上司に勧められて購入しました。
読みやすいけれどおもしろく、今の自分を振り返って色々と考えさせられました。
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木を植えた人 単行本 – 1989/10/1
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- 本の長さ52ページ
- 言語日本語
- 出版社こぐま社
- 発売日1989/10/1
- ISBN-104772190066
- ISBN-13978-4772190060
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登録情報
- 出版社 : こぐま社 (1989/10/1)
- 発売日 : 1989/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 52ページ
- ISBN-10 : 4772190066
- ISBN-13 : 978-4772190060
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- - 192位フランス文学研究
- - 251位フランス文学 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月26日に日本でレビュー済み
読みやすい絵本でしたが、何十年という年月の流れと、一人の人の生き方とその生き方が周りに及ぼした影響について、文字だけでも視覚的に浮かぶような描写で書かれていました。
絵本ではありますが、子供に読み聞かせても話が理解できるか分からないなと思いました。それでもどのような解釈をするか、読み聞かせてみたい気もします。
ビジネスで成功した、などとは違い、誰もが評価するというわけではないですが、自分の生き方を見事に亡くなるまで貫き通したエルゼアール・ブフィエの人生は、すごい深みを持っているなと思いました。
カエデを1万本植林しようとして全滅したりなど、失敗も経験しながらも「そういうこともあるさ」と実行を緩めずに突き進んでいった一貫性が凄いなと思いました。
絵本ではありますが、子供に読み聞かせても話が理解できるか分からないなと思いました。それでもどのような解釈をするか、読み聞かせてみたい気もします。
ビジネスで成功した、などとは違い、誰もが評価するというわけではないですが、自分の生き方を見事に亡くなるまで貫き通したエルゼアール・ブフィエの人生は、すごい深みを持っているなと思いました。
カエデを1万本植林しようとして全滅したりなど、失敗も経験しながらも「そういうこともあるさ」と実行を緩めずに突き進んでいった一貫性が凄いなと思いました。
2011年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「木を植えた人」が届きました。
作者はジャン・ジオノ。
フランスの作家です。
主人公のブフィエは実在しない人物。
でも,なんて生き生きと書かれていることでしょう。
実在していたかのように,この短い小説のなかで息づいています。
僕たちが「自然のなすワザ」と見ている森林なども,ちょっとしたら,このブフィエのような人が黙々とただひたすらに続けていった結果なのかもしれません。
短い物語なので,筋を詳しく記す代わりに,訳者の原みち子さんの「あとがき」を一部紹介しましょう。
===========
『木を植えた人』は激しい,英雄的に見える行為を描いているのではないことは無論ですが,「あなたのできることをできるときにすこしずつしましょう」といっているのでもありません。
ほんとうに世を変えるのは,権力や富ではなく,また,数と力を頼む行動や声高な主張でもなく,
静かな持続する意志に支えられた,力まず,目立たず,おのれを頼まず,速攻を求めず,ねばり強く,無私な行為です。
これは並大抵のものではない。
それにもかかわらず,この本は私たちに指針をあたえ,励ましてくれます。
生命は自分だけのものではないことを知っている人が静かに放射する愛を私たちは感じます。
それは私たち一人一人に尊厳をあたえ,個々の人間を宇宙の調和のなかに組みこむ力,ジオノが『木を植えた人』のなかで神ということばを使って
いる存在を,
私たちも自分の深みにおいて知っているからです。
逆説的にきこえますが,人と共有することのできない深奥に語りかけるその存在を通じてのみ,
私たちは一人で静かに立ちつつ,ほかの人々と真につながり,
ジオノが「人間に与えられている力は大したものだ」というその力を発揮することができるのです。
===========
人と人がつながるためにまず自分として何をしなければならないかがわかる本。
皆さんに推薦します!
作者はジャン・ジオノ。
フランスの作家です。
主人公のブフィエは実在しない人物。
でも,なんて生き生きと書かれていることでしょう。
実在していたかのように,この短い小説のなかで息づいています。
僕たちが「自然のなすワザ」と見ている森林なども,ちょっとしたら,このブフィエのような人が黙々とただひたすらに続けていった結果なのかもしれません。
短い物語なので,筋を詳しく記す代わりに,訳者の原みち子さんの「あとがき」を一部紹介しましょう。
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『木を植えた人』は激しい,英雄的に見える行為を描いているのではないことは無論ですが,「あなたのできることをできるときにすこしずつしましょう」といっているのでもありません。
ほんとうに世を変えるのは,権力や富ではなく,また,数と力を頼む行動や声高な主張でもなく,
静かな持続する意志に支えられた,力まず,目立たず,おのれを頼まず,速攻を求めず,ねばり強く,無私な行為です。
これは並大抵のものではない。
それにもかかわらず,この本は私たちに指針をあたえ,励ましてくれます。
生命は自分だけのものではないことを知っている人が静かに放射する愛を私たちは感じます。
それは私たち一人一人に尊厳をあたえ,個々の人間を宇宙の調和のなかに組みこむ力,ジオノが『木を植えた人』のなかで神ということばを使って
いる存在を,
私たちも自分の深みにおいて知っているからです。
逆説的にきこえますが,人と共有することのできない深奥に語りかけるその存在を通じてのみ,
私たちは一人で静かに立ちつつ,ほかの人々と真につながり,
ジオノが「人間に与えられている力は大したものだ」というその力を発揮することができるのです。
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人と人がつながるためにまず自分として何をしなければならないかがわかる本。
皆さんに推薦します!
2017年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何時の時代も、本質的に世の中を変えていけるという人は、
自分の肉体と精神力とを、フル活動できた人なのかも知れない。
現代の日本でも実践者がおられますが、本当に凄いです。
その共鳴者は、もちろん必要ですが、
たった一人であっても、
自ら行動を起こし続けられる人で在りたいものです。
わずか40ページほどの作品です。
何回も何回も、繰り返し読ませてもらいます。
自分の肉体と精神力とを、フル活動できた人なのかも知れない。
現代の日本でも実践者がおられますが、本当に凄いです。
その共鳴者は、もちろん必要ですが、
たった一人であっても、
自ら行動を起こし続けられる人で在りたいものです。
わずか40ページほどの作品です。
何回も何回も、繰り返し読ませてもらいます。
2016年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一応子どもの本なのですが、子どもにとっては難しいかもしれません。ですが、成長するにしたがって徐々に意味が分かるようになり、筆者が何を言いたいのか感じることができるのではないかと思います。とても良い本でした。
2011年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
解説抜きだと42ページの短い作品。
だけど、これ以上の創作は何一つ必要ないんだろな。
何の迷いもなくただひたすら一つの事だけに打ち込める日が自分にも来るだろうか。
雑念が多過ぎるな自分...。
だけど、これ以上の創作は何一つ必要ないんだろな。
何の迷いもなくただひたすら一つの事だけに打ち込める日が自分にも来るだろうか。
雑念が多過ぎるな自分...。
2017年8月28日に日本でレビュー済み
人住まぬこの地に木を植えはじめて
もう3年になる。1日100個以上、
今までに10万個の実を植えた。
そこから2万本の芽が出た。
そのうち半分は育たない。ネズミやリスにかじられるし
人の思いをはるかに越えた神の御摂理が働くから。
なにもなかったこの地にいま
1万本の樫が育っている…。
「ほんとうに世を変えるのは、
静かな持続する意志に支えられた、
力まず、目立たず、速効を求めず、
ねばり強く、無私な行為」
「人間に与えられている力は
たいしたものだ」という言葉が
あとがきにある。
人は人に支えられ、
いのちはつながっている。
みんなに1日24時間が
与えられ、自由に使える。
きょう撒く種の大切さを改めて思い、
ルターの言葉
「たとえあす、地球が滅びようとも
わたしはリンゴの木を植える」を思った。
もう3年になる。1日100個以上、
今までに10万個の実を植えた。
そこから2万本の芽が出た。
そのうち半分は育たない。ネズミやリスにかじられるし
人の思いをはるかに越えた神の御摂理が働くから。
なにもなかったこの地にいま
1万本の樫が育っている…。
「ほんとうに世を変えるのは、
静かな持続する意志に支えられた、
力まず、目立たず、速効を求めず、
ねばり強く、無私な行為」
「人間に与えられている力は
たいしたものだ」という言葉が
あとがきにある。
人は人に支えられ、
いのちはつながっている。
みんなに1日24時間が
与えられ、自由に使える。
きょう撒く種の大切さを改めて思い、
ルターの言葉
「たとえあす、地球が滅びようとも
わたしはリンゴの木を植える」を思った。
2017年11月4日に日本でレビュー済み
誰からも言われることなく自身の人生を人々にささげたというお話。
私もそうなれるだろうか? そうなりたいものだ。
私もそうなれるだろうか? そうなりたいものだ。