五十嵐らんさんの本は、3冊目です。
本書に記載されている中国人については、性格をずばり判断して書かれていると思います。
五十嵐らんさん自身が、中国人の異文化内で、経営者となる難しさや苦労されたことが理解
できます。
私自身、7年前よりビジネスで、香港、広東省、上海等で中国人と接すと、長い中国の歴史
(三国志などから天安門事件までの長い歴史)と56民族中、92%漢民族と朝鮮族など残り
55民族が混ざりあっており、民族と出身地により性格が判断しやすいです。
この本書に記載の「幼稚な反抗、そして手のひらを返し」と「大らか」「大ざっぱ」「大
げさ」は、今春、上海工場(自社)でありました。工場担当者から報告されている協力工
場訪問時、事前報告内容と実際に訪問すると全く180度違う答えがあり、自社担当者の報告
が事実と異なるため、問い合わせても詳細な返答が無い等(あやまらない、うそを上塗りし
ていく)です。
この本を読まれて、中国人とのビジネス前に読むことにより知識をつける参考書です。
中国人「大陸的な考え」、日本人「島国的な考え」をもとに、著者の中国人との交渉術を
知識に入れビジネスバイブルとして読んでみてください。
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明日から中国で社長をやってください 単行本(ソフトカバー) – 2006/10/20
五十嵐 らん
(著)
30歳、社会人経験なし、海外留学経験なしの著者が
体験した、中国での2年半の社長経験が本になりました。
中国文化、生活、そして未来について、わかりやすく
理解できます。著者が中国に興味を持つに至った経緯
から始まる本書は、幅広い方のための入門書に最適です。
体験した、中国での2年半の社長経験が本になりました。
中国文化、生活、そして未来について、わかりやすく
理解できます。著者が中国に興味を持つに至った経緯
から始まる本書は、幅広い方のための入門書に最適です。
- ISBN-104767805732
- ISBN-13978-4767805733
- 出版社エクスナレッジ
- 発売日2006/10/20
- 言語日本語
- 本の長さ222ページ
商品の説明
出版社からのコメント
著者の五十嵐らんさんは、2005年6月に
「中華的生活『多少銭?』」というブログで
執筆を開始。あっという間に人気ブログ
ランキング入りを果たしました。
「中華的生活『多少銭?』」というブログで
執筆を開始。あっという間に人気ブログ
ランキング入りを果たしました。
ご本人の軽快な語り口とともに、ブログへ
参加する人たちのする方がたのするどい
コメントで、今も多くの人たちちから
支持されており、1日2万ページビュー
(2006年9月末)を達成するまでに成長。
本書を読んで、疑問が沸いたら、ネットで
語りあえるのも魅力です。ぜひ、ご参加ください。
抜粋
この本は、未熟な私が単身中国に無謀にも
乗り込んで、何とか経営のようなものを
やってきた2003年7月から2005年
12月までの約2年半の記録です。中国の
広い大地とおおらかな国民と接してみて、
日本を考え、中国を考え、両国を考えと
今も現在進行形で続いている「観察」を、
自らの仕事に関することのみならず、
できる限りの「広い視野」で書いてみました。
本文中でも少しふれていますが、
私は多々ある「中国を知る本」の中で、
データだけを基にして実際に現場を見てないと
思えるものや、発展している都市しか
見ていないものは、あまり読んでも信用しません。
都市部は中国の一部ではありますが、
それだけでは木を見て森を見ずだな、と思っています。
中国は大きな二つの世界を内包しています。
それは、発展著しい都市部の「光」と貧困に喘ぐ
地方都市の「陰」です。このどちらもが
中国の今の姿であり、この「光陰」合わせた
「未来予想図」はどうなるのか。
どちらがどちらを飲み込むのか、はたまた
どちらも背中合わせのまま突き進むのか、
あるいは共倒れするのか、が中国考察の
もっともおもしろい、かつ難しい点では
ないかと感じています。
----本書「はじめに」より
乗り込んで、何とか経営のようなものを
やってきた2003年7月から2005年
12月までの約2年半の記録です。中国の
広い大地とおおらかな国民と接してみて、
日本を考え、中国を考え、両国を考えと
今も現在進行形で続いている「観察」を、
自らの仕事に関することのみならず、
できる限りの「広い視野」で書いてみました。
本文中でも少しふれていますが、
私は多々ある「中国を知る本」の中で、
データだけを基にして実際に現場を見てないと
思えるものや、発展している都市しか
見ていないものは、あまり読んでも信用しません。
都市部は中国の一部ではありますが、
それだけでは木を見て森を見ずだな、と思っています。
中国は大きな二つの世界を内包しています。
それは、発展著しい都市部の「光」と貧困に喘ぐ
地方都市の「陰」です。このどちらもが
中国の今の姿であり、この「光陰」合わせた
「未来予想図」はどうなるのか。
どちらがどちらを飲み込むのか、はたまた
どちらも背中合わせのまま突き進むのか、
あるいは共倒れするのか、が中国考察の
もっともおもしろい、かつ難しい点では
ないかと感じています。
----本書「はじめに」より
著者について
東京都出身。東京大学大学院修了(農学博士)。
2003年~2005年まで、中国雲南省にて多国籍
花卉企業の現場指導&経営に携わる。そのとき
の経験をブログ(中華的生活「多少銭?」)に
書き始めたところ、半年で100万ヒットを
超える人気ブログに。2005年2月に
初の著作「世にも不思議な中国人」を出版。
中国、日中関係などを解りやすく楽しく書く
「新しい論客」として注目されている。
現在は、中国と日本を行き来しながら、
農業コンサルティングをする日々。
2003年~2005年まで、中国雲南省にて多国籍
花卉企業の現場指導&経営に携わる。そのとき
の経験をブログ(中華的生活「多少銭?」)に
書き始めたところ、半年で100万ヒットを
