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昭和金物屋物語 (カルト・コミックス) コミック – 2007/10/6
御茶漬 海苔
(著)
- 本の長さ146ページ
- 言語日本語
- 出版社笠倉出版社
- 発売日2007/10/6
- ISBN-104773096373
- ISBN-13978-4773096378
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登録情報
- 出版社 : 笠倉出版社 (2007/10/6)
- 発売日 : 2007/10/6
- 言語 : 日本語
- コミック : 146ページ
- ISBN-10 : 4773096373
- ISBN-13 : 978-4773096378
- Amazon 売れ筋ランキング: - 520,852位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月2日に日本でレビュー済み
大好きな御茶漬海苔さんの子供時代が気になって購入。昭和特有の乱高下・田舎でなくてもムラ社会があり親は絶対的な存在・そこでの子供はほとんど無力…あの時代にあるじわじわとした窮屈さが描かれてる。その中でも夢を持ち続け努力し、意外とうまく立ち回ってて、過去のことなのに読みながら応援してしまった。読んでしばらくこの物語のことばかり考えてる。面白かったと言っていいのかわからないけど興味深くて好きな1冊。
2014年10月21日に日本でレビュー済み
独特の線の細さと隙間の多い絵柄に、容赦のない残酷なシーンの描写、初めて読んだときはぶったまげました。
それは同じ部活動のマニアックな漫画好きの後輩が、部室に徐に氏の代表作「惨劇館」を置いていたのが始まりでした。
それから時は経ちましたが、古本屋で見かけると買わずにはいられない氏の独特の世界観に惹かれてきました。
基本はホラー漫画ですが、それよりも、私はむしろ淡々と描かれる日常の風景に恐怖を感じてきました。
それは延々と夏の日差しが降り注ぐシーンや、鳴き止むことのない蝉の声が響き渡る場面などです。
さて本作は、御茶漬海苔氏の少年時代、彼の父母について書かれた自伝であります。
こんな作品があるということも初めて知りましたし、ホラー作品以外とはいえ、氏が実話を描いていることに
ある種の驚きを感じています。父母の営んでいた金物屋の栄枯盛衰を、淡々と客観的に、それでいて氏ならではの
鋭い洞察力を持って、描き切っています。
昔からの商店街がスーパーの進出で廃れ、さらには百均やコンビニが席巻する現在までの時代の流れの中で、
無骨なれども必死に生きてきた父母の姿と、少年時代から漫画家になりたいと思いつつも、金物屋に対する愛着も同時に
持っていた氏の複雑な心の揺らぎを感じ取ることが出来ます。
このような体験は、御茶漬海苔氏の、ただ怖いだけのホラー作家とは違う人間的深みのある作家性につながっている点だと感じます。
私としては、それを確信できただけでも、本作を読めた意味は大きいです。
それは同じ部活動のマニアックな漫画好きの後輩が、部室に徐に氏の代表作「惨劇館」を置いていたのが始まりでした。
それから時は経ちましたが、古本屋で見かけると買わずにはいられない氏の独特の世界観に惹かれてきました。
基本はホラー漫画ですが、それよりも、私はむしろ淡々と描かれる日常の風景に恐怖を感じてきました。
それは延々と夏の日差しが降り注ぐシーンや、鳴き止むことのない蝉の声が響き渡る場面などです。
さて本作は、御茶漬海苔氏の少年時代、彼の父母について書かれた自伝であります。
こんな作品があるということも初めて知りましたし、ホラー作品以外とはいえ、氏が実話を描いていることに
ある種の驚きを感じています。父母の営んでいた金物屋の栄枯盛衰を、淡々と客観的に、それでいて氏ならではの
鋭い洞察力を持って、描き切っています。
昔からの商店街がスーパーの進出で廃れ、さらには百均やコンビニが席巻する現在までの時代の流れの中で、
無骨なれども必死に生きてきた父母の姿と、少年時代から漫画家になりたいと思いつつも、金物屋に対する愛着も同時に
持っていた氏の複雑な心の揺らぎを感じ取ることが出来ます。
このような体験は、御茶漬海苔氏の、ただ怖いだけのホラー作家とは違う人間的深みのある作家性につながっている点だと感じます。
私としては、それを確信できただけでも、本作を読めた意味は大きいです。