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上原正三シナリオ選集 単行本 – 2009/8/6

4.7 5つ星のうち4.7 8個の評価

『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『シルバー仮面』『スーパーロボット レッドバロン』『イナズマン』『秘密戦隊ゴレンジャー』『ジャッカー電撃隊』『宇宙刑事ギャバン』『柔道一直線』『がんばれ! レッドビッキーズ』『ゲッターロボ』『宇宙海賊キャプテンハーロック』等々、昭和の「テレビヒーロー」史の創成期から全盛期まで、常に第一線で活躍を続け他の追従を許さなかったシナリオライター、上原正三。彼の1000本を超える作品からベスト50を選んだ。

商品の説明

著者について

1937年沖縄生まれ。シナリオライター。同郷の金城哲夫に誘われて円谷プロ文芸企画室に属し、1966年の特撮テレビ映画『ウルトラQ』第21話「宇宙指令M774」で本格デビュー。1969年にフリーとなり、以後は30分枠のテレビ映画(特撮もの、スポーツもの、ロボットアニメなど)を中心に活躍する。多くの作品のメインライターを務め、ヒットに導いた。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 現代書館 (2009/8/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/8/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 746ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4768476678
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4768476673
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 8個の評価

著者について

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上原 正三
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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
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8グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 最初は、今月(2020年1月)亡くなられたばかりの脚本家・上原正三氏を偲ぶつもりで購入したのですが、読んでいるうちに、そんな事とも関係なく、ぐんぐん引き込まれてしまいました。
 何と言っても、上原氏の書いたシナリオは流れるような文面なので、完成した映像も思い浮かべやすいのです。
 こちとら(多分、あなたも)、実際に完成した作品の映像やBGMがたっぷり頭の中に蓄積されていますので、未制作のシナリオですら、読んでて、完成した映像を脳内で構築する事が出来るのであります。
 そんな訳で、「ウルトラQ」とか「ウルトラマン」の未制作シナリオであっても、シナリオを読んだだけで、完成した映像を見ているような気分にさせてもらえて、まるで未見だった幻の回を拝見したような感動すら味わえさせてもらえるのでした。特撮ものでない初期の未制作シナリオでも、すでに、イメージを思い浮かべる事ができます。
 特に私が衝撃を受けたのは、「怪奇劇場アンバランス」の未使用シナリオ「月下美人屋敷狂い」でして、実際に映像化された「サラリーマンの勲章」よりも、明らかに面白くて怖いです。と言うか、「アンバランス」の上原氏のシナリオは、制作されなかった三作品(「月下美人屋敷狂い」の他、「朱色の子守唄」「おそろしき手毬唄」)の方が、採用された「サラリーマンの勲章」よりも絶対に出来がいいです。これらが映像化されなかった事が、ほんとに悔やまれます。
 付録DVDは、はじめ「なぜDVD付き?」とも思ったのですが、こちらのDVDには、もっぱら、準備稿やアイディアメモなどが収録されていたのでした。手書きの原稿は、印刷物よりも、拡大できるパソコン画像データの方が、確かに読むのに適しています。そして、未完成資料ばかりだからこそ、やはり、このDVDの収録作品でも、幻の作品を見たような感激をたっぷり味わえるのでした。シノプシスどまりの「寒い夏」なんて、まさに幻の中の幻!でも、やっぱり、完成品がしっかり頭に思い浮かんじゃうんだなぁ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上原先生を尊敬してやまないのはもちろん、こうしたシナリオ集を出版した情熱に脱帽です。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・『ウルトラセブン』の未制作話「宇宙人15+怪獣35」の準備稿が無掲載。まあこれは、川崎高(川崎高氏?)こと実相寺昭雄さんの著作権にも関わるでしょうから仕方ないかも。でも読みたかった…というか観たかった。ある意味で『ウルトラマンマックス』の第33話および第34話「ようこそ地球へ」にアイディアが生かされてるかも。知りませんが。
・『ウルトラマンマックス』の第13話「ゼットンの娘」および第14話「恋するキングジョー」の前後篇が収録されていない。

