再掲
図書館本
久々に素晴らしい本に出逢いました。串田さんの本は何冊か書棚にあるのですが真剣に読んでいませんでした。
串田さんの心の底から温まる文章と叶内さんの鳥と自然、植物の写真が見開きページの右と左に置かれています。
都会育ちで自然と語り合える人は殆どいない現在。
自然と共に生き、そして鳥と会話が出来る人。翼を持たない人であることを素直に、そして感じるがままにテキストに出来てしまう。
さらに晩年近くの文章であることからか、人生への想いも語られています。最後に奥様との写真と奥様の語りが置かれています。苦労もあった様ですが素晴らしい人生だったことを書かれています。
串田孫一 2005年7月8日没 89歳
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鳥と花の贈りもの 単行本 – 2006/3/1
- 本の長さ135ページ
- 言語日本語
- 出版社暮しの手帖社
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104766001257
- ISBN-13978-4766001259
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商品の説明
出版社からのコメント
ベストセラー『山のパンセ』で知られる随筆家、串田孫一が晩年に書き綴った、野鳥と花にまつわる珠玉のエッセイの数々。
深い思索の淵からあふれ出る透明感に満ちた言葉が、鳥とともに樹々をめぐる小旅行へと読者を誘います。
60点を越すダイナミックな野鳥写真は、ネイチャーフォトの第一人者、叶内拓哉撮影によるものです。北海道から沖縄まで四季折々の花々が彩りを添える、美しい随筆集ができました。
深い思索の淵からあふれ出る透明感に満ちた言葉が、鳥とともに樹々をめぐる小旅行へと読者を誘います。
60点を越すダイナミックな野鳥写真は、ネイチャーフォトの第一人者、叶内拓哉撮影によるものです。北海道から沖縄まで四季折々の花々が彩りを添える、美しい随筆集ができました。
著者について
串田 孫一(くしだまごいち)
1915年東京生まれ。随筆家、詩人、哲学者。東京帝国大学哲学科卒業。東京外国語大学などで教鞭をとるかたわら、哲学・詩・随想・童話・翻訳など広い分野で活発に著述を行なう。山の文芸誌「アルプ」を創刊し編集。東京FMの「音楽の絵本」は1965年から30年間、1500回続いた。2005年7月死去。享年89歳だった。
1915年東京生まれ。随筆家、詩人、哲学者。東京帝国大学哲学科卒業。東京外国語大学などで教鞭をとるかたわら、哲学・詩・随想・童話・翻訳など広い分野で活発に著述を行なう。山の文芸誌「アルプ」を創刊し編集。東京FMの「音楽の絵本」は1965年から30年間、1500回続いた。2005年7月死去。享年89歳だった。
叶内 拓哉(かのうちたくや)
1946年東京生まれ。東京農業大学農学部を卒業後、9年間にわたって造園業に従事。のちにフリーの野鳥写真家となる。著書は『ハンディ図鑑・日本の野鳥』(山と渓谷社)、『ポケット図鑑・日本の鳥300』(文一総合出版) ほか多数
登録情報
- 出版社 : 暮しの手帖社 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 135ページ
- ISBN-10 : 4766001257
- ISBN-13 : 978-4766001259
- Amazon 売れ筋ランキング: - 209,739位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,951位近現代日本のエッセー・随筆
- - 23,119位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イヤーッ!これは写真も凄い。叶内拓哉氏の鳥と花の写真にも感動しました。串田氏の朴訥な語りを一気に華やかな世界に引き込む写真。これだけ鳥を静止した状態で撮れるなんてミステリー。野鳥を見つけるだけでも大変なのに、花と一緒に、まるで鳥がポーズをとっているような写真。
淀板物が平成18年の初版本でした。
淀板物が平成18年の初版本でした。
2017年4月8日に日本でレビュー済み
文章にあまりピッタリの写真が添えられているので、串田さん自身が撮ったのかと思うと、写真は叶内拓哉となっている。
でも、こんな偶然ってある?蓮の花から幼いカワセミが顔をだし~という文章にその写真がある。
一緒に行動をずっとしていられる??? その疑問に引っかかって、あとがきにもどこを探しても写真家についてのコメントがなく・・・。
その説明のない、写真と文がどうしてそんなに一致しているかの違和感に、文章は奇妙に楽しめなかった。
でも、こんな偶然ってある?蓮の花から幼いカワセミが顔をだし~という文章にその写真がある。
一緒に行動をずっとしていられる??? その疑問に引っかかって、あとがきにもどこを探しても写真家についてのコメントがなく・・・。
その説明のない、写真と文がどうしてそんなに一致しているかの違和感に、文章は奇妙に楽しめなかった。
2007年2月9日に日本でレビュー済み
大好きな串田さんの人柄さながらの、美しく優しい本です。透明な空気がはりつめた、緊張感がある、それでいて、芯から安らぐ温かい空気が、読んでいる私を包んでいるように感じました。文章と写真がぴったりあった、これは私へのなによりも贈り物です。