無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
小学校での英語教育は必要ない! 単行本 – 2005/5/28
大津 由紀雄
(著)
「早くから英語に親しませておいた方が英語に対する抵抗感がなくなる」は本当か? 「小学校ではほかの教科の内容をしっかりと学ぶ」ことが先決ではないか?! 英語教育、認知心理学、言語学、言語政策など、さまざまな論点から学校英語教育のあるべき姿を模索する。
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社慶應義塾大学出版会
- 発売日2005/5/28
- ISBN-104766411714
- ISBN-13978-4766411713
商品の説明
著者について
大津由紀雄 ( おおつ・ゆきお)
1948 年、東京都大田区生まれ。立教中学校から立教大学まで進み、日本経済史を専攻した後、英語教育改革の夢を抱いて、東京教育大学へ学士編入。同大学院修士課程を修了するころまでに、生成文法と認知科学に強く引き付けられる。MIT 大学院言語学・哲学研究科博士課程に入学、1981 年、言語獲得に関する論文でPh.D. を取得。慶應義塾大学言語文化研究所教授、日本認知科学会元会長、言語科学会会長。英語教育関連の著作については、発表概要の「参考文献」を参照。
1948 年、東京都大田区生まれ。立教中学校から立教大学まで進み、日本経済史を専攻した後、英語教育改革の夢を抱いて、東京教育大学へ学士編入。同大学院修士課程を修了するころまでに、生成文法と認知科学に強く引き付けられる。MIT 大学院言語学・哲学研究科博士課程に入学、1981 年、言語獲得に関する論文でPh.D. を取得。慶應義塾大学言語文化研究所教授、日本認知科学会元会長、言語科学会会長。英語教育関連の著作については、発表概要の「参考文献」を参照。
登録情報
- 出版社 : 慶應義塾大学出版会 (2005/5/28)
- 発売日 : 2005/5/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 260ページ
- ISBN-10 : 4766411714
- ISBN-13 : 978-4766411713
- Amazon 売れ筋ランキング: - 671,705位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 233位英語・外国語 (本)
- - 1,670位学習指導
- - 16,657位教育学一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中学、高校、大学と、最低でも10年間英語をやっても使えるようにならない。だったら小学校から英語やればいいのでは?安易にそう思っていませんか?この本は様々なジャンルで活躍する方が、小学校での英語教育に対する問題点や疑問点、早くからやればやるほどいいといった俗説に対して検証しています。漠然と思っていたことが何の根拠もないことが分かるでしょう。この本はとてもわかりやすく書かれているので、ぜひ必読しておきたい一冊です。
2022年2月22日に日本でレビュー済み
大学の先生方が、今の小学校には子どもたちに英語を習得させる場はないと、いろいろなエビデンスを示して言われても、じゃあ、公立学校に通わせる子どもに使える英語を学ばせるのはあきらめるしかないのか、としか思えませんでした。高校からでも間に合う、ドイツからの帰国子女が結局ドイツ語を習得できなかった、と述べられても、では今まで通りでよいですね、と納得できる親がどのくらいいるでしょうか。
唯一、この本で、英語教育が小学校でいらない、と言い切ってしまうことに疑問を書いている津田正さんのご意見が救いでした。
私は、英語講師とて20年目ですが、週1回でも、幼稚園、小学校低学年からスタートした子は、英語の発音も読解も明らかに、中学からスタートした子とレベルがちがい、また、英語を学ぶ中で、意見を述べたり、プレゼンテーションマインドがつき、日本語を話す時より、英語を話すとオープンマインドになっています。
英語を勉強したから、アメリカ中心思考になったり、白人至上主義になる可能性もかいてありましたが、私には???です。
是非、もっともっと若い先生方の意見も取り入れ、時代にあった英語教育が公立学校で始まることを期待しています。
個人的経験ですが、娘は帰国子女ですが、本当に英語が使えることで、世界が広がり豊かな大学生活を送っています。娘は、公立中高の英語教育のつまらなさに驚き、日本の子どもたちに、英語使う楽しさを感じる英語教育をしたいと、大学で学び始めています。
全ての人に英語が必要とはいいませんが、英語というツールがどれだけ子ども達の可能性を広げるかははかりしれません。
日本で英語を話せる先生はどんどん増えています。公立英語教育も進化していくと願っております。
唯一、この本で、英語教育が小学校でいらない、と言い切ってしまうことに疑問を書いている津田正さんのご意見が救いでした。
