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免疫革命 単行本 – 2003/7/11
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現代医学はなぜ病気を治さないのか? 免疫力の向上が病気の治癒をもたらすのはなぜか?
誰もこたえてこなかった疑問を、世界的免疫学者が科学的かつ徹底的に解き明かします。免疫学から見れば、ガンは決して特別な病気、怖い病気ではありません。ガンの原因は、身体的・心理的ストレスによる免疫抑制にほかなりません。現在のガン三大療法(手術・抗ガン剤・放射線)はどれも、身体に激しいストレスを加えるため、真の治癒をもたらしません。ガンを治すには、根本原因となっているストレスをとりのぞくことが何よりも重要なのです。また、アトピーにも、薬に頼らない治癒の道があります。膠原病や腰痛といった難病・慢性病の治療方針も紹介します。薬任せの対症療法から、免疫に注目した根本的原因解決療法へ、二十一世紀の新しい医学の地平を拓く、画期的な免疫学がここにあります。
ストレスがガンをつくるメカニズムがわかった
精神的・肉体的ストレスがかかると、自律神経のバランスが交感神経優位へと大きくぶれ、顆粒球が増えすぎて、病気の原因をつくります。たとえば、働きすぎ たり、つらい悩みを抱えていると、それがストレスとなって交感神経が過剰に優位になり、顆粒球が増えすぎます。じつは、顆粒球は細菌などの外来抗原への対 応だけでなく、組織の再生を促す役割も担っています。ですから、顆粒球が増えすぎると、組織の再生が過剰に進みます。顆粒球はアポトーシス(自殺)しなが ら組織の再生を促しますが、その際に活性酸素をまきちらします。顆粒球が過剰に処理を行うと、組織がはげしく活性酸素にさらされ、その増殖関連遺伝子に異 常が起こり、ガンが発生します。これが、ストレスが原因となって発ガンする基本的なしくみです。こうしたメカニズムが理解できると、ストレスが免疫力を低下させて多様な病気を起こすことを実証し、理論立てることができます。病気発症のベースをつくっているのはストレスです。つまり、ストレスをなくさないことには、病気の根本的な治癒はないのです。薬を使えば一時的に症状を抑えられますが、ストレスが あるかぎり、病気の芽は摘まれません。また、現代医学の強い薬を使用すれば、その薬の成分自体が、ストレスとなります。
三大療法ではガンは治らない
たとえば、ガンの三大療法(手術、抗ガン剤(化学)治療、放射線治療)はどれも身体に強いストレスをかけます。だから三大療法ではガンが治らないのです。 ガンを治すどころか、ガンを治りにくくする体調をつくりだしているのが、三大療法の現実なのです。また、ガンは怖い病気だ、と恐れる気持ちも大きなストレ スとなり、身体を交感神経優位の体調にし、発ガンを促してしまいます。逆に、ストレスを根本からとりのぞき、副交感神経優位の体調をつくりだす治療をすれ ば、ガンは自然退縮に向かいます。ストレスを受けるような治療(三大療法を含む)を避け、ガンに対する恐怖を捨てることこそ、ガンの治癒への道なのです。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社インターナショナル
- 発売日2003/7/11
- ISBN-104770025173
- ISBN-13978-4770025173
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商品の説明
出版社からのコメント
内容(「MARC」データベースより)
著者について
新潟大学大学院医歯学総合研究科教授(国際感染医学・免疫学・医動物学分野)。1947年青森県生まれ。東北大学医学部卒。米国アラバマ大学留学中の1980年に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を作製、1989年には、それまで胸腺でのみつくられるとされていたT細胞が、じつは肝臓や腸管上皮でもつくられていることをつきとめ、胸腺外分子T細胞を発見した。1996年、白血球の自律神経支配のメカニズムをはじめて解明。さらに、1999年には、マラリア感染の防御が胸腺外分子T細胞によって行われることを発見。2000年には、百年来の通説、胃潰瘍=胃酸説を覆す顆粒球説を米国の医学誌Digestive Diseases and Sciences に発表し、大きな衝撃を与える。数々の重要な発見を達成し、英文論文の発表数は200本以上にのぼる。国際的な場で精力的に研究成果を発表、活躍し続けている、世界的免疫学者。著書に『未来免疫学』『絵でわかる免疫』『免疫学問答』など。
登録情報
- 出版社 : 講談社インターナショナル (2003/7/11)
- 発売日 : 2003/7/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4770025173
- ISBN-13 : 978-4770025173
- Amazon 売れ筋ランキング: - 108,135位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 183位自然治癒力・免疫力
- カスタマーレビュー:
著者について

1947年、青森県生まれ。東北大学医学部卒業。現在、新潟大学大学院医歯学総合研究科教授(国際感染医学講座免疫学・医動物学分野)。米国アラバマ大学 留学中の1980年に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を作製。89年、胸腺外分化T細胞の存在を発見。96年、白血球の自律神経 支配のメカニズムを初めて解明。国際的な場で精力的に研究結果を発表し続け、免疫学の最前線で活躍(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『マンガで教えて安保教授!病気にならない免疫学』(ISBN-10:4837671381)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
とても勉強になりました。皆様にもぜひ読んでいただきたい。
ならば、自分で治さなきゃ!
