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ホーキング、宇宙と人間を語る 単行本 – 2010/12/16

4.0 5つ星のうち4.0 34個の評価

世界的ベストセラー『ホーキング、宇宙を語る』『ホーキング、未来を語る』に続く、
物理学者、スティーヴン・ホーキング博士による9年ぶりの最新理論!

3000年以上にもわたり人類が探求してきた宇宙と人類の起源、歴史、
そしてその存在の意味するところを最新のアプローチにより提示する。

宇宙はいつ、どのように始まったのでしょうか?
なぜ、この世界が存在するのでしょうか?
なぜ、私たちは存在するのでしょう?

本書でホーキング博士は、こうした宇宙、そして生命の根源的な謎に対して、
「宇宙はカオスから生まれるのではなく、神によって創造されたに違いない」
というニュートンの学説に異論を唱え、
「重力の法則があるため、宇宙は無から自らを創造でき、これからもそうするだろう。
このような自発的な創造が、無ではない有、すなわち、宇宙と人間が存在することになった理由だ」と説きます。

そして、物理学がすべての理論、自然のすべての法則を完全に説明できる一つの枠組みを構成する時に至っているとし、
アインシュタイン以来、すべての物理学者が追求してきたそのテーマに対し、現在私たちが到達しうる最新の理論を導き出します。

ホーキング博士は自ら、
「宇宙を記述するただ一つの理論に私たちが到達したことは、奇跡的である」と言っています。

■章構成
第1章 この宇宙はなぜあるのか?――存在の神秘
第2章 自然法則はいかに創られたか?――法則の決まり
第3章 実在とは何か?――モデル依存実在論
第4章 すべては無数の歴史の足し上げで決まるのか?――量子論の描く世界
第5章 万物の理論はあるのか?――無数の宇宙を予言するM理論
第6章 この宇宙はどのように選ばれたのか?――相対論と量子論の描く宇宙像
第7章 私たちは選ばれた存在なのか?――見かけ上の奇跡
第8章 グランドデザイン――宇宙の偉大な設計図
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商品の説明

著者について

●著者
スティーヴン・ホーキング(Stephen Hawking)
ケンブリッジ大学ルーカス記念講座教授を30年にわたり務める。現在も筋萎縮性側索硬化症と闘いながら、精力的に研究を続けている。1942年、オックスフォード生まれ。オックスフォード大学、ケンブリッジ大学大学院で物理学と宇宙論を専攻。1974年、史上最年少の32歳でイギリス王立協会会員となる。2009年には、アメリカのオバマ大統領から大統領自由勲章を授与された。著書に『ホーキング、宇宙を語る』(早川書房)、『ホーキング、未来を語る』(ソフトバンククリエイティブ)、『ホーキング、宇宙のすべてを語る』(ランダムハウス講談社)などがある。

レナード・ムロディナウ(Leonard Mlodinow)
カリフォルニア大学バークレイ校にて博士号を取得後、カリフォルニア工科大学特別研究員、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団招聘研究員として物理学を研究。その後、ハリウッドで脚本家として活躍する。著書に『ユークリッドの窓』(NHK出版)、『ファインマンさん最後の授業』(メディアファクトリー)、『ホーキング、宇宙のすべてを語る』(ランダムハウス講談社)、『たまたま──日常に潜む「偶然」を科学する』(ダイヤモンド社)などがある。

●訳者
佐藤勝彦(さとう・かつひこ)
東京大学名誉教授、大学共同機関法人自然科学研究機構長。1945年、香川県生まれ。京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。北欧理論原子物理学研究所客員教授、東京大学理学部助教授、東京大学大学院理学系研究科教授、ビッグバン宇宙国際研究センター長、明星大学客員教授などを経て現職。専門は宇宙物理学、宇宙論。インフレーション理論の提唱者の1人であり、国際天文学連合宇宙論部会長、日本物理学会会長を務めるなど、その功績は全世界に認められている。著著に『宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった』(PHP研究所)、『相対性理論』『宇宙論入門』(岩波書店)、『宇宙137億年の歴史』(角川学芸出版)、『インフレーション宇宙論』(講談社)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ エクスナレッジ (2010/12/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/12/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4767810442
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4767810447
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 34個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ホーキング博士の著書が多いとは知っていたものの、初めてこれを読みました。
元々理科が大好きで自分は理系と思っていましたが、高校数学で挫折した読者の
意見としてご参考になさって下さい。

本書ではホーキング氏が全ての物理的事象を説明可能な理論を「M理論」として
それは何なのかを非常に明快に、かつ平易に(突然数式などを出さず)に説明し、
その帰結として「神という存在を考えなくとも今の世界は存在できる」ことを
やや強調して(しかし謙虚に)読者に示しています。

最も良い所は、難解な量子物理学の概念を極めて上手な例を多用して説明して
あることです。
誰でも聞いたことはある、理屈が難解な「光は粒子でもあり波でもある」と
いった概念や、「シュレーディンガーの猫」の例、今も高校理系で習うニュートンの
万有引力の説明は過去のものながら何故今も最初に教えられるのか、といった
非常にありがちな疑問を、数式等は使用せずに説明してあります。
これらに加え、「M理論」は唯一つの理論モデルである必要がない、という
文系からすると?な理論モデルの見方を自然に提示し、その理由もまた
分かりやすく著述してあります。

