私は実は、この先生のゼミに入り、様々な科目でもお世話になりました。
小学校英語関係では、慶應というと大津由紀夫氏が注目されますが、
私は、こちらの(大津氏とは対立的ですが)氏の方が、考え方は好きです。
この本は、言語と文化の関連から英語について論じられており、
人間の言語と動物の鳴き声などの相違や、
語彙の異言語間での対象の違い、
文レベルでの認識の違い、
談話レベルでの特長の違い、
英語というものの意義や英語教育に関してまで幅広く扱われています。
筆者が言うように、言語学は元々、アメリカでは人類学から分化し、
最近でこそ認知科学に吸収されようとしていますが、
人間の文化とは切っても切れない中であることを再確認できます。
何より、唐須先生が語っているような、授業を受けているような気になれます。
いわゆる生成文法的なアプローチしか知らない方に目から鱗になる、お勧めの書です。
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英語と文化 単行本 – 2007/6/5
唐須 教光
(著)
現代英語学への招待。言語の起源、言語の発達、語彙の創造や、言語の構造をわかりやすく解説した現代英語テキスト。社会言語学と人類言語学の見地から、豊富な事例を紹介し、初めて学ぶ人にも分かりやすい。
- 本の長さ196ページ
- 言語日本語
- 出版社慶應義塾大学出版会
- 発売日2007/6/5
- ISBN-104766413830
- ISBN-13978-4766413830
商品の説明
著者について
唐須教光(とうす のりみつ)
1942年生まれ。慶應義塾大学、東京大学、Brown大学、Yale大学にて、哲学、言語学、文化人類学を学ぶ(Yale, Ph. D.)。現在、慶應義塾大学文学部教授。
専攻:英語学、社会言語学、意味論
主要事業:『文化記号論』(共著)(講談社学術文庫)、『ことばの民族誌』(訳)(紀伊國屋書店)、『文化の言語学』(勁草書房)、『なぜ子どもに英語なのか』(NHKブックス)、『バイリンガルの子どもたち』(丸善ライブラリー)など。
1942年生まれ。慶應義塾大学、東京大学、Brown大学、Yale大学にて、哲学、言語学、文化人類学を学ぶ(Yale, Ph. D.)。現在、慶應義塾大学文学部教授。
専攻:英語学、社会言語学、意味論
主要事業:『文化記号論』(共著)(講談社学術文庫)、『ことばの民族誌』(訳)(紀伊國屋書店)、『文化の言語学』(勁草書房)、『なぜ子どもに英語なのか』(NHKブックス)、『バイリンガルの子どもたち』(丸善ライブラリー)など。
登録情報
- 出版社 : 慶應義塾大学出版会 (2007/6/5)
- 発売日 : 2007/6/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 196ページ
- ISBN-10 : 4766413830
- ISBN-13 : 978-4766413830
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,165,860位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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