中古本だから多少の汚れはあるかも?と思っていましたが
意外や意外!本は新刊のごとくきれいでした。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
銀翼、南へ北へ: 軍航空の多彩な舞台 (光人社ノンフィクション文庫 801) 文庫 – 2013/9/30
渡辺 洋二
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥859","priceAmount":859.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"859","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"G5UaiilJ9Bk1bLulzgYmZVemg3WT5mMMSTG%2Ble3%2BkSolJypJhS2HY28ev8PduFAV%2BPTGSOxhLi46m4j6rqkCkyoYoNm7XyiGrNfKRcmy4L4%2FjBF95E0TWQULTNrJU7EVXdAVBGu4tG8%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社潮書房光人新社
- 発売日2013/9/30
- 寸法10.8 x 1.1 x 15.2 cm
- ISBN-104769828012
- ISBN-13978-4769828013
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 銀翼、南へ北へ: 軍航空の多彩な舞台 (光人社ノンフィクション文庫 801)
¥859¥859
最短で6月10日 月曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥912¥912
最短で6月10日 月曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥838¥838
最短で6月9日 日曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 潮書房光人新社 (2013/9/30)
- 発売日 : 2013/9/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 261ページ
- ISBN-10 : 4769828012
- ISBN-13 : 978-4769828013
- 寸法 : 10.8 x 1.1 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,071,281位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
3グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年9月25日に日本でレビュー済み
長短はあるが日本軍が10編、米軍が2編の短編による多様な戦史。
1)昭和17年夏のソロモン諸島とラバウルの空の戦い。本書11番目の論考「ワイルドキャットの真価をさぐる」と併読すると日本軍の弱点と米軍の強さを比較対照できる。ただp13の写真(一式陸攻の高い技量を示している)のキャプションの「昭和18年」は誤記、17年が正しい。
2)ソロモンの「零観」の過酷な戦記。もともと観測・偵察を目的とした複葉複座の機を運動性が良いとして無理やり空戦に投入した上層部の誤り。善戦したという従来説は全くの誤り。
3)北の空での予想外の善戦。アリューシャン列島西部空域と千島列島北部の占守島を基地とした二式水戦の迎撃戦の戦果。B-17E、B-24、B-25等の爆撃機を撃墜破し米軍の進攻を阻んだ。
4)語られざる兵器整備学生。兵器整備の責任者たる士官の速成教育。導入が遅すぎ、わずか3期しか送りだせず人員も少なすぎ無念な結果に終わった。
5)「鐘軌」と「雷電」。B-29が飛行する1万メートルの高空で戦闘することが不可能の機体に求められた迎撃戦闘。陸軍は武装を除き体当たり特攻隊を編成したがわずかの撃墜破を記録したに留まる。結局日本軍は高高度戦闘機を送り出せず。
6)上向き銃装備の四式戦「疾風」。海軍は「斜め銃」を「月光」、「彗星」、零戦、「雷電」に装備。陸軍は「上向き銃」を「屠龍」、百式司偵に装備した。偶然入手した写真が明らかにした「疾風」試験的に付けられた「上向き銃」。果たして有効であったかは疑問が残る。
7)夜間戦闘機に変身しようとした「銀河」。優れた中型爆撃機が夜間戦闘機として活用できた実例はドイツ空軍のユンカースJu-88だが、「銀河」は大きすぎ複雑過ぎた。さらに夜間戦闘で必需のレーダー技術の遅れが足を引っ張った。敵も一ランク上のB-29では。
