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スペースシャトルの落日~失われた24年間の真実~ 単行本 – 2005/5/12

3.9 5つ星のうち3.9 18個の評価

1970~80年代、宇宙旅行の夢を皆に与えてくれたスペースシャトル。実際には世紀の失敗作であり、そのコンセプトや計画は壊滅的な誤りを犯している事が判って来た。「宇宙開発の未来を拓くもの」として世界に喧伝されたスペースシャトルの真の姿とその背景、その影響と今後の宇宙開発において日本が進むべき道を探る。
欲をはって「寸足らずの万能機械」となった設計、政治的な重圧にあえぎ、功を焦ったNASA。
致命的な2度の事故、世界の宇宙開発に与えた深刻な影響、スペースシャトルの罪科をひとつひとつ明らかにしつつ、それによって未来のあるべき宇宙開発の姿を描き出す。

商品の説明

出版社からのコメント

本書の特徴
●現代宇宙開発の象徴であるシャトルは、じつは失敗作であった。
●同ジャンルで実績のある第一人者による書である。
●本書はシャトルの実態をしかと見せる事で、その虚像を明らかにする。
●政治的、時代的背景を含め、奥行きのある読み物である。
●シャトル計画を浮き彫りにすることで、宇宙開発のあるべき姿を描く。
●今回の打ち上げは、日本人の搭乗、事故以来の再開と、注目度が大変高い。
●2010年に全シャトルの退役、シャトル計画打ち切りが決定。
●既に各メディアは本書内容を予期させるような報道を行っている。

著者について

松浦晋也 
1962年東京都生まれ。宇宙作家クラブ会員、ノンフィクションライター。近著『国産ロケットはなぜ墜ちるのか』(日経BP社・04年2月刊)は理工系ノンフィクション04年ベストセラーにも。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ エクスナレッジ (2005/5/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/5/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 239ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4767804183
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4767804187
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 18個の評価

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松浦 晋也
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ソ連の超天才のコロリョフ設計のソユーズが改良を重ね50年以上続いているほうが奇跡としか言いようがない。軍事目的も加えたため、安全性無視のロケット。50%はトラブル発生。スペースシャトル方をソ連も計画したが無理とわかり中断した。ブラン。
2010年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は技術者ではありませんが読んでいてなるほど!と思う部分が多々ありました。
お勧めですよ

またシャトルの事故について技術者や遺族への敬意が無いと他のレビューにありますが・・・
敢えて その事には触れる必要は無いと思うので 私的にはOKです。  

固体ロケット = 発射後に停止や推力調整って難しいらしい
        ( 投入する軌道や衛星により一機ずつカスタマイズ
         その為、高コストになり結局中止になりました。)

日本もロシアの様に液体燃料だけの有人ロケットを開発して欲しいと思います。
発射後どの段階でも脱出が出来る様な打ち上げシステムを作って
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 著者の「国産ロケットはなぜ墜ちるのか」は、行政の専門知の欠如とその理由の指摘などに共感をもって読むことができたのですが、本書は読後、後味の悪さだけが残りました。
 技術開発の実務経験のある人ならば理解いただけることなのですが、最初から全てがわかった技術開発、成功が保証された技術開発はありません。プロジェクトを進めていく中で個々の要素ができ、着手時にわからなかったものが見えてき、対応をはかりながら一歩一歩進められるのが実際です。本書の後味の悪さは命を賭してミッションに挑む宇宙飛行士に払うべき敬意、そして苦しみながら開発に携わったエンジニアに対して最低限払うべき敬意が、「これでもか」、「これでもか」と繰り返される批判から感じられないことによります。
 スペースシャトルの退役のニュースから企画された本と思いますが、出版を急いだためでしょうか、拙速な内容に思われます。日経BPの元記者として白黒つけて書くのが習い性となっているのかもしれませんが、エンジニアにも共感できるように推考して書いていてくれたら本書に対するレビューアーの評価は変わっていたと思います。
 スペースシャトルの開発の歴史は Dennis R. Jenkinsの"Space Shuttle"、スペースシャトル「チャレンジャー」の事故は、Diane Vaughanの"The Challenger Launch Decision"、そして過去の有人飛行に関する事故はDavid Shaylerの"Disasters and Accidents in Manned Spaceflight"が参考となります。ご関心のある方はご一読ください。
39人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シャトルは大失敗だった、安全性の面からも、開発費の面からも、維持費の面からも、そして採算性の面からも、しかし公式にはメンツを保ったまま2010年引退しようとしている。