更に一歩踏み込んだ議論として、現在分かっている理論モデルでも宇宙が
誕生する経緯は神という「例外」を想定しなくとも説明可能であること、
一部実験可能分野を除いた心理学や精神医学が、数式で100%説明されないにも
関わらず重要な学問であることの理由に触れています。
そして究極とも言える「私」の意識(=自我)は何なのか、また将来も特定の
人物の記憶の完全なコピーは現実的でない理由など宇宙と縁遠そうな分野まで
博士の知見が述べられています。
最近話題になる、「人の機械との境界線」的な内容の一つの答であるようにも
思えます。

キリスト教圏の読者を想定しているためか、神の否定については至る所で
繰り返し説得的に記述があるため、宗教観の異なる日本ではややくどい感も
します(致し方ないことですが)。
「神は必要でない」という議論は著者が気を遣っても往々にして傲慢な印象を
受けがち(対極する科学が万能的になりがち)ですが、本書内では博士は
一貫してある種の謙虚さを以て議論しており、今までにない印象の読後感でした。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは全ての物理量が量子化できるかどうかで決まるのでは。それが可能なら、今は発見されてなくても司る理論が必ず存在するはず。

それから、時間が不可逆なのも必然に見えるが。時間とは変位に対して考えられる量。変位がなければ時間は測れない。そして時間が負ということは変位が負。負の変位ってなに?

ちなみに、いわゆる宗教的な神様と、この本で神と呼ばれているものは全く違います。宗教的な神様は宇宙の果てに影響力を持てる?

数式を用いず、言葉で割と丁寧に解説してありますが、解説図が少なめなのと現実離れした話が多いので、一般の方がこの本だけで理解しようとするのは無理があります。キーワードがいくつかあるので、それについて他書も見ながら理解を深めると良いと思います。

あとがきで訳者の佐藤先生が本書を総括されていますが、まずそれを読んでから本文を読み始めると、道筋がイメージできてよいかもしれません。概念的、ということに限ればホーキング博士の言っていることに今一つ納得できませんでした。もう少し調べてみたいと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当時はホーキンス先生の世界的ベストセラー本。どうしてこのような天才的な頭脳の持ち主にこんな難病が襲っているのか人のはかなさを感じずにはいられなかった。時には宇宙の歴史や大きさからすれば人の運命や力なんて、取るに足らないなんと短くてちっぽけな存在と悲観することもあった。しかし、この本を読んでだからこそこの偶然?必然?の人の命や存在、このいまこそ大切にすべきなんだと再認識しました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平易な言葉で書かれているので、初心者にも安心です。宇宙を身近に感じさせてくれる一冊でした。
2018年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の知らない世界を分かりやすく教えていただいた。という感じです。もう少し早く読んでおけばと思いました。ホーキング博士のご冥福をお祈りいたします。
2015年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
good 楽しくじっくり拝読しております。私の思い描く宇宙観との比較が面白いと思います
2011年2月11日に日本でレビュー済み
本書の大部分は,物理学の歴史を辿っていくところに費
やされています。古代ギリシャの哲学から,イオニア科
学,ケプラー,ニュートン,アインシュタインを経て,
量子論,そしてM理論へ・・・。

彼の言葉遣いはとてもシンプルで,現代物理学を何とな
く分かりたいという欲求に十分応えてくれます。和訳に
も無駄がなく,教授の聡明さが伝わるいい筆運びになっ
ています。

ただ,教授が存分に哲学を披露してくれているかといえ
ば,ちょっと物足りなさを感じます。

「現代において哲学は死んでしまっているのではないで
しょうか。」

「宇宙を生成して発展させるのに神に訴える必要はない
のです。」

神はいない。最新の科学に裏付けられた言葉には,高い
説得力を感じます。しかし,それはそれでひとつの哲学
なのでしょうが,残念ながら,そこからは何の指針も生
まれません。

神がいないのなら,私たちは何を考え,どう行動すべき
か,少しくらい,踏み込んでくれてもよかったように思
います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界的ベストセラーとなった「ホーキング、宇宙を語る」が日本で出版されたのが1989年6月。ふとしたきっかけで、この「ホーキング、宇宙と人間を語る」が出版されているのを知り、あれから21年以上も経っていれば、ホーキングの最新の宇宙論に触れられるだろうと思い、この本を読んでみる気になった。

この本の感想を一言でいえば、「面白いけど、難解」、これに尽きると思う。少なくとも、宇宙論初心者の入門書としては、難解過ぎて、向いているとはいいがたい。今回、21年振りに読み返してみた「ホーキング、宇宙を語る」でも感じたことだが、ホーキングが語る宇宙論は、私のような量子論、素粒子論、宇宙論の素人にはハードルが高過ぎて、しばしば、チンプンカンプンで、訳が分からなくなってくるところがあるのだ。たしかに、ホーキングなりに、素人向けに噛み砕いて宇宙論を語ろうとしていることはわかるのだが、天才ホーキングがいくら素人レベルに下りてきたと思っていても、そのレベルは、実際の素人のレベルとは、まだまだ、開きがあるといった感じなのだ。 

それに加えて、ホーキングには、話があっちこっちに飛んでしまう傾向があり、それが、ますますホーキングの話を付いて行きにくくしている面もあるような気がする。例えば、第6章では、私には、マルチバース宇宙論、人間原理宇宙論、M理論の間を行ったり来たりしているようにしか読めず、ホーキングが何を言わんとしようとしているのか、頭がこんがらがって、よくわからなくなってきてしまうのだ。 

宇宙論の素人としては、一歩一歩、着実に階段を登り詰めていくように、順序立てた、もっと分かり易い解説・構成にしてほしかった。そういった意味では、同時購入した「宇宙論が楽しくなる本」(2011年3月発行。宝島社)の方が、よほど素人向けに、よく出来ていたと思う。 
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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