8)「戦争の幕を引くべき時期の」昭和20年3月、九州と四国沖の苛烈な戦闘。陸軍「飛龍」も加わった海軍第5航艦350機が米空母艦隊に立ち向かうが、正規空母「フランクリン」大破以外に戦果を上げられず散華。源田実大佐率いる343空も投入、ロケット特攻機「桜花」の悲惨な命運。
9)敗戦直前昭和20年8月9日から13日の関東近海の<完敗>の戦闘の真実。新鋭機「流星」はおろか陸軍95式練習機「赤トンボ」まで、さらに夜間戦闘機302空も爆装して投入。しかし、この作戦を指揮した<錯乱>した司令部の責任がのちの問われることはなかった。
10)俗称「厚木航空隊」の偽りの戦記を暴く。「302空の森岡寛大尉が降伏使節機の緑十字機を追撃した」という作家相良俊輔「戦史小説」に書かれた誤りを徹底論破。
11)米海軍F-4F「ワイルドキャット」艦上戦闘機の<実力>再評価。カビのはえた<零戦神話>は捨てようという驚愕の論考。有効な攻撃力、防弾装備を有し旧式なところがあっても蛮用に耐える実用性の高さ、搭載数を増やす巧妙な主翼折りたたみ装置、長所を活かす戦術の採用などが、士官エース笹井醇一中尉、新郷英城大尉を葬る戦果に。日本軍の進撃を押しとどめ反撃に転じた実力を正しく評価されるべきであるという結論。
12)27年間第一線にたった多目的双発攻撃・爆撃機のダグラスA-26インベーダー。第二次大戦(とくに欧州戦線)、朝鮮戦争、ベトナム戦争で活躍した「強力な狩人」。朝鮮の空へむかった機が飛び立ったのは芦屋、岩国、板付、美保、小牧から。
<あとがき>で著者は<依頼原稿>か<持込原稿>か分かるかと質問されている。評者の判断は前者は1,3,5,7、8、9、12だが、どうだろうか。
1)昭和17年夏のソロモン諸島とラバウルの空の戦い。本書11番目の論考「ワイルドキャットの真価をさぐる」と併読すると日本軍の弱点と米軍の強さを比較対照できる。ただp13の写真(一式陸攻の高い技量を示している)のキャプションの「昭和18年」は誤記、17年が正しい。
2)ソロモンの「零観」の過酷な戦記。もともと観測・偵察を目的とした複葉複座の機を運動性が良いとして無理やり空戦に投入した上層部の誤り。善戦したという従来説は全くの誤り。
3)北の空での予想外の善戦。アリューシャン列島西部空域と千島列島北部の占守島を基地とした二式水戦の迎撃戦の戦果。B-17E、B-24、B-25等の爆撃機を撃墜破し米軍の進攻を阻んだ。
4)語られざる兵器整備学生。兵器整備の責任者たる士官の速成教育。導入が遅すぎ、わずか3期しか送りだせず人員も少なすぎ無念な結果に終わった。
5)「鐘軌」と「雷電」。B-29が飛行する1万メートルの高空で戦闘することが不可能の機体に求められた迎撃戦闘。陸軍は武装を除き体当たり特攻隊を編成したがわずかの撃墜破を記録したに留まる。結局日本軍は高高度戦闘機を送り出せず。
6)上向き銃装備の四式戦「疾風」。海軍は「斜め銃」を「月光」、「彗星」、零戦、「雷電」に装備。陸軍は「上向き銃」を「屠龍」、百式司偵に装備した。偶然入手した写真が明らかにした「疾風」試験的に付けられた「上向き銃」。果たして有効であったかは疑問が残る。
7)夜間戦闘機に変身しようとした「銀河」。優れた中型爆撃機が夜間戦闘機として活用できた実例はドイツ空軍のユンカースJu-88だが、「銀河」は大きすぎ複雑過ぎた。さらに夜間戦闘で必需のレーダー技術の遅れが足を引っ張った。敵も一ランク上のB-29では。
8)「戦争の幕を引くべき時期の」昭和20年3月、九州と四国沖の苛烈な戦闘。陸軍「飛龍」も加わった海軍第5航艦350機が米空母艦隊に立ち向かうが、正規空母「フランクリン」大破以外に戦果を上げられず散華。源田実大佐率いる343空も投入、ロケット特攻機「桜花」の悲惨な命運。
9)敗戦直前昭和20年8月9日から13日の関東近海の<完敗>の戦闘の真実。新鋭機「流星」はおろか陸軍95式練習機「赤トンボ」まで、さらに夜間戦闘機302空も爆装して投入。しかし、この作戦を指揮した<錯乱>した司令部の責任がのちの問われることはなかった。
10)俗称「厚木航空隊」の偽りの戦記を暴く。「302空の森岡寛大尉が降伏使節機の緑十字機を追撃した」という作家相良俊輔「戦史小説」に書かれた誤りを徹底論破。
11)米海軍F-4F「ワイルドキャット」艦上戦闘機の<実力>再評価。カビのはえた<零戦神話>は捨てようという驚愕の論考。有効な攻撃力、防弾装備を有し旧式なところがあっても蛮用に耐える実用性の高さ、搭載数を増やす巧妙な主翼折りたたみ装置、長所を活かす戦術の採用などが、士官エース笹井醇一中尉、新郷英城大尉を葬る戦果に。日本軍の進撃を押しとどめ反撃に転じた実力を正しく評価されるべきであるという結論。
12)27年間第一線にたった多目的双発攻撃・爆撃機のダグラスA-26インベーダー。第二次大戦(とくに欧州戦線)、朝鮮戦争、ベトナム戦争で活躍した「強力な狩人」。朝鮮の空へむかった機が飛び立ったのは芦屋、岩国、板付、美保、小牧から。
<あとがき>で著者は<依頼原稿>か<持込原稿>か分かるかと質問されている。評者の判断は前者は1,3,5,7、8、9、12だが、どうだろうか。