを考えさせてくれる一冊です。
ただ私もやはり若いので、「筆者は既に安定した地位になったからこそ、これらのことを言える様になったのでは?」と疑う一念もあります。自己啓発とは考えをもたらす事であって、それに全てを染まる事ではない、と思います。
私は前作の 千円札は拾うな。 を読んでいませんが、前までの社長を知っている方ならば、もっと納得できないんじゃないか、と思います。
でも何かを得るために犠牲にしたり、自分の内にある感情を無視したり、強いたりしてまでする成功というのは、おかしい気がしませんか?
おかしいと一瞬思いながらも、「それを耐えて続けるのが成功への近道だ」と思っていませんか?
題名の「下を向いて」とは、自分より下の人を見下ろして、満足感を得る、ということです。こう聞いただけで拒否感を覚えるのは確かですが、全くそれを禁じてしまうというのも、不自然で脅迫的だとは思いませんか?
この本はそういった幸福や成功の定義、というものを考えさせてくれる一冊です。
ただ私もやはり若いので、「筆者は既に安定した地位になったからこそ、これらのことを言える様になったのでは?」と疑う一念もあります。自己啓発とは考えをもたらす事であって、それに全てを染まる事ではない、と思います。
2010年10月26日に日本でレビュー済み
要約
・今あるものから幸福を感じる。
・自分より劣っている(もしくは不幸)な相手と比べて満足感に浸る。
・小さい達成を認めてあげる。(それがまた比較対象に繋がるわけで)
・重要な物が何なのか決めておく。それ以外は妥協してOK。
コメント
・人の性(サガ)を認めるというのは画期的でした。
・投資と消費の違いを理解する。そのバランスを取る。
・著者の方法が読者にとって良いとは限らない。各自の経済能力に比例するんじゃないのかな?
・認識、折り合いを調整するだけで確かに満足感を感じながら過ごせている。
ps
思っていた疑問とかがすんなり腹の底に収まる感じでした。
自分なりの解釈を持って取り入れるとかなり生活しやすくなると思います。
・今あるものから幸福を感じる。
・自分より劣っている(もしくは不幸)な相手と比べて満足感に浸る。
・小さい達成を認めてあげる。(それがまた比較対象に繋がるわけで)
・重要な物が何なのか決めておく。それ以外は妥協してOK。
コメント
・人の性(サガ)を認めるというのは画期的でした。
・投資と消費の違いを理解する。そのバランスを取る。
・著者の方法が読者にとって良いとは限らない。各自の経済能力に比例するんじゃないのかな?
・認識、折り合いを調整するだけで確かに満足感を感じながら過ごせている。
ps
思っていた疑問とかがすんなり腹の底に収まる感じでした。
自分なりの解釈を持って取り入れるとかなり生活しやすくなると思います。