安保先生、亡くなられたそうで
お悔やみもうしあげます。
やはり最強の免疫力はワクチンしか無い自分の結論へ。
事、新型コロナに対してですが。
免疫力を知る、上げるが対象で読むのなら
実用的な事はそこまで情報量が無いので不向きかと思います。
著者のファンであるのなら為になるお話が垣間見れるかもしれません。
人気のある先生だったので出版されてる色々な書籍、高評価なレビューを見て買いました。
色々なお医者さんの診断がレポートな形で出てきて構成されています。
癌の構成も出て来てやはりこういう病気も絡むのかと本の構成に対して一歩引いて読みました。
全6章の構成、以下、素人なりに本書で得た知識です。
交感神経支配を受ける顆粒球
顆粒球の生存期間はわずか1~2日
骨髄→血流→最終的には粘膜で死亡する流れ
ストレスで過剰増殖し、組織を破壊(膠原病、膵炎、突発性難聴、がんになる)
(新生児黄疸のメカニズムも顆粒球により説明されます)
肝炎患者(インターフェロン治療)では顆粒球が激減する
現代医療は、消炎剤・解熱剤を多用することで血流を悪くし、顆粒球による自然な治癒反応を止めてしまう→病の慢性化を招く、つまり逆効果を招いている
顆粒球減少・衰退→ふだん隠れていた古い免疫システムが目覚める
古い免疫系とは、魚のエラから発達した内在性免疫。胸腺外分化T細胞(安保氏が発見)といい、消火管、肝臓、外分泌腺、子宮にある
これが海→陸の進化に伴い、外来抗原向け免疫(胸腺や骨髄で造られる胸腺T細胞)となる
現代医療で顆粒球(新参者免疫)を叩く治療をすると古い免疫システムが暴走しT細胞やB細胞がさらに組織を攻撃するので、炎症が止まらない→全身病を誘発
ただし、この炎症は組織修復目的で起こるものなので、こちらも消炎剤・鎮痛剤で抑えるのは逆効果とのこと
本書では第5章に免疫の基本がまとめられています。その為、第5章から読んだ方が分かりやすいと思います。
免疫学
白血球とは
①マクロファージ
②顆粒球
③リンパ球
①②は貪食能(どんしょくのう)で大きな粒子の異物に対応
③は小さな粒子の異物に対応
貪食ではなく接着分子で異物を捉えて処理
普段は休眠状態だか、①の指令(サイトカイン)で目覚める
①は、②や③に情報伝達物質(サイトカイン)を出し活性化、同時にお片付け(最終的に貪食)するので、免疫の司令塔・親分である
③には、NK細胞、T細胞、B細胞があり、しょう液性炎症を起こす
NK細胞とT細胞は自ら異物へ向かう細胞性免疫で、B細胞は受容体を付けた抗体を体液に放出する液性免疫である
興味深いのは、現在でも原因不明とされる妊娠中毒症(現在の妊娠高血圧症)のメカニズムについても触れられていることです。
母体内の胎児は、増殖し続ける細胞(なんとがん細胞と同スピード)で、母体は胎児細胞迷走の危機にさらされているそうです。
通常はそのような迷走は起きないようですが、交感神経緊張状態にさらされると古い免疫システムが過剰に活性化し、胎児を異常細胞と認識してしまい、攻撃してしまうのだそうです。それにより高血圧や腎炎を発症とのこと。
妊娠高血圧症は自己抗体過剰状態、胎児細胞の母体迷走を防御する作用、とのこと。
免疫とは、「異常自己」を認識し速やかに排除する仕事、と総括されています。
これは「新・免疫革命」にも通じる点で、本書を読んでから「新」を読めば、ベースがあるのでかなり理解しやすいと思います。
著者が主張していることは決して非常識なことではない. それぞれの主張内容は,ストレスをなくすこと,からだをあたためること,くすりにたよりすぎないことなど,もっともなことだ. しかし,それを全部あつめると,現代医学にするどく,きりかかってくる.