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死の欲動とモダニズム―イギリス戦間期の文学と精神分析 単行本 – 2012/2/20
遠藤 不比人
(著)
戦間期イギリス・モダニズム文学と精神分析の深い関係。
イギリス・モダニズム文学と精神分析が共有した言語的身振りと強度を「戦間期」という歴史的な視点を導入し読解する。それは「文学」と「精神分析」という学問的領域を攪乱することでもある。フロイトら、精神分析の言説が理論性を逸脱して破綻していくプロセスを注視し、同時代の文学言語と濃密に共振する様を描きだし、戦間期という歴史性との関わりを明らかにする。
イギリス・モダニズム文学と精神分析が共有した言語的身振りと強度を「戦間期」という歴史的な視点を導入し読解する。それは「文学」と「精神分析」という学問的領域を攪乱することでもある。フロイトら、精神分析の言説が理論性を逸脱して破綻していくプロセスを注視し、同時代の文学言語と濃密に共振する様を描きだし、戦間期という歴史性との関わりを明らかにする。
- 本の長さ292ページ
- 言語日本語
- 出版社慶應義塾大学出版会
- 発売日2012/2/20
- 寸法13.5 x 2.2 x 19.5 cm
- ISBN-104766419111
- ISBN-13978-4766419115
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商品の説明
著者について
成蹊大学文学部教授
1961年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。
1961年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。
登録情報
- 出版社 : 慶應義塾大学出版会 (2012/2/20)
- 発売日 : 2012/2/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 292ページ
- ISBN-10 : 4766419111
- ISBN-13 : 978-4766419115
- 寸法 : 13.5 x 2.2 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,086,795位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2016年2月18日に日本でレビュー済み
すでに清算済みで無縁のものとしてのファシズムではなく、さながら亡霊のごとくつきまとい、油断すると、足下をすくわれるならまだしも、心の中まで食い込んできかねないものとしてのファシズム、つまり、日常的なものとしてのファシズム——その批判を忍耐強く続けねばならない、という倫理を著者は誠実に実践している。とくに、このファシズム批判という日常的であるべき営みを、ポール・ド・マンと接続する著者の全射程に強い感銘を受ける。ファシズム批判を日本語で行う、ということにまつわる避けがたい困難の所在を思うとき、ド・マンのもつ意味は大きい。英文学、精神分析はもとより、ほかのディシプリンでもひろく読まれるべき。