戦後日本人が受けてきた自虐的教育による洗脳を解いてくれる優れた書籍だと思います。
こうした本が出版される一方で、より影響力の大きいテレビや新聞などのメディアでは、いまだ日本への一方的な贖罪を求めるものばかりで、しかも、中国、韓国の反日教育や日本に対する主権侵害行為など一切報じない姿勢には、憤りさえ感じます。
それだけ主要マスコミには自虐史観が蔓延しているということなのでしょう。
私たち一人一人がこうした本を読み継ぎ、洗脳の連鎖を断ち切る必要があると思います。
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新歴史の真実: 祖国ニッポンに、誇りと愛情を 単行本 – 2003/5/1
前野 徹
(著)
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- 本の長さ293ページ
- 言語日本語
- 出版社経済界
- 発売日2003/5/1
- ISBN-104766782593
- ISBN-13978-4766782592
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商品の説明
出版社からのコメント
歴史の真実を見つめ、日本人の誇りを!
ベストセラー「戦後 歴史の真実」の続編です。
前作では、東京裁判がいかに不当かに焦点を当て、戦後の日本で隠されてきた真実を鋭く著しました。
今作では、戦争前夜の近現代史に隠された西洋列国の卑劣な意図を明るみにし、今には伝えられない当時の日本、そしてアジアが置かれていた「歴史の真実」を訴えます。
国際政治で追い詰められ戦端を開いてしまった、かつての日本。アメリカの陰謀とはいえ、巧みとはお世辞にも言えない外交手腕に、今も成長は見られません。
ただ謝ればよいという安易な自虐史観に寄りかかり、真実から目を背けているからです。
著者は語りかけます。
祖国に誇りを持って、冷静に過去を見つめ直すことが、これからの輝かしい未来をつくるのだ、と。
ベストセラー「戦後 歴史の真実」の続編です。
前作では、東京裁判がいかに不当かに焦点を当て、戦後の日本で隠されてきた真実を鋭く著しました。
今作では、戦争前夜の近現代史に隠された西洋列国の卑劣な意図を明るみにし、今には伝えられない当時の日本、そしてアジアが置かれていた「歴史の真実」を訴えます。
国際政治で追い詰められ戦端を開いてしまった、かつての日本。アメリカの陰謀とはいえ、巧みとはお世辞にも言えない外交手腕に、今も成長は見られません。
ただ謝ればよいという安易な自虐史観に寄りかかり、真実から目を背けているからです。
著者は語りかけます。
祖国に誇りを持って、冷静に過去を見つめ直すことが、これからの輝かしい未来をつくるのだ、と。
内容(「MARC」データベースより)
歴史を軽んずる者は、歴史から罰せられる! 戦後歴史の総括、日本を骨抜きにした戦後の指導者たち、侵略の魔の手を逃れた日本等について記す。ひとりでも多くの日本人が歪んだ歴史観から脱せるよう、歴史の真実を訴える。
登録情報
- 出版社 : 経済界 (2003/5/1)
- 発売日 : 2003/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 293ページ
- ISBN-10 : 4766782593
- ISBN-13 : 978-4766782592
- Amazon 売れ筋ランキング: - 802,862位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11,350位日本史一般の本
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年2月22日に日本でレビュー済み
日教組や進歩人とによる自虐の日本史感に嫌気がさしていましたので、この本の持つ日本に対する誇りを心地よく読んでまいりました。自分の子どもにもこの本に書かれていることを話して聞かせてあげようと思いました。
しかし、最後の第8章にきて現小泉政権への批判や抵抗勢力といわれる人物への期待感を臆面も無く書かれると、著者が抵抗勢力の一員か、利権を守ろうとしているのかと推測してしまいます。
それまでが素晴らしい内容だっただけに残念です。
しかし、最後の第8章にきて現小泉政権への批判や抵抗勢力といわれる人物への期待感を臆面も無く書かれると、著者が抵抗勢力の一員か、利権を守ろうとしているのかと推測してしまいます。
それまでが素晴らしい内容だっただけに残念です。
2011年10月31日に日本でレビュー済み
白人優越主義や日本人がどうやって西洋史観、西洋至上主義に毒されていったか!など教科書には絶対記載されないような事が満載でとても興味深く読ませてもらいました。
特に感銘をうけたのは神道という日本独自の宗教の素晴らしさを説かれた章。
神道はイチ宗教法人ですが、日本人の心そのものなのだと再認識させられたし、
心の底から日本人に生まれてきて事を改めて誇りに感じました。
日教組のおかしな歴史教育のせいで自分が日本人である事に感謝や誇りをもてない人には
うってつけの本だと思います。
評価が星が3つなのは、全体的に主張自体は正しいと思ったのですが、少々熱くなり過ぎる点がマイナスなのと、日本が大東亜戦争に突入したのは「白人からのアジア開放を目指して!」という大義名分は言いすぎかと、、。
あの戦争でイギリスやフランスからの植民地支配から開放され独立へと進んだ近隣諸国が多いのは事実ですが、それはあくまでも結果論であって当時の日本軍や国民が有色人種の代表として人種差別撤廃に向けて戦争をした訳ではないと思いますよ、、、。
特に感銘をうけたのは神道という日本独自の宗教の素晴らしさを説かれた章。
神道はイチ宗教法人ですが、日本人の心そのものなのだと再認識させられたし、
心の底から日本人に生まれてきて事を改めて誇りに感じました。
日教組のおかしな歴史教育のせいで自分が日本人である事に感謝や誇りをもてない人には
うってつけの本だと思います。
評価が星が3つなのは、全体的に主張自体は正しいと思ったのですが、少々熱くなり過ぎる点がマイナスなのと、日本が大東亜戦争に突入したのは「白人からのアジア開放を目指して!」という大義名分は言いすぎかと、、。
あの戦争でイギリスやフランスからの植民地支配から開放され独立へと進んだ近隣諸国が多いのは事実ですが、それはあくまでも結果論であって当時の日本軍や国民が有色人種の代表として人種差別撤廃に向けて戦争をした訳ではないと思いますよ、、、。
2005年10月20日に日本でレビュー済み
他の本も読みましたが、歴史の真実が詳しく書かれている本です。真実である根拠も明快です。近代史の本当の歴史を示してくれていると思います。
学校で習った歴史とこんなにも違う歴史があるのか!