超える人気ブログに。2005年2月に
初の著作「世にも不思議な中国人」を出版。
中国、日中関係などを解りやすく楽しく書く
「新しい論客」として注目されている。
現在は、中国と日本を行き来しながら、
農業コンサルティングをする日々。
登録情報
- 出版社 : エクスナレッジ (2006/10/20)
- 発売日 : 2006/10/20
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 222ページ
- ISBN-10 : 4767805732
- ISBN-13 : 978-4767805733
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,830,337位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 288位海外進出
- - 846位中国の経済事情
- - 91,953位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国の実態を実例を多数挙げて分かりやすくまとめられた名著だと思います。
2009年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の中国観の良いところ・悪いところが面白おかしく書かれている。
報道とネットの情報でしか知らない中国に親近感が沸きました。
報道とネットの情報でしか知らない中国に親近感が沸きました。
2006年10月18日に日本でレビュー済み
筆者の中国での体験談をベースに、中国とそこに住む人々について語っている入門書である。
そして、知っているようで知らない中国と上手く渡り合っていくヒントが散りばめられている。
筆者は決して中国を一方的に批判しているわけではなく、むしろ懐に飛び込み、素直に受け止めようとしている。
そのような姿勢に好感が持てる。
読み進むうちに、中国を鏡にしてそこに映る日本人を含む日本の姿を再認識することの大切さを教えられた。
読みやすいながらも説得力のある、論理的で表現力豊かな文章は、いつしか読者を広大な不思議の国「中国」へと導く。
筆者ならではの分析による近未来、または将来の中国像は、これから中国への進出を狙う人たちにとっては、またとない判断材料になるに違いない。
おもしろくて夢中になり、一気に最後まで読んでしまった。
そして、知っているようで知らない中国と上手く渡り合っていくヒントが散りばめられている。
筆者は決して中国を一方的に批判しているわけではなく、むしろ懐に飛び込み、素直に受け止めようとしている。
そのような姿勢に好感が持てる。
読み進むうちに、中国を鏡にしてそこに映る日本人を含む日本の姿を再認識することの大切さを教えられた。
読みやすいながらも説得力のある、論理的で表現力豊かな文章は、いつしか読者を広大な不思議の国「中国」へと導く。
筆者ならではの分析による近未来、または将来の中国像は、これから中国への進出を狙う人たちにとっては、またとない判断材料になるに違いない。
おもしろくて夢中になり、一気に最後まで読んでしまった。
2006年11月4日に日本でレビュー済み
著者の五十嵐らん氏は、単身中国の奥地(笑)に乗り込んで社長をされたとのことですが、私も一年程前にシンガポールでアジア12カ国を管轄していました。
五十嵐らん氏と同僚・社員の中国人のやり取りを見ていると、私が見てきたアジアの風景と重なります。
・すぐばれる嘘をつく(インドとかフィリピン)
・すぐ独立したがる(インドとかシンガポールとかマレーシアとか)
・怒られてもケロッとしている(フィリピンとかタイとか)
中国は対日感情的に日本人にとって複雑な国ですが、それでもその国に生きる人達には、(その他のアジアと同じように)日本人がこれまで持っていた・・・そして今無くしつつあるしたたかさと、生きるエネルギーを持っているのかもしれません。
本書は、中国の地方都市で、中国人とともに生活したからこそ分かった体験談にあふれいます。また文章も分かりやすくて読み易く、ごく一般的な中国を理解するためには良書だと思います。
決して安心して身を任せられる国ではないけれど、それでもなぜか好きになってしまう国”中国”。その秘密が本書には書かれている様に思います。
五十嵐らん氏と同僚・社員の中国人のやり取りを見ていると、私が見てきたアジアの風景と重なります。
・すぐばれる嘘をつく(インドとかフィリピン)
・すぐ独立したがる(インドとかシンガポールとかマレーシアとか)
・怒られてもケロッとしている(フィリピンとかタイとか)
中国は対日感情的に日本人にとって複雑な国ですが、それでもその国に生きる人達には、(その他のアジアと同じように)日本人がこれまで持っていた・・・そして今無くしつつあるしたたかさと、生きるエネルギーを持っているのかもしれません。
本書は、中国の地方都市で、中国人とともに生活したからこそ分かった体験談にあふれいます。また文章も分かりやすくて読み易く、ごく一般的な中国を理解するためには良書だと思います。
決して安心して身を任せられる国ではないけれど、それでもなぜか好きになってしまう国”中国”。その秘密が本書には書かれている様に思います。
2006年12月11日に日本でレビュー済み
ランさんのblogは欠かさずチェックしていたので、
ある程度中身は分かっていたけど、会社経営という
視点から纏められていて非常に勉強になった。
中国に関しては「夢の楽園」の様に取り上げられて
いるが、実際の経験に即して書かれている書籍は
極めて少ない。
中国に進出する企業やその社員、そして中国礼賛を
繰り返す政治家にも是非一読して欲しい。
ある程度中身は分かっていたけど、会社経営という
視点から纏められていて非常に勉強になった。
中国に関しては「夢の楽園」の様に取り上げられて
いるが、実際の経験に即して書かれている書籍は
極めて少ない。
中国に進出する企業やその社員、そして中国礼賛を
繰り返す政治家にも是非一読して欲しい。