私は、英語講師とて20年目ですが、週1回でも、幼稚園、小学校低学年からスタートした子は、英語の発音も読解も明らかに、中学からスタートした子とレベルがちがい、また、英語を学ぶ中で、意見を述べたり、プレゼンテーションマインドがつき、日本語を話す時より、英語を話すとオープンマインドになっています。
英語を勉強したから、アメリカ中心思考になったり、白人至上主義になる可能性もかいてありましたが、私には???です。
是非、もっともっと若い先生方の意見も取り入れ、時代にあった英語教育が公立学校で始まることを期待しています。
個人的経験ですが、娘は帰国子女ですが、本当に英語が使えることで、世界が広がり豊かな大学生活を送っています。娘は、公立中高の英語教育のつまらなさに驚き、日本の子どもたちに、英語使う楽しさを感じる英語教育をしたいと、大学で学び始めています。
全ての人に英語が必要とはいいませんが、英語というツールがどれだけ子ども達の可能性を広げるかははかりしれません。
日本で英語を話せる先生はどんどん増えています。公立英語教育も進化していくと願っております。
2010年6月16日に日本でレビュー済み
昔から小学校で英語教育を行ってきたミッション系私立学校での実績では、中学3年になると小学校で英語の授業を受けてきた生徒と受けてこなかった生徒の差は、ほとんど無くなるそうだ。
他にも、早く始めれば簡単に外国語が身につくというわけではないことを示す興味深い事例を多数紹介している。
「英語教育を充実させるなら、小学校よりも中学校での授業時間数を増やす方が効果的」 といったところが専門家の共通認識のようだ。
他にも、早く始めれば簡単に外国語が身につくというわけではないことを示す興味深い事例を多数紹介している。
「英語教育を充実させるなら、小学校よりも中学校での授業時間数を増やす方が効果的」 といったところが専門家の共通認識のようだ。
2006年7月21日に日本でレビュー済み
シリーズ3作目の「日本の英語教育に必要なこと」を買いました。
ついでに2作目のこの本も読み直しましたが、小学校英語教育に
ついて知らなくてはいけないこと、考えなくてはいけないことが
たくさん書いてあって、新しい発見をたくさんしました。これから
卒論を書くのですが、大いに参考にさせてもらいます。
ついでに2作目のこの本も読み直しましたが、小学校英語教育に
ついて知らなくてはいけないこと、考えなくてはいけないことが
たくさん書いてあって、新しい発見をたくさんしました。これから
卒論を書くのですが、大いに参考にさせてもらいます。
2005年6月6日に日本でレビュー済み
アメリカに住んでいると、日本の英語ブームがとてもこっけい。
英語が使えない先生が多い公立小学校で英語を教えるなんて、
どうしてなんだろう? それに、そもそも、なんでそんなに
早くから英語を教えなくちゃならないんだろう? そう考える人は
日本にはいないのかなと思っていたら、帰国中にたまたまこの本に
めぐりあった。ぜひ、たくさんの人に読んでほしい。
英語が使えない先生が多い公立小学校で英語を教えるなんて、
どうしてなんだろう? それに、そもそも、なんでそんなに
早くから英語を教えなくちゃならないんだろう? そう考える人は
日本にはいないのかなと思っていたら、帰国中にたまたまこの本に
めぐりあった。ぜひ、たくさんの人に読んでほしい。
2005年9月26日に日本でレビュー済み
英語を第二公用語にしようとか、小学校から教えようとか、アメリカの戦略にそのまま乗ってしまったような話ばかりが横行する。日本語がままならぬ「日本人」に会ったことがあるだろうか?本人には悪いが、まるでヌエのようなものである。小学校から英語を導入したら、下手な癖が付いてしまって“diseducation”が大変になることくらい、どうして分からないのだろう。イマージョン・プログラムといって理科や数学などを英語で教えて、ただでさえ難しいものが理解できるようになるとは思えない。母語で大学教育ができることの喜びというか、国家戦略をもっと考えてほしい。アメリカで喜々として英語で演説するような首相を持っていることが不幸なのかもしれないが、この本を読めばそうした解答が得られるだろう。文科省の役人に読んでほしい本だ。
2005年7月9日に日本でレビュー済み
小学校英語を考える第2弾。 前著での安井稔氏の発言はきわめて正鵠を得ていたが、今回は、全体に自分の居場所に安住しているような発言が多い印象を受けた。その中できらりと光ったのが、「君と世間との戦いでは世間を支援せよ!―世間の期待と公立の小学校英語教育」での津田 正氏の発言。英語教育界での加藤典洋的な楔の打ち方に感銘を受けた。必読の書であることは間違いないが、健全な議論が「世間」に広がるには、まだ超えねばならないハードルがあるようだ。
2005年6月2日に日本でレビュー済み
国際化がすすみ「英語を話せて当然」という社会になってきたが、その一方で日本語の乱れや自国のアイデンティティのぐらつきなどが目立つようになったと思う。もちろん、早いうちから英語が話せることにこしたことはないが、日常生活、つまり日本語を話すときの表現力や伝達力をまず養わねば十分に満足のいく英語にならないと思いました。 英語教育関係者にとって必読書だと思います。