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夢の終わり (CROSS NOVELS) 単行本 – 2009/4/1

4.0 5つ星のうち4.0 96個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 笠倉出版社 (2009/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 234ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4773099542
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4773099546
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 96個の評価

著者について

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火崎 勇
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東京都出身。1月5日生まれ (「BOOK著者紹介情報」より:本データは『アナタの見ている向こう側』(ISBN-10:4778110331) が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
96グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
記憶喪失で入院中の主人公を男が迎えにくるところから始まります
男は主人公を憎んでいて暴行を受ける
でもなぜ憎まれているのかは謎のまま

暴力と愛情の境界線が曖昧な不安定な主人公が魅力的でした
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年8月8日に日本でレビュー済み
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文体は好きです。
ですが、私は自分の力で人生を切り開く人が好きなので、この主人公のように恋愛相手に保護者になってもらって遺産を相続してお金持ちになるお話はあまり共感出来ませんでした。
自分でお金儲けをする才覚のある主人公ならカッコいいなと支持したと思います。
また、恋愛相手に保護者になってもらう人は重たいなと思います。
2019年2月24日に日本でレビュー済み
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最後に来て何故木津川がそれほどに憎しみを持っていたのかという「理由」が明かされますが、その理由にしては彼の「朝里」に対する態度が甘すぎる気がしました。憎しみと同時に普通なら嫌悪感をも抱くのが普通なんじゃないかと思うのですが。
記憶を失っているから別人とみなすだとか、環境のせいだったとか、とても言えないと思う。少なくとも「気に入っている」なんて台詞を言えるようになる前に、木津川には自分が信じられなくなるくらいの葛藤があるはず。単なる復讐劇に終わらない所が良いと思いますが、やっぱり不自然な気持ちは拭えない…
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年9月28日に日本でレビュー済み
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作者様の意図したとおりに、すっかり騙されてしまいました。
記憶喪失の受けとその過去や攻めに関わるミステリアスなお話で、謎を追っていく感覚が面白かったです。
贅沢を言うなら、受けに惹かれていく攻め視点のお話も読んでみたかったです。弟のことで苦悩しつつも、受けが愛しくてたまらないとか……想像しただけで萌えます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月2日に日本でレビュー済み
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いつも読み応えのある作品ばかりで、unlimitedで読めて嬉しいです。
記憶喪失で自分は過去に過ちを犯したらしい…というのはキツイと思います。しかし今回はそれを知りながら自分の側に置くことになった側がより辛いだろうなと思いました。
記憶喪失側からの作品だったので、サスペンス要素もありドキドキしながら読めましたがより苦悩の大きかった側からも読んでみたかったです。
2011年3月27日に日本でレビュー済み
確かに文章は上手い!巧いです。本当に。
内容の謎解きも、破綻がない。ちょっとしたサスペンスです。
特に残り数ページの謎解きに至っては「火曜サスペンス!」と言える位!←陳腐ですみませんm(__)m

ただ、大人しく従順に生活している受けをそれが理由で好きになるかなぁ〜・・・攻めは、大切な弟を奪われているのに、たったそんな理由で??(というのは、私がひねくれてるのかな・・・)

攻めの気持ちがイマイチ伝わりにくく、「え〜っとぉ、そんなに惚れっぽくてどうする?!」

記憶喪失の代表作の某3部作とは違う味を味わわせてもらいたかったけど、私にはイマイチでした。残念!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年3月28日に日本でレビュー済み
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ツッコミどころはあるけどそれに目をつぶれば
シチュエーションも面白いしストーリー展開もテンポ良く絶妙で
引き込まれて一気に読んで、面白くてすぐ読み返しました。
被害者の兄、木津川さんが紳士、というよりはお殿様気質で
自分の心眼を信じ見極めようとするところもまるで侍魂をもった武将のよう。
大富豪で庶民感覚がズレてるところもお殿様っぽくて好感度も魅力も100%
記憶喪失の主人公も健気で木津川さんに一途なところが可愛かったです
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年9月19日に日本でレビュー済み
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いい感じに裏切られました。

(ネタバレありです)  グループ企業のトップ経営者(身内はすべて他界している)x記憶喪失・身元不明 受け(健気美人)

 よくあるお金持ちのお家騒動というかいつの間にか兄弟が増えてるってやつですね。隠し子騒動。

しかし、隠されていたはずの子どもはなぜか記憶がない。そしてどうやら重大な犯罪に関わっているらしい。探し当てた年上の甥は(一回り以上年下と思われる)叔父を家に連れ帰り監禁、いたぶるお話かと思いきやどんどん予想外の方向にずれて行く。

 記憶もないまま監禁されて苛められているはずなのに、ある意味悠一(受け)ってものすごく生命力が強い。たおやかでなよやかに流されているように見えて決して折れることがない。
 その健気さが頑なだった木津川(攻め)の心を変えてしまう。→でろ甘生活に突入。

 火崎先生のあとがきを拝見するにどうやら木津川は一目惚れとは言わないまでもかなり早い段階で堕ちてたようです。だから悠一はあんまり苛められずに済んだんですね(笑
 だけど状況が状況だから素直に堕ちたと認めるわけにもいかず。そこで「記憶がない」のを上手いこと利用しよう、と。自分自身への言い訳だったのでしょう。
 一方悠一のほうも雛鳥のインプリンティングのごとく木津川になついてしまう。これでラブラブモードに突入できないのでは双方相当なフラストレーションがあったと思われます(笑

 ハッピーエンドを信じて読みましたが、そう来たか。さすが火崎先生、落とし処が見事です。やられました。

 楽しませていただきましたので星4つ。

 いじめられている間の
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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