レビューのタイトルに書いたとおりです。人によって、この本のどの部分に共鳴するか違うと思いますが、私の場合はこうです。
『テストはバグの無いことを証明するために行うのではない、バグを検出するために行うものである。』
我々は、プログラムのコーディングが終わった時点でバグがないことが有り得ないことを直視しなければならないです。
良く似たタイトルで「ソフトウェアテスト技法」(ボーリスバイザー著)というのがありますが、量は5倍くらいあると思ってください。全部は簡単には読めません。
それと比べて、こっちの「ソフトウェア・テストの技法」(マイヤーズ著)は10〜20時間くらいで読めると思います。それで、現在のソフトウェアテストに続く基本的な考え方が詰まっています。
・ホワイトボックステスト、ブラックボックステストから始まって、
・ウォーターフォールの原型に基づくシステムテストのポイントまでが
30年近く前のこのマイヤーズの本に既に書かれていることは全くの驚きです。
※ 「トヨタ生産方式」(大野耐一著)を読んだときと同じ驚きです。
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ソフトウェア・テストの技法 単行本 – 1980/3/1
G.J. マイヤーズ
(著)
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社近代科学社
- 発売日1980/3/1
- ISBN-104764900599
- ISBN-13978-4764900592
登録情報
- 出版社 : 近代科学社 (1980/3/1)
- 発売日 : 1980/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4764900599
- ISBN-13 : 978-4764900592
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,063,197位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 18,680位工学 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2003年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20年以上前の著作であるので、参照されている開発言語等は当然役には立たないと思われます。が、テストはどうあるべきか、ということを明快に整理している本です。180ページ前後の著作ですが、テストはそもそもどうあるべきか、という意味で非常に勉強になりますし、自らがシステム開発の際に採用しているテストの手法・内容が適切・十分であるかどうか素早く確認するには良い思います。SEのまたはQAの担当者の方であれば一読をお勧めすると同時に、しばし読み返すのも悪くないと思います。他の著作に割と引用されている本の一つでもあります。
2004年1月17日に日本でレビュー済み
コンピュータという規格の中で、
限界値、完全性を求めるその努力が
必要だと思いました。
完全はまた基本に変わって行くでしょう。
今後のために。
ありがとうございました。
I thought that the efforts to search for marginal value and completeness were required of the standard of a computer.
Completeness will change and go to foundations again.
To a future sake
Thank you.
限界値、完全性を求めるその努力が
必要だと思いました。
完全はまた基本に変わって行くでしょう。
今後のために。
ありがとうございました。
I thought that the efforts to search for marginal value and completeness were required of the standard of a computer.
Completeness will change and go to foundations again.
To a future sake
Thank you.
2003年10月1日に日本でレビュー済み
まず初めに英語の題名はThe Art of Software Testingという素晴らしい題名なのにでなぜそれがソフトウエアテスト技法に邦訳されてしまうのかが理解に苦しむ。
70年代の書籍である、しかし2000年になった今も書籍の内容の良さは変わらないであろう。ソフトウエアテスティングはこの30年間進歩はしてきたが著者が書いた基本的テクニックを逸脱するものでも否定するものでもない。唯データフローテスティングと状態遷移については書かれていないのでそれについてはバイザーの書籍を購入する必要があるであろう。
70年代の書籍である、しかし2000年になった今も書籍の内容の良さは変わらないであろう。ソフトウエアテスティングはこの30年間進歩はしてきたが著者が書いた基本的テクニックを逸脱するものでも否定するものでもない。唯データフローテスティングと状態遷移については書かれていないのでそれについてはバイザーの書籍を購入する必要があるであろう。