以上、飽くまでも個人的な不満点です。
でも、やはり附属のDVDを含め満点を附けざるを得ません。99点という選択肢は存在しないので。

・蛇足。

この本を購入されるくらいの方でしたら自明の理でしょうが、『ウルトラセブン』の未制作話「300年間の復讐」は、『私が愛したウルトラセブン』(作・市川森一)や『ウルトラヒロイン伝説 アンヌからセブンへ』(監修・満田かずほ)で、ある程度に具体的映像を観られます。
ご参考までに。
2009年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「上原正三シナリオ選集」は700ページを超えるヴォリュームで、上原正三ワールドがてんこ盛り。「上正」ファンにとっては堪らない内容だ。更に、同梱されているDVDでは、ご本人が初めて自作や沖縄について語っている。ご本人は映像の被写体になることは嫌がっていた。「シナリオライターが喋って何になる?」と。私は「是非カメラの前で沖縄について語ってください、きっちり映像でメッセージを残すこと大切です、今回お出にならないなら、私に撮らせてください」と先生に伝えた。そんな経緯もあり、DVDに収録された先生の姿は恰好良かった。秋には自伝的小説も上梓されるという。プチ上原正三ブームの到来か?
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年4月23日に日本でレビュー済み
確かに、特典DVDの映像には疑問がある。ウルトラシリーズ、および円谷プロ作品の話が多くなるのは仕方ない。初代の企画・BLACKの初期メイン・劇場版新作のJにしか参加していない仮面ライダーの話が多く出てくるのも、まあ「ヒーロー」の話をする中で必然だろうからいい。でも、アニメとかでもたくさん活躍している上原先生にしてみれば「単純に子供を楽しませる」ということは、決してうちなんちゅの作家論だけで語りつくせるものではないはずで、そういう点も語っていただいて、これからの若手作家がサブカルチャーの発展を考えるきっかけにしていくくらいのものにしてほしかったというのが本音。特に白石さん、あなたインタビューの中でも「上原さんの『沖縄』以外の面も分析したかったんですけど。。」と言っているのだから、開き直り過ぎないでやれることもあったでしょうに。まあ、『帰ってきたウルトラマン大全』とか『怪奇大作戦大全』でも、妙に作家論によりすぎている人ではあったけど。。。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年10月22日に日本でレビュー済み
数多くの放送に至らなかったシナリオが収録されている貴重な書籍。
なかでも、ウルトラセブンの問題作 300年間の復讐が収録されているのが嬉しい。
また、ウルトラマンシリーズの異色作 怪獣使いと少年、原題「君がめざす遠い星」も収録されている。
ともに、差別問題を怪獣をモチーフに語ったかのようなシナリオ原稿である。
もちろん、こういった問題作ばかりでなくこども向けの作品らしいさまざまなヒーローを見事にかき分けている全4部構成の作品集で各章の解説において作品の概説があり、これだけでも非常に価値があり素晴らしい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年8月31日に日本でレビュー済み
まず、ぶ厚いのに驚く。
そして、その内容の情報量に驚く。

収録してある数は、もちろん上原正三氏が書いた星の数ほどある作品の中の
ほんの、一片にすぎないのだが、そのセレクトに
編集者たちの愛が感じられる。

シナリオ選集という事で本の内容の殆どがシナリオ再録。
上原正三氏のコメント等は、オマケのDVDで見てくれ!という作りになっている。

5000円超の値段だがmこの内容とページ数で、十分に元は取れてる感があるのだが
オマケのDVDの撮影が、お世辞にも良いとは言えず・・・
寄りを狙っているカメラがやたらと動くので非常に見づらい。
ホワイトも取ってないのか色も少々おかしい。
カメラはそんなに動かなくてよかったのではないか?
あと、上原正三氏の書斎ではないのでバックの書棚を意識した構図も無用だったのでは?
と、思ったが、まあオマケなんでいいかと
思い直した。

とにかく、これが出版できたのが素晴らしい!よくやった!と褒めてあげたい。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年8月7日に日本でレビュー済み
 70・80年代の特撮・アニメを語る上で上原の存在を欠かすことはできない。シナリオに込めた思想や10年以上子供向け番組に取り組み続けた姿勢は、視聴者だけでなく多くのシナリオライターに影響を与えただろう。
 今回最良の資料ともいうべき彼のシナリオ集が出版されたことは喜ばしいことである。
 子供だましではない上原の姿勢・思想は、シナリオライター志望の人間だけでなく、彼の作品に感動・共感したすべての世代に読んでほしい一冊である。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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