失敗が起こるのは仕方がない、しかし、30年近くにわたってその失敗に気づくことができなかったのはなぜか?を語る書籍

本書の中でシャトルで致命的な事故が起きる確率について

現場の技術者の主張:1/100
マネジメント側の主張:1/100000

というデータがあったそうだ。
2010年で引退するスペースシャトル、「顔見せ興行」等と揶揄されるように現在は年に数回しか打ち上げない、打ち上げ回数はトータル200回を超えることはないだろう。起こった致命的な事故は2回、どちらが正しかったのかは明白だ。

「1/100000という数字は300年間毎日シャトルをとばして一回事故を起こすということに相当する。一体なぜマネジメント側は、かくも非現実的なほど機械を信用することができたのだろう」
(事故調査委員リチャードファインマンのことば)
【本書188〜191ページより】

原文はこちら(冒頭)

[...]

conclusion以下でファインマンは、現場とマネージメントの”コミュニケーションの欠落”をその大きな原因として挙げられているが、私の属している会社でもよく見かけられます。
もっとも身近な私と上司の間でも、、、反省せねば。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年12月9日に日本でレビュー済み
普通の人なら、これを提言と受け取るのでしょうが、技術畑もしくは技術に興味がある人間が読めば、なんだこりゃというレベルの本ですね。

全般的に、かなり無理な後出しの指摘ばかりですし。

著者が日経出身だそうで、らしいといえばそうなのですが。

たとえば著者は、太平洋でどこかの国の旅客船や貨物船が、荒天の影響で沈没でもしたら、旅客や貨物専用の潜水艦を作るべきだと提唱するのでしょうか(潜水艦は、ある程度沈降すると海上の荒天の影響をあまり受けない)。

著者の言い分には、そういう頭でっかちな理屈しか感じません。

輸送システムや乗り物の開発というのは基本的に危険なものであり、宇宙開発というのはまだまだ手探りと体当たりでトライしている状態です。

そして、ロケットの搭乗員はその覚悟を決めて乗ってるわけです。

それについて、後出しであーだこーだ言うのは、ジャーナリストとして反則でしょう。
43人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年9月8日に日本でレビュー済み
提言は数あれど、なぜもっと一般に知られていないのか?

現場の技術者は期間(納期)、性能、人員、素材と苦労して開発し

ているのに。正しく伝えられない科学に無知なマスコミのせいなのか?

もっと厳しく突っ込んで後のために提言して欲しい解説もあるが、

科学に無知なマスコミ諸氏、政治家諸氏に読んで欲しい。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んで納得ですね。確かに、貨物と人を同時に打ち上げる必要もないし、そもそも人だけが帰ってくる帰還ユニットに翼はいらないというのももっとも。そこの基本コンセプトが間違っているから、スペースシャトルのロケットは120トンも軌道上に運べる能力があるのに、そのうち70トンは空のオービターなので、実質50トン分しか運べない無駄を生んでいるわけですね。第1段は液体ロケットでも燃料は液体水素よりもケロシンがいいというのも納得です。しかし、スペースシャトルの幻影に惑わされて欧州も日本も間違ったコンセプトに追随したわけですね。自分の頭で考えないと。同時に、頭が柔らかくて合理的な若い科学者がベンチャーで宇宙開発できる可能性があることにも気がつきました。誰かやらないかなぁ。株主になって夢に投資してみたい。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年3月31日に日本でレビュー済み
 そもそも『落日』という言葉の意味は「沈もうとしている太陽」のことだが、この宇宙船を宇宙(そら)に上げちゃいかんかったのだな。そしたら14名もの命は失われることはなかった。つねづね、今から36年も前にアポロ11号が遥か38万キロの月にまで到達しているのに、いまだに高度 500kmあたりで人類がとどまっているのか不思議に思っていた。
 米ソの軍拡、宇宙開発競争が終わっちゃったから仕方ないのか、ぐらいしか考えていなかったが、本書にあたって、目から鱗。翼から断熱材。
 あー、あのスカート付き。4本足のソユーズの方が“結果的に”正しい解答だったわけね。そうかそうか。知らんかった。この本が素晴らしいのは単に失敗、過去の愚行を糾弾するだけでなく、その反省も含めて今から何をどうするべきかを論じているところ。
 だた一つだけ「翼」について擁護しておくと。ロケットとミサイル、似てるじゃないですか。というか基本が一緒だから。翼がついていると「平和利用」って感じは確かに出るんですよね。(みんなそれにも騙された)
 日本のジャーナリストが自分で調べて、これだけのことが分かっているのに──「偉い人には、それが分からんのですよ」、分かれっちゅーの。無理な注文か。「認めたくないものだな。NASA自身の、古さゆえの過ちというものを」(笑)
☆あ、増補版も買わなきゃ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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