学校で習った歴史とこんなにも違う歴史があるのか!
2004年2月19日に日本でレビュー済み
前野さんの著書はすべて日本への愛情、情熱、危機感が濃縮された素晴らしい本だと思います。
論旨は渡部昇一さん、石原慎太郎さん、黄文雄さん、ビル・トッテンさんと非常に近いと思いますが、前野さんの特徴は縦軸思考の重要性に力点を置いていることだと思います。できるだけ多くの方に読んで欲しい本です。本書の内容を帝国主義、軍国主義の復活と断定する「進歩派」の方々はマスコミの友達にも多数おりますが、ほとんどが歴史観、基本的教養の欠如にあると思います。教育界、マスコミの方々は多くの方に伝える仕事である以上、「基本的な歴史、健全な愛国主義」を持つことを期待いたします。
ビスマルクの「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉を思い出す本です。「台湾人と日本精神」も是非お読み下さいませ。本書に共感される方であれば、きっと深い感動があるはずです。
論旨は渡部昇一さん、石原慎太郎さん、黄文雄さん、ビル・トッテンさんと非常に近いと思いますが、前野さんの特徴は縦軸思考の重要性に力点を置いていることだと思います。できるだけ多くの方に読んで欲しい本です。本書の内容を帝国主義、軍国主義の復活と断定する「進歩派」の方々はマスコミの友達にも多数おりますが、ほとんどが歴史観、基本的教養の欠如にあると思います。教育界、マスコミの方々は多くの方に伝える仕事である以上、「基本的な歴史、健全な愛国主義」を持つことを期待いたします。
ビスマルクの「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉を思い出す本です。「台湾人と日本精神」も是非お読み下さいませ。本書に共感される方であれば、きっと深い感動があるはずです。
2003年11月26日に日本でレビュー済み
なんとなく手に取った本でした。読んでみたら、ものすごい衝撃で、涙が出てきました。私は現在28歳のOLです。今まで日本は戦争でひどい事ばかりして、その事実をひた隠しにして、なんの謝罪もしない国だと思っていました。それは、私だけでなく、多くの人に染み込んでいる意識だと思います。
この本を読んで、日本人であることに誇りを持てるような気がします。一人でも多くの、同じ世代の人に読んで欲しいと思いました。
この本を読んで、日本人であることに誇りを持てるような気がします。一人でも多くの、同じ世代の人に読んで欲しいと思いました。
2003年7月13日に日本でレビュー済み
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2003年8月15日に日本でレビュー済み
占領後に日本は6つに分割統治された事について、そういう悲劇さへ、自分は当然として理解してゐた。本書を讀み、愕然とした。本當に、この自分でさへ、戰後の閉ざされた言語空間に洗腦されてゐる事に懼れた。「景氣景氣」と大衆に迎合する指導者(官僚政治)は、戰前には支那大陸へ進出し、占領下では賣國奴となり、獨立後は盲目的なアメリカ物質主義の追從者となった。壯絶な運命に對峙した島々を慈しむどころか、本土以外は役所業務の範圍外の如く竹島は韓國へ樺太・千島はロシアへ尖閣・台灣は中國へ歸屬するのが當然であるかのやうな國會・政府・知識人の振舞が、現在では朝鮮にさへ日本攻撃の爲の核ミサイルが配備されるこの危機を作つた。成る程、祖國は徹底的に敗北し、南米大陸のヒスパニックの桊??に母國語も忘れてしまふに違ひない(少なくとも、「ゐ」「ゑ」という語は消滅してしまつた)。しかし、本書を讀んで判らぬ事がある:なぜ、占領軍への賣國行爲を許したのか?なぜ、獨立後に正義は復活しなかつたのか?其の理由は、あの大戰で正義と勇氣に充ちた命が餘りに多く失はれ過ぎた悲劇の爲なのか? それとも、檢閲から魂を防禦する事は人間にとつて不可能なのか?ところで、世界を見れば、中東での戰爭に限らず、中央アジアやチベットにはロシアや中國に抑壓される民族がある。この民族の自決に對して何と現在の日本人は冷淡なのだろう。嗚呼、國聯の理事國として人種差別撤廢に奔走した祖國は何と高貴であったことか!