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有坂銃: 日露戦争の本当の勝因 (光人社ノンフィクション文庫 622) 文庫 – 2009/10/30
兵頭 二十八
(著)
- 本の長さ199ページ
- 言語日本語
- 出版社潮書房光人新社
- 発売日2009/10/30
- 寸法10.8 x 0.9 x 15.3 cm
- ISBN-104769826222
- ISBN-13978-4769826224
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登録情報
- 出版社 : 潮書房光人新社 (2009/10/30)
- 発売日 : 2009/10/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 199ページ
- ISBN-10 : 4769826222
- ISBN-13 : 978-4769826224
- 寸法 : 10.8 x 0.9 x 15.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 719,063位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 153,607位文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある程度軍事に関心のある方々は、兵頭氏の著作に一度は目を通したことがあることと思います。兵頭氏の著作はどれでも、緻密で正確な資料の読み込みが感じられる斬新な視点のものばかりです。この本も例外ではありません。
ところで、この本は、「アリサカ・ライフル」の生みの親である有坂成章の伝記です。
有坂は小銃だけではなく様々な砲や砲弾や信管その他の開発に携わったわけですが・・・・・。
ネタばらしになるので、もうこれ以上書きません。
とにかく読んでください。軍事に興味のある人なら必ず魅きこまれますよ。
ところで、この本は、「アリサカ・ライフル」の生みの親である有坂成章の伝記です。
有坂は小銃だけではなく様々な砲や砲弾や信管その他の開発に携わったわけですが・・・・・。
ネタばらしになるので、もうこれ以上書きません。
とにかく読んでください。軍事に興味のある人なら必ず魅きこまれますよ。
2015年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったです。
値段もう少し安くて良かったです。
又お願いします。
値段もう少し安くて良かったです。
又お願いします。
2015年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
太平洋戦争中の日本兵の狙撃用銃にアリサカというのが米軍の記録にあったが何のことかよく判らなかったが、この本ですっきりした。
小銃もさることながら、この本の前半に書かれている大砲の信管の説明が大変良い。
小銃もさることながら、この本の前半に書かれている大砲の信管の説明が大変良い。
2010年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
有坂銃そのものの説明よりも、有坂成章の伝記+野砲の説明と言った感が強い。とりあえず、有坂銃の優秀さは理解できるようになるが、野戦砲の性能がロシアより劣っていたから、有坂銃が日露戦争の勝因だったとこじつけている感じもする。有坂銃が日露戦争の勝因だったと言う証拠をもっと明確にして欲しい。
2014年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前から欲しかったものですが、神田の古書店を探しても見当たらなかったものが、容易に入手でき感謝しています。
2009年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
熊撃ちに「またぎ」が使う「村田銃」を手にしてみたことがある。設計者のバランス感覚の良さを感じさせたが、そうか、あれは民間の狩猟用に、軍用とは別に製造・販売されたものだったんだ、どうりで。
三八式歩兵銃も手に取って見たことがある。評価の分かれる兵器だが、命中率は悪くないものの完成品にバラツキがあって個別的な扱いが必要なため、部品交換したあとなど、かなり調整に手間どったと作家「五味川純平」氏が自らの体験を何かに書いていた。
「斬込み隊」とて白刃を揮って敵陣に切り込んだりする攻撃ではない。また「突撃」も、横一線に並んで銃剣を先に突っ込むような攻撃ではない。あれは一種の比喩的文学表現にすぎないと、やはり、評論家「山本七平」氏が書いていた。実際、「斬込み隊」とは、夜陰に紛れて敵陣内に侵入し手榴弾や地雷などを投じてくる攻撃方法であり、「突撃」は、地物に沿いながら小銃を連射しつつ急速前進する攻撃姿勢をとることだったというのが本当のところ。
日露戦争での日本軍勝利は、以上のごとき前提のもと、駐退復坐機構を完備した露軍野戦砲に対する日本軍野戦砲陣の劣勢を、歩兵の主兵器だった三十年式有坂銃が射撃性能の優越で辛くも跳ね返した勝利だったと、著者は解く。
日本陸軍が、第2次大戦の最後まで、三十年式の後継・三八式歩兵銃を棄てられなかったのは、自動小銃採用に伴う桁違いの発射弾数増加に応じるだけの弾薬補給体制を構築する目処が立てられなかったためだったと解く。
本書、兵頭二十八氏らしく、総じて手堅い研究に裏付けられた兵器技術への具体的な解説で、いわゆる通説なるものが、どこで誤ったのか、なにゆえに誤っているかを、じつに、すっきりと解き明かしている。
たんにメカオタクな分野に止まらず、戦争というものを本当の意味で理解するのに必要とされる軍事行政への理解も、兵器開発者「有坂茂章」の軌跡を追う本書によって得ることができるといえよう。
三八式歩兵銃も手に取って見たことがある。評価の分かれる兵器だが、命中率は悪くないものの完成品にバラツキがあって個別的な扱いが必要なため、部品交換したあとなど、かなり調整に手間どったと作家「五味川純平」氏が自らの体験を何かに書いていた。
「斬込み隊」とて白刃を揮って敵陣に切り込んだりする攻撃ではない。また「突撃」も、横一線に並んで銃剣を先に突っ込むような攻撃ではない。あれは一種の比喩的文学表現にすぎないと、やはり、評論家「山本七平」氏が書いていた。実際、「斬込み隊」とは、夜陰に紛れて敵陣内に侵入し手榴弾や地雷などを投じてくる攻撃方法であり、「突撃」は、地物に沿いながら小銃を連射しつつ急速前進する攻撃姿勢をとることだったというのが本当のところ。
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日本陸軍が、第2次大戦の最後まで、三十年式の後継・三八式歩兵銃を棄てられなかったのは、自動小銃採用に伴う桁違いの発射弾数増加に応じるだけの弾薬補給体制を構築する目処が立てられなかったためだったと解く。
本書、兵頭二十八氏らしく、総じて手堅い研究に裏付けられた兵器技術への具体的な解説で、いわゆる通説なるものが、どこで誤ったのか、なにゆえに誤っているかを、じつに、すっきりと解き明かしている。
たんにメカオタクな分野に止まらず、戦争というものを本当の意味で理解するのに必要とされる軍事行政への理解も、兵器開発者「有坂茂章」の軌跡を追う本書によって得ることができるといえよう。