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友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学 単行本 – 2011/7/1
ネットコミュニティも大注目のダンバー教授の超面白・進化心理学。
驚きの新発見満載!
・友達や上手くいく仲間の数は150人まで(ダンバー数)。
・ネットワークは3の倍数で増える。
・言葉の起源は、サルの毛づくろい。
・一夫一婦が、脳を発達させた。
・家族いっしょの人のほうが健康。
・たがいの信頼を高める脳内物質がある。
・集団で笑うのはヒトだけ。その理由は・・
・肌の色はビタミンで決まる。
・キスには進化からみた効用がある。
etc
◎著者:ロビン・ダンバー
オックスフォード大学の認知・進化人類学研究所所長。訳書に『ことばの起源』『科学がきらわれる理由』など。
::目次::
●Part 1 ヒ ト と ヒ ト の つ な が り
第1章 貞節な脳(男と女)
第2章 ダンバー数(仲間同士)
第3章 親類や縁者の力(血縁)
第4章 ご先祖さまという亡霊(民族)
●Part 2 つ な が り を 生 む も の
第5章 親密さの素(触れ合い・笑い・音楽)
第6章 うわさ話は毛づくろい(言葉・物語)
第7章 今夜、ひとり?(魅力)
第8章 エスキモーのあいさつ(キス・匂い・リスク)
第9章 ずるいあなた(婚姻)
●Part 3 環 境 や 人 類 と の つ な が り
第10章 進化の傷跡(肌の色・体質)
第11章 進化の邪魔をするやつはどいつだ?(進化と欲望)
第12章 さよなら、いとこたち(絶滅の罠)
第13章 こんなに近くてこんなに遠い(人類の起源)
第14章 ダーウィン戦争(進化と創造)
●Part 4 文 化 ・ 倫 理 ・ 宗 教 と の つ な が り
第15章 人間ならではの心って?(志向意識水準)
第16章 カルチャークラブに入るには(文化)
第17章 脳にモラルはあるのか?(道徳)
第18章 進化が神を発見した(宗教)
第19章 頭を使って長生きしよう(健康・知性)
第20章 美しい科学(芸術)
◎続々、絶賛!
今年の科学読み物ナンバーワンだろう。
----成毛眞『HONZ』honz.jp/3358
進化人類学の視点から眺めると、人間の行動がいちいち納得できる!
(★★★★ 読みごたえたっぷり、お薦め)
----竹内薫『日本経済新聞・目利きが選ぶ今週の3冊』
単なる思いつきではなく実験を行っているので信用度が高く、
単なるホラ話ではないから安心して読める。
----池内了『エコノミスト』誌
うわさ話やキスの進化的意義、ネアンデルタール人の肌の色や道徳性の起源、
笑いと音楽と宗教の関係などが縦横無尽に論じられている。
----森山和道『東京新聞・中日新聞』
第一級の語り手だけがなしうるように、私たちを魅了する本!
----『ニューサイエンティスト』
素晴らしい講義のような内容、読者は最高の満足を得られるに違いない。
----『パブリッシャーズ・ウィークリー』
- ISBN-104772695249
- ISBN-13978-4772695244
- 出版社インターシフト
- 発売日2011/7/1
- 言語日本語
- 寸法13.2 x 1.8 x 18.9 cm
- 本の長さ256ページ
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登録情報
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- ISBN-10 : 4772695249
- ISBN-13 : 978-4772695244
- 寸法 : 13.2 x 1.8 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 288,759位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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生物の行動のレパートリーに焦点を当て、
行動のメカニズムを解き明かしいくという内容になっている。
自分自身の行動と対比した際に、
その行動のプロセスを説明できるという視点を学べるという点で、
本書は役に立つといえる。
日本語では軽い感じの題名にだまされて手に取ると
どうして、かなり手強い一冊である。
友達や上手くいく集団の人数は150人まで、
というキャッチーな定義の解説はほんの1/20章。
ただ本書がすごいのは、その他19の章も
極めて高い密度で書かれている点。
しかも話題は様々な分野を自由に横断し
まさに博覧強記、衒学の宝庫。ただ最後にちらと
ラテン語を学ぶ効用なんて書かれているところは
ああやっぱり西洋の正当知識人の筆だなとニヤリ。
お笑いや音楽や宗教やらおしゃべりなど快のホルモンが分泌されて
アディクトしてしまうのは現代社会と同じでひとつの権威までに
なっているところは見逃せないところで一つの本能であるのかなぁと
感じさせてくれます。それでいてやはり不快なもを避けてしまうのも
性なのかと思ってしまいます。成功は成功を産むところ辺りが
ポジティブフィードバック的なお話でシューカツで成功体験が問われ
る理由なのかなとも思いました。
この本の内容ですが、
著者は、~~と考えている。
このことは○○大学の◇◇も論文で~~と発表している。
を繰り返しています。
論文検索をしたことがある人ならわかると思うのですが、
世に論文は無数にあるため、その理論が定説になっていなくても自分の主張に合った論文はいくらでも見つけることができます。
したがって、この本に書いてあることは著者の主張であり、定説ではないことを覚えてください。
霊長類の脳が大きくなった理由には二つの仮説があり、一般的な説は、人間が食べ物を探す際、周囲の世界を探索し、様々な問題を解決するために脳が大きくなったというもの。もう一つの説は、マキャベリ的知性仮説で、人間の持つ高度な知的能力は複雑な社会的環境への適応として進化したという説である。
アリゾナ州立大学の心理学者ダグラス・ケンリックとリチャード・キーフは、アメリカ、インド、オランダの恋人募集広告を1000点以上検証した。その結果、男性は年齢が高くなるほど、若い女性を希望する傾向があり、自分の年齢に関係なく、受胎能力が最も高い20代後半の女性を求めるケースが多かった。一方、女性は自分より3〜5歳年上の男性を希望する傾向があった。
英リヴァプール大学のジゼル・パトリックは、男性のリスク意識と生涯にもった子供の数を比較した。リスク意識は、その人の職業(消防士か事務職か)と、アンケート調査(スピードに関する考え方、危険なレジャーをするかどうか)の両面から判断した。その結果、リスクを取る男性は、そうでない男性よりも生涯にもうける子供も数が明らかに多かったのである。
ケンブリッジ大学のウイリアム・マックグルーは、アフリカで30年に渡ってチンパンジーの観察を行い、チンパンジーが使う道具について分析した。その結果、チンパンジーの道具と原始的な人間社会で使われた道具との違いは、チンパンジーは保存容器を持たず、魚や動物を捕る罠を作れなかったという2